ポケットモンスターブラック2・ホワイト2

Pokemon-BW2 2010年代
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    ポケモンBWの続きの物語。
    ポケウッドやポケモンワールドトーナメントが面白い。
略称ポケモンBW2 ポケモンB2W2
機種ニンテンドーDS
メーカー株式会社ポケモン
発売日2012年(平成24年)6月23日

以前のポケモンシリーズはマイナーチェンジ版が出ていました。赤緑の後の青ピカチュウ、金銀の後のクリスタル、という感じ。
ポケモンBW(ブラックホワイト)も同じようなものが出るだろうと言われていました。予想されていたタイトルには「グレー」「クリア(透明)」なんかがあったと思います。

そして発表されたのは「ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2」。まさかの続編でした。
ポケモンBWが2010年9月発売。そして本作ポケモンBW2は2012年6月発売。リアルの時間経過と同じく、作中も2年後の世界でした。

新主人公

ポケモンBW2にはポケモンBWと違う主人公たちが登場します。
男の子の方はBWのときと同じイケメン少年。女の子の方は頭にベーグルを付けたような髪型です。

前作の主人公は登場しません。しかしあちこちで話を聞くことができます。

チェレン

ポケモンBWで主人公のライバルだった彼は本作でジムリーダーになっています。手持ちはノーマルポケモン。
BWは赤緑への原点回帰みたいなところがあったので、彼はグリーン(金銀でジムリーダーになった)を意識しているのかもしれません。

「ジムリーダーは挑戦者に合わせてポケモンを変える」って話が初めて出たのはチェレンのジムに行ったときだったような……

ベル

こっちはポケモンを研究する博士の助手になっています。
新主人公に御三家ポケモンを渡してくれるのも彼女です。

ジムリーダーたち

顔ぶれが結構変わっています。髪色だけ変わったキャラもいます。

新ジムリーダーのホミカはどくポケモン使い。ジムに行くとホミカが仲間たちと演奏をしています。「D・O・G・A・R・S、ドガース!」という歌声も聞こえてきます。

それを聞いた僕は「ゲームで歌っている……」とは変な驚きを感じました。今はゲームで歌うなんて普通ですが、ファミコン世代からするとそうじゃないので。

チャンピオン

前作までのチャンピオンとは違う人。前作をやっていると驚く相手です。

アニポケでは普通に出番終了していたんですが、サトシ編の最終シリーズで再登場。出世したアルティメット形態になっています。

新ポケモンというか新フォルム。マイナーチェンジなどで完全に新しいポケモンが追加されるのはサンムーンからです。

ブラックキュレム・ホワイトキュレム

ポケモンBWのころからいたキュレムとゼクロム・レシラムが合体。僕はゼクロム・レシラムが食われているように感じていたので、あまり合体させませんでした。

ブラックキュレム・ホワイトキュレムはこの記事を書いている時点での最新作ポケモンSVにも登場します。捕食もとい合体アイテムのいでんしのくさびはマリナードタウンの競りで入手できます。

れいじゅうフォルム

トルネロス・ボルトロス・ランドロスの別の姿。

元のこいつらは全員が雷様みたいな姿。あまりにも同じような見た目なので「コピペロス」なんてネットで呼ばれていました。
しかし霊獣フォルムが出たことで全然違う姿を得ました。

それはともかく、まさか10年くらいたった後の仲間が増えるとは……

本作はDSのゲームですが、こっちは3DSのゲーム。
このソフトを起動させると画面に周囲が映り、シューティングゲーム的なものが開始。れいじゅうフォルムのトルネロス・ボルトロス・ランドロスを手に入れるのにもこれが必要です。ホウオウやルギアなど過去作に登場する伝説のポケモンもゲットできます。

れいじゅうランドロスは今も昔もネット対戦で人気。
かつてのトレーナーはARサーチャーを頑張ったんだろうな……

ポケウッド

自分のポケモンと一緒に映画へ出演。プレイヤーの行動によって映画の展開が変わります。

うまくいったかどうかで成績が変化。それよりもぶっ飛んだ展開にするのが面白いです。

ポケモンワールドトーナメント

過去作のトレーナーたちが登場するトーナメントに参加。シリーズをずっと遊んできた方にはたまらん話です。

登場トレーナーの例
  • タケシ、カスミ、ナツメ、グリーン、レッド……
  • ハヤト、アカネ、ミカン、イブキ……
  • ツツジ、トウキ、センリ、ダイゴ……
  • ヒョウタ、ナタネ、デンジ、シロナ……
  • デント、カミツレ、フウロ、アデク……

DSのポケモン本編はこのBW2が最後。集大成的な意味もあったのかもしれません。

ポケモン本編ではちょっと珍しい要素。キーシステムというもので操作します。

1度殿堂入りすると、B2ならチャレンジキーを入手。W2ならアシストキーを入手。
チャレンジキーは「強敵への挑戦」ということで難易度アップ、アシストキーは「アシストしてもらえる」ということで難易度ダウンです。

どっちも難易度が下がりそうな名前……そう感じるのは僕だけでしょうか。「アシスト」を聞けばこっちが難易度ダウンかなと思いますが、「チャレンジ」だけを聞くと難易度アップの他のものがありそうな気がしてきます。

なお、キーは他にも「ブラックシティとホワイトフォレストのどっちがあるか」「レジスチルとレジアイスのどっちが出てくるか」をコントロールすることにも使います。
B2とW2でキーを送信し合って相手もチャレンジ・アシストなどを使えるようにすることもできます。

ポケモンBWのパッケージ絵はブラックだと白いポケモンのレシラム。ホワイトだと黒いポケモンのブラック。こっちもパッケージ絵のポケモンをゲットできます。
タイトルの色とポケモンの色が逆になっています。ここがややこしい部分でした。

じゃあ、ポケモンBW2はどうなる……?

パッケージ絵はブラック2がブラックキュレムでホワイト2がホワイトキュレム。ゲットできるのはブラック2がゼクロムでホワイト2がレシラム。
つまりブラックを買った方はブラック2を、ホワイトを買った方はホワイト2を買うのがいいです。僕はブラックを買ってホワイト2を買いましたが。
※後にホワイトとブラック2も買いました。

前作と通信させると、本作でのイベントが増えます。2年の間何があったか語られたり。

僕はブラックをホワイト2と通信させたんですが、ホワイトの2年後にしてはおかしいということに……
ライバル的存在だったNはブラックでゼクロムを使っていました。一方、ホワイト2ではレシラムを使ってきます。前のゼクロムはどこに行った……レシラムはどこから連れてきた……?

「2」が出ると聞いたときは驚きました。しかし遊んでみると前作以上に面白く作られていました。

それはよろしいのですが、リメイクするときはどうするんだという話に……BWだけをリメイクする? BW2もまとめてリメイクする? いっそBW3にしてしまう?

リメイクはダイヤモンドパールまで進んでいて、次はBWの番。どうなるのか楽しみです。

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