魔界村 ~ファミコン版は難易度アップ版だった?~

MakaiMura 1980年代
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  • この記事に書いてあること
    魔界村の思い出。
    アーケード版とファミコン版の違い。
機種アーケード
メーカーカプコン
発売日1985年(昭和60年)9月19日
移植版ファミコン PC PS1 セガサターンなど

ファミコンの横スクロールアクションゲームと言えば何でしょうか。
やっぱりスーパーマリオブラザーズ? しかし魔界村も忘れられない存在。元はアーケードのゲームだったんですが、当時の僕は全然知りません。

魔界村は難易度がかなり高いことで有名。
スーパーマリオならアクションゲームが苦手な当時の僕でも繰り返しプレイすれば8-1(最終ステージ)以降に行けました。しかし魔界村は……2面までしか行ったことがありませんでした。

そういうわけで僕は「これは無理」となっていましたが、魔界村を嫌ってはいませんでした。妖怪・怪獣大好き少年でもあったので、化け物的なものが出てくることを楽しんでいたんだと思います。

レトロゲームの記事を書くにあたっていろいろ調べると、「このゲーム、こんなストーリーだったのか……」と驚かされることもあります。
魔界村はと言うと、

お姫様が誘拐された→騎士アーサーが魔界へ助けに行く

くらいのことしか出てきません。
「○○王国は魔界の伝説が伝わる土地だった」「封印が解け、大魔王たちが姿を現す」「大魔王の僕が姫を誘拐し……」みたいな物語はないんですか。騎士としては「お姫様がさらわれた」ということだけで旅立つ理由としては十分ですか。

「主人公が戦っている場所=魔界」だったことは今回初めて知って驚かされました。普通の町や村が魔物に支配されちゃったのかと……
でも主人公とお姫様はオープニングの時点で墓場にいて、1面はそのまま墓場ステージじゃないですか。「1面は普通の墓場→1面のボスを倒して魔界に突入→2面以降は魔界」ということなんでしょうか。

アーサー

主人公。おっちゃんだと僕は思っていましたが、もっと若い人らしいです。「ヒゲがある→年齢高め」と思われてしまうのはマリオと同じパターン。

最初は鎧姿で、1撃食らうといちごパンツ一丁の姿に。またダメージを受けると一気に骨です。
オープニングでもパンツ一丁だったな……女の子と何をしていたんですかねえ? というのはよく言われるネタ。当時の僕は純粋無垢な少年だったので全然考えませんでしたよ?

お姫様

検索すると「プリンプリン」という名前が出てきました。そんな人形劇みたいな名前だったのか……

元は他の名前だったという話も出てきました。こっちだと「アーサー王伝説」関係の名前で、「アーサー」と対になっていたことになります。しかし公式の方が付けた名前じゃないという説もあるようです。

レッドアリーマー

最強の敵。僕の感覚だとほぼラスボス。いつもこいつにやられていました。
あっちにこっちに飛び回って、しかも弾まで撃ってきて、こんなの倒し方わからないよ……
え、画面の外に出るとそのまま消えちゃうって?

その後レッドアリーマーは魔界村シリーズに出続け、スピンオフ作品の主人公にもなりました。
滅茶苦茶強いレッドアリーマーが主人公ということは、きっと簡単なゲームだな!
※もちろん違います。

大魔王

ラスボス。
倒すためには十字架が必要。当てるべき場所はファミコン版とアーケード版で違っていたとか。
僕は大魔王がいる面まで自力で進んだことがありませんが、姿を見た覚えはあります。友人のプレイで見たからなのか、面セレクトの裏技で見に行ったからなのか。

アーケード版とファミコン版(違いについて)

上にも少し書いたとおり当時の僕にとって魔界村はファミコンのゲームだったんですが、本来はゲームセンターで遊ぶゲームです。
当時の僕は全く知りませんでしたが、ファミコン版はアーケード版といろいろ違っていました。いくつか挙げると、

  • BGMやグラフィックが違う。
  • 連射しにくい。
  • 梯子を上り下りしにくい。
  • 攻略法の違う敵がいる。

アーケード版よりもファミコン版の方が難しくなっていたようだ……つまり、僕が全然進めなかったのは仕方ないことだったわけですなぁ!

