世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER

SQ-HD-Remaster 2020年代
記事内に広告が含まれています。
  • いいところ
    キャラ絵を他のクラスのものと取り替えられる。
    難易度PICNICだとレベル上げしやすい。
    他にもいろいろ遊びやすく調整されている。
略称世界樹1 世界樹2 世界樹3
機種Switch Steam
メーカーアトラス
発売日2023年(令和5年)6月1日

世界樹シリーズは元々DSや3DSのソフトでした。
面白い部分はウィザードリィを意識した雰囲気、キャラメイク要素、そしてDS・3DSの下画面とタッチ操作を使ってのマッピング。

2017年3月、最新のゲーム機は3DSからSwitchへと移りました。
こっちにもタッチ操作はありますが、DSや3DSの感圧式じゃなく静電式です。世界樹シリーズが発売されてマッピングできたとしても、書き心地が変わるんじゃないのか……そもそも世界樹シリーズは出るんだろうか……

そんなことを言っていた2018年7月(世界樹X発売直前)、世界樹関係の動画がアトラスの方々によってアップロードされました。「胎動」と言えばわかる方はわかるはず。

それからまた何年かたち、「世界樹シリーズの動きが全然ない。これからどうなるんだろう……」とファンが言っていた2023年2月に本作世界樹1・2・3HDリマスターの発売が発表されました。

物語は元の世界樹1・2・3と同じですが、いろいろ遊びやすく進化しています。

グラフィックとBGM

  • 絵も音楽もかなり変わっている(比較してみるとかなりの違いがわかる)。
  • 新しい曲が追加されている。具体的には世界樹3の第6層戦闘曲。

キャラメイク要素の広がり

  • キャラ絵を他の職業からも選べる(パラディン姿のダークハンターとか作れる)。
    ただし追加されていない状態の職業は選べない。フロースガル・クロガネのイベントが全然進んでいないときのペットなど。
  • 職業ごとにキャラ絵を1枚ずつ追加。ペットの場合はゴリラ。
  • キャラ絵はいつでもギルドで変更できる。
  • 名前に漢字を使える。
  • プリンス・プリンセスはどっちがいいか自分で選べる。
  • 先着購入特典のキャラ絵が1~3それぞれにあった(今は追加コンテンツ扱い)。
    世界樹の迷宮1 ソウルハッカーズ2のリンゴとペルソナ5のジョーカー
    世界樹の迷宮2 真・女神転生3の人修羅とペルソナ4のクマ
    世界樹の迷宮3 真・女神転生のナホビノとペルソナ3のアイギス
    特典キャラ絵は作品をまたいで使えない。

個人的に最も重要と思う部分です。そのせいでこういう記事を書いています。

SQ1-Party
SQ2-Party
SQ3-Party

戦闘関係

  • 難易度を「PICNIC」「BASIC」「EXPERT」から選べる。
    「PICNIC」だと経験値アップ。レベル上げのときはピクニックにするのをオススメ。
    なお、元のDS版は「EXPERT」と同じらしい。
  • 戦闘中に強化や弱体を確認できる。
  • スキルがいろいろ変化。挑発の効果、アザーステップの最大レベルなど。

ピクニックモードが追加されたことでレベル上げしやすくなりました。ピクニックにしてうろちょろしているだけでちょっとした経験値稼ぎになります。
「バランスブレイカー」という言葉がありますが、ピクニックモードもその中に入れていい気がします。しかしそのくらいした方が遊びやすさや取っつきやすさにつながると思います。

マッピング関係

  • Switchなら携帯モードのときにできる。Steamではできない。
  • SwitchでもSteamでもオートマッピングがある。
  • アイコンの種類が増えた。
  • 宝箱を開けると自動的に「開けた宝箱アイコン」へ変化。
  • 置けるアイコンの上限が増えた(元の世界樹1はわりとすぐ足りなくなっていた)。
  • 町にいるときはマップを書けなくなった。
  • 全滅画面のときにマップを書けなくなった(急いで書き込んで引き継ぐ技を使えなくなった)。
  • オートパイロット追加。自動レベル上げのときにオススメ。

ここはちょっと残念なところ。書き心地はDS・3DSみたいな感圧式画面の方がいいです。
静電式画面でも静電式タッチペンを使うと書き心地アップになります。

セーブ関係

  • セーブ数が9枠に増えた。
  • 中断セーブできるようになった。
    中断セーブしても冒険中断にはならない(そのまま続けられる)。
    再開しただけじゃ消えないので、ボス前で中断セーブして負けたらすぐ再戦できる。
    中断セーブは普通のセーブをロードすると消える。

周回関係

  • 世界樹1・2で周回できるようになった。
  • ギルド名は新しい周回で変えられる。
  • 引き継ぐ要素はオンオフできる。所持金、メンバー、アイテム、マッピング状況など。
  • 追加職は前の周回で解禁していれば最初から使える。
  • 世界樹3のサブクラスは解禁イベントまで付けられない。前の周回で付けたサブクラスはそのまま使える。
  • 宝箱の中身は復活する。

他のいろいろなこと

  • カニ歩きできるようになった。
  • 入手制限があって1点ものだった装備品が品切れしなくなった。カースメーカーの最強防具など。
  • ソフトリセットできなくなった。
  • 名前が変わったキャラがいる。クァナーンからカナーンへ。

変わらないこと

  • 世界樹3でモンクの装備枠を1つ開けておくと……の有利なバグは元のまま。
  • 世界樹2のレベル上限アップが大変(レベル70のときに引退するとレベル71が上限になる。そしてレベル71まで上げて引退するとレベル72が上限になって……をレベル99まで繰り返す)なのは元のまま。
  • 世界樹2のFOEを倒しても経験値が入らないのは元のまま。

世界樹2はスーパーマリオ1に対するスーパーマリオ2みたいな難易度アップバージョンと思われているんだろうか……

マッピングはDSや3DSに勝てませんが、全体的に見ると遊びやすくなった分のプラスの方がずっと大きいです。今から始めるならDS版や3DS版(新世界樹1・2)よりこっちの方がオススメ。

これはこれでいいとして、世界樹4以降のリマスター版は出るのか。新世界樹3以降は出るのか。そして新作はどうなるのか……これからも注目していきたいです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました