- いいところ
長さが短めなので遊びやすい。
それでいてゼノブレイド1らしい王道の物語はしっかりある。
他シリーズ作とのつながりも見えてくる?
この記事にはネタバレがあります。
略称 | つなみら |
機種 | NintendoSwitch |
メーカー | モノリスソフト 任天堂 |
発売日 | 2020年(令和2年)5月29日 |
序盤の物語
最終決戦から1年。世界には平和が訪れ、全ての種族が手を取り合って復興を進めていた。
そんな最中、シュルクとメリアは行方不明となっていた皇都アカモートの探索に向かう。
しかし皇都から謎の攻撃を受け、飛行艇は「巨神肩」に墜落する。
ゼノブレイドDEの追加シナリオ
ゼノブレイド2の「黄金の国イーラ」やゼノブレイド3の「新たなる未来」追加コンテンツでしたが、この「つながる未来」はゼノブレイドDEを買えば一緒に付いてきます。
- 正式名称は「Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブエディション)」。
- 2020年5月29日発売。
- 2010年6月10日にWii向けとして発売されたゼノブレイドのSwitch版。
物語の舞台は本編が終わってから1年後。始めるといきなりラストバトル辺りのムービーが流れるので、本編が終わってから遊ぶのを強く推奨します。
本編をクリアしないと「つながる未来」を遊べない、なんてことはないです。
何なら買ってきたゼノブレイドDEのソフトをSwitchにガシッと装着して(あるいはダウンロードを完了させて)いきなりつなみらスタート! なんてこともできます。

逆に「ゼノブレイドDEを買わずにつなみらだけ単品購入」ということはできません。
単独で遊べる性質上、本編からのレベル引き継ぎはありません。
主な登場人物
シュルク
本編では主人公。こっちでも主人公だと僕は思っていましたが、仲間たちを半歩後ろから見守るポジションのようにも感じられます。
使う武器はモナド、ではなくモナド・R・EX。
未来視は使えませんが、戦い方は大まか本編と同じです。
メリア
ヒロイン。
ゼノブレイド1のヒロインは他のキャラじゃないかという意見もあると思います。僕はメリア派なので問題ありません。
つなみら内で自分たちハイエンターについて改めて考える場面があったりと、シュルクよりメリアが主人公じゃないかという気もしてきます。
キノ&ネネ
本編で仲間だったリキの子供たち。
子供と言ってもレベルは高く、回復役&盾役として活躍してくれます。キノは勇者を目指しているらしいですが、将来有望すぎる……
シュルクが言う「ラインやカルナと戦ってるみたいだった」はプレイヤーの代弁という感じ。
巨神肩の人たち
ハイエンターと機神界人(マシーナ)がもめていたり、
メリアと関係の深いキャラが出てきたり、
怪しい糸目マンが優しげな態度を取ってきたり……
ノポンジャー
巨神肩のあちこちにいるノポンたち。
イベントをクリアすることで仲間になってくれて、バトルでは「メジャー! トレジャー! ノポンジャー!」と叫びながら手助けしてくれます。
彼らがいることにより、バトル場面がノポンまみれに……
タルコ
本編では敵キャラ。こっちではかなり違うポジションです。
本編のことをよく覚えている方ほど驚くことになると思います。
バトル
ゼノブレイドは大抵3人で戦うゲーム。そしてつなみらのメインキャラはシュルク・メリア・キノ・ネネ4人。
誰か1人外れてもらわないといけない……
僕はメリアを外していました。本編もシュルク・ライン・カルナで戦うのがシンプルで遊びやすかったので、そのままの方向性です。
上で「僕はメリア派」「メリアが主人公じゃないか」とか書いていた人がそれでいいのか……
これは水戸黄門みたいなもの。黄門様が戦う場面もありますが、戦うのは大体助さん格さん。メリアは印籠を出すときまで待っていてください。
さまざまな種族
ゼノブレイド1の作中世界にはホムスだのマシーナだのいろんな種族が暮らしています。
本編が終わったとき、僕は「こいつらもめていたけど何だかんだ言ってこれから仲よくなっていくのかな」と思っていました。
しかしリアル的に考えるとそう都合よくいくわけがなく……
つなみらではハイエンターとマシーナがもめていて、変化のきっかけが出てきます。
こういうところもゼノブレイド1らしい王道のストーリーだと思います。
霧乃王
霧乃王は皇都に住み着いている怪物。
そのそばには謎の亀裂があります。
つなみらでは霧乃王が何者だったのかわからないまま。しかし詳しい方は「ゼノブレイド2のモンスターと似ていない?」と言っていたみたいです。
ゼノブレイドシリーズの他の作品をやってみると、更に同じようなものが出てきて……
「つながる未来」とは?
遊ぶ前は「何が『つながる未来』だったんだろう」という気がしていました。
実際にプレイしてみると、
- 種族間のつながり。
- 血のつながらない2人(ネタバレなので伏せておきます)のつながり。
ということを示している気がしてきます。
怪しい人は混血というつながりまくった存在を重視しているようですが、混血以外を超軽視したがっているので「つながる」という言葉から離れているんじゃないかと。
更に、後のシリーズ作に触れることで
- シリーズ間のつながり。
ゼノブレイド2は最後まで行くとゼノブレイド1とのつながりがわかる仕組みになっていました。
ゼノブレイド1は先に出た側なので、そんなのあるわけがありません。
つなみらはそういう部分をゼノブレイド1の側から補強する作品じゃないかという気もします。
終わりに
「つながる未来」は単品だとメリアの物語。ゼノブレイドシリーズの1部と考えると姉妹作とのつながりを強化するものだったんじゃないでしょうか。
この記事を書いているのはゼノブレイドクロスDEが発売される直前。ゼノクロDEにも追加部分があるみたいなので、更につなげられるのかもしれません。
ゼノブレイドシリーズ作品リンク
よろしければご覧ください。
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