ゼルダの伝説BotW 英傑たちの詩 ~報酬は英傑技強化、バイク、そして思い出の写真~

Zelda-BotW-Ballad 2010年代
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    英傑たちの技が強化される。
    最後に入手できるものが便利。
機種Nintendo Switch
メーカー任天堂
配信開始日2017年(平成29年)12月8日

NintendoSwitch本体と同時に発売されたゼルダの伝説ブレスオブザワイルドはかなりの数が売れ、人気ゲームだと世間で認められるようになりました。

チュートリアル的な地域をクリアすれば即ラスボスのところへ突入できるほど自由度の高いゲーム(ラスボスはあそこにいるよと早々に教えてもらえる)ですが、そんなことができるのは一部のうまい方だけ。それに、すぐクリアしてしまうなんてもったいないです。
というわけで、120か所ある祠を探したり隠れキャラ的なものを探したり……日本だけでなく世界中でたくさんの人がゼルダ姫そっちのけでハイラルを駆け回りました。

みんなで遊んでいるうちにやり込む方が出てきて、「こうすればうまく倒せる」「こんな裏技がある」「こんな戦い方もある」と、いろいろな情報が出てきました。
そんなふうにしていたら、ハイラルがあっという間にしゃぶりつくされてしまう……ということにはなりませんでした。
昔なら、ゲームは一旦発売されたらそのまま。増えも減りもしません。しかしSwitchは、そしてブレスオブザワイルドは今どきのゲーム機&ゲームソフト。よってDLC(ダウンロードコンテンツ)がありました。
まずDLC第1弾の「試練の覇者」が配信され、更に月日がたって第2弾の「英傑たちの詩(バラッド)」も配信されました。

DLC自体は3DSやWiiUで出ている他のゲームにありました。しかしゼルダシリーズのDLCはこれが初めてでした。

英傑という言葉は本作で特別な意味を持っています。100年前、主人公やヒロインに味方してくれたキャラクターたち(リーバル、ミファー、ダルケル、ウルボザ)のことだからです。主人公のリンクもまた英傑の1人。
リンクは本編の中で英傑たちに関係するダンジョンへ行くんですが、それが終わらないと英傑たちの詩は始まりません。つまり、僕が3周目として「英傑のダンジョンへ行かずにクリアする!」という方針で遊んでいたデータでは始まりません。一方、1周目(ノーマルモードで普通にクリア)や2周目(マスターモード=ハードモードで何とかクリア)でなら始まります。

「英傑たちの詩が始まらない! 発生しない!」という方は四か所のダンジョンが終わっているかどうか確認してください。

一撃の試練

英傑たちの詩で最初にやるのが、回生の祠(ゲーム開始時にリンクが目覚めたところ)から始まるこの試練。決まった敵を倒せばクリアです。
この最中、リンクは一撃の剣という武器を持たされます。これはどんな敵でも一撃で倒せるという恐ろしい剣。ただしこの試練をやっている間はリンクのライフが最低まで下がります。つまり、リンクも敵も一撃でやられてしまう状態です。そういう試練なのでライフを回復させることはできず、やられたらやり直しです。
こんなのどうやったらクリアできるんだ……と思いましたが、実は抜け道があります。試練が始まったときに一撃の剣を持ち始めますが、弓を奪われるわけじゃありません。よって、こっそり隠れて敵を弓で狙撃していけばどうとでもなります。バクダンを投げまくってもいいです。僕は剣で正面から戦うより隠れて攻撃する方が元々好きだったので、今までどおりやればOKでした。

新しい祠

プレイヤーはすでに本編でいくつもの祠(≒謎解き)をクリアしています。その祠が英傑たちの詩で追加されていて、一撃の試練の後で行くことになります。
僕は祠探しを気に入っていたので、また探せることを喜びました。しかし祠の中での謎解きにすごく難しいのがあって(電撃イライラ棒的なものだったと思います)……何度も繰り返せばクリアできましたが。

ボスとの再戦

決まった数の祠をクリアすると、今度はボスキャラとの勝負になります。とは言っても、本編に出てきたあの4体との再戦です。
「水? 風? あのときみたいに軽く倒してやるか!」「でも、雷とまた戦うのはなあ……」という感覚でしたが、完全に違う感想へ至りました。
元は「風<水<火<<雷」くらいの強さ。英傑たちの詩だとほぼ逆になって、「雷<火<風<水」という感じでした。作っている方々がわざと逆転させたんじゃないでしょうか。

ここまでの流れを英傑と同じ数の4とおりやります。順番はプレイヤーが決められます。
ボスを倒せば英傑の加護がパワーアップ。再使用までの時間が短くなります。元々早めに再使用できたリーバルトルネードはもっと早くなり、バンバン飛べるようになります。

最終試練

4体のボスを倒すと最後のダンジョンへ行けるようになります。この中でのことは今までのダンジョンと同じような流れ。謎解きをしたりガーディアンと戦ったりです。
そして最後のボス登場。どういう存在かはネタバレなので書きませんが(外伝的なゲームでもうばらされているような気もしますが)、個人的にはすごく受けました。「その人戦えるのか! ていうかそもそも動けるのか!」と突っ込まずにいられませんでした。動いただけで笑いを取れるなんて、おいしいキャラです。

英傑たちは神獣という乗り物を持っていました。ある英傑の神獣はでっかい鳥の形、ある英傑の神獣はでっかいトカゲの形、という具合。
そこを考えていると、1つの疑問が浮かんできます。

「リンクも英傑なんだから、神獣を持っていたんじゃない?」

そんな疑問へ答えるように、英傑たちの詩をクリアするとリンクの神獣が出てきます。きっとまた動物の姿、リンクと言えば馬のエポナだろ、などと思っていたら……バイク! 名前はマスターバイク。

というわけで、英傑たちの詩をクリアするとバイクに乗ってハイラルを走り回れるようになります。
馬はやられたらかわいそうだという抵抗がありましたが、マスターバイクなら大丈夫です。
それはうれしいことなんですが、本作のリンクはあまりにも暴れられるせいで蛮族と呼ばれていて……バイクに乗って暴れることで北斗の拳の敵キャラみたいになって蛮族度アップです。蛮族装備を着てこん棒を持つと更にアップ。

ティアーズオブザキングダムにはマスターバイクがない……どこに行ったんだ……

あっちはウルトラハンドでもっとすごいものを作れるでしょう?

英傑たちの詩をクリアして入手できるものがもう1つあって、それが仲間たちとの写真。これをリンクの家に飾ることができます。
飾れる条件は、

  • 英傑たちの詩を終え、カッシーワから写し絵をもらっていること。
  • リンクの家が完成していること。

2階のベッド辺りに行けば「飾りますか?」と選択肢が出ます。

英傑たちの詩は結構難しいです。しかし、やり直しを繰り返せばわりと何とかなります。アクションゲームが得意じゃない僕でも粘り強く続けることでクリアできました。
英傑の加護の強化や最後に入手するマスターバイクも便利なので、頑張る価値はあると思います。

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