必勝テクニック完ペキ版

沢田ユキオさんによる攻略漫画。ちっとも先へ進めない僕にとっての魔界村はこっちでした。

スーパーマリオくんを書くことになる方なだけあってキャラは敵も味方もコミカル。大魔王も頭の顔と腹の顔でしゃべって「これがホントの腹話術」とか言っていたと思います。

そうかと思うと敵キャラの中に一般人の化けさせられたものがいて(タワーモンスターだったはず)、悲しげな展開になったりもしていました。

沢田ユキオさんはスーパーマリオブラザーズ2の漫画でもギャグ展開の中にシリアスを織り交ぜていました。

スーパーマリオブラザーズ2(漫画)
これはスーパーマリオブラザーズ2(漫画)についての記事です。作者は沢田ユキオさん。コロコロコミックのスーパーマリオくんで有名な方ですが、それ以前にもマリオ漫画を書いていました。僕にとってはそっちのイメージが強いです。

しあわせのかたち(桜玉吉さんの漫画)

超魔界村のパロディ漫画があり、この中ではお姫様がアーサーに「たまにはあんたがさらわれなさい」と言い、アーサーを誘拐させます。

お姫様はしばらくのんびりしてから出発。鎧が割れたら雑魚キャラたちは「骨にするのはもったいない」とか言って攻撃中止してしまいます。
ボスキャラは真面目に戦い、お姫様はキーアイテムの腕輪「女神のなんたら」を使いますが……

しあわせのかたち(漫画) ~おまえ・コイツ・べるのと過ごした日々~
1970年代生まれの方にオススメ。これはファミ通で連載されていた漫画しあわせのかたちについての記事です。昔はいろいろとゆるく、ゲームパロディ漫画なるものがいろいろありました。しあわせのかたちもその1つでコミカルなキャラが登場して楽しげでした。

なお、超魔界村に出てくる女神の腕輪は2周目に黄金の鎧を着た状態で武器入りの宝箱を開けると入手できるそうです。

Ghosts’n Goblins

ゴースト? ゴブリン? 何それ……と思ったらこれは魔界村の英語タイトル。

「’n」はロックンロール(Rock and Roll=Rock ‘n’ Roll)の「ン」と同じで「and」の略。直訳すると「悪霊と魔物」くらいでしょうか。

アーケード版

カプコンアーケードスタジアムでアーケード版魔界村を遊べます。対応機種はSwitch1、PS4、XboxOne、PC(Steam)など。
入手方法は30本のセット版(4000円)を買っておまけとしてもらうか、魔界村の単品(200円)で買うか。30本セットの中には大魔界村も入っています。

Switch1版の販売ページを見たらちょうど割り引き中。6月いっぱいはセット版が75%オフです。

ファミコン版

NintendoSwitchOnlineに加入していればNintendoClassicsのゲームとして遊べます。
こっちはスーファミの超魔界村やデモンズブレイゾン魔界村紋章編、ゲームボーイのレッドアリーマーもあります。

Nintendo Switch Online
この記事にはNintendoSwitchOnlineのことが書いてあります。加入するか迷う方もいるようですが、やってみるとメリットが数多くあります。レトロゲームができるとかDL版を安く買えるとか、僕はいろいろお得感を味わっています。

魔界村シリーズの順番

初出一覧を作るとこんな感じです。

  • 1985年 魔界村
  • 1988年 大魔界村
  • 1990年 レッドアリーマー 魔界村外伝
  • 1991年 超魔界村
  • 1992年 レッドアリーマーII
  • 1994年 デモンズブレイゾン 魔界村紋章編
  • 2001年 マキシモ
  • 2003年 魔界英雄記マキシモ
  • 2006年 極魔界村
  • 2021年 帰ってきた魔界村

魔界村とRTA

普通に遊ぶとプレイ時間は1周数十分だと思いますが、タイムアタックをする方は10分もかけずに1周してしまいます。何それ……

魔界村シリーズは「大魔界村」「超魔界村」「極魔界村」と続き、難易度の高いゲームとして今も僕たちに記憶されています。

ファミコン版魔界村は1986年6月13日発売だったのでそろそろ40周年。ちょっとだけ遊んでみて難しさを楽しむのもいいかもしれません。

1986年6月13日は13日の金曜日。魔物いっぱいのゲームにはぴったりでした。

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