ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ

DQB1 2010年代
  • いいところ
    建物を作るのが楽しい。
    物語もしっかりしている。
機種PS3 PS4 PSVita
メーカースクウェア・エニックス
発売日2016年(平成28年)1月28日
後に続いた機種Switch iOS Android

竜王が現れたことでアレフガルドは闇に閉ざされていた。ロトの血を引く勇者が立ち向かったものの、帰ってくることはなかった。町や村は荒廃し、人々は「もの作りの力」を奪われてますます窮地に陥れられた。
それから長い時がたち、精霊ルビスの導きによって主人公が現れた。主人公はビルダー=もの作りの力を持っていて、アレフガルドを復活させていく。

ドラクエの世界でサンドボックスをするゲーム。

サンドボックスとは?

子供のころに山や城を作っていた「砂場」のこと。
ゲームのジャンルでは、建物だの町だのあれこれ作れるもののこと。代表作はマインクラフト。

友人には「マイクラをパクりすぎ」と言われていました。確かにマイクラ人気を見て作ったゲームかもしれませんが、これまでの流れを見直すと今更。

Rogue(「ローグライクゲーム」の語源になったゲーム)の後でトルネコの大冒険を、
ポケモン本編の後でドラクエモンスターズを
無双の後でドラクエヒーローズを
ポケモンGoの後でドラクエウォークを

と、ドラクエは作ってきました。それがサンドボックスに回ってきただけです。

次はオープンワールドのドラクエオブザワイルドとかどうですかね。ドラクエキャラいっぱいの村を作るドラクエの森も楽しそうです。

上に書いたとおり、このゲームはドラクエ1がバッドエンドに終わった先のアレフガルドを描いています。

もの作りの力を失った人々は原始人のような暮らしを送っています。しかし主人公がもの作りをやってみせることでだんだんもの作りの力を取り戻していきます。

主人公

ドラクエでよくいる無口系主人公。しかし我が強いところを見せる場合もあります。名前はプレイヤーの任意。外見もいくらか決められます。
とあるキャラからも言われるとおり勇者ではないので、素の戦闘能力は低め。バトルはビルダーとしてもの作りを活用しつつ行います。

名乗らない姫

かつてラダトーム城で暮らしていて、作中の時代まで石化状態で生き延びていました。一体誰なんだ……

竜王

やられなかった世界線なので、本作でもラスボス。ラストバトル前に言われることはかなり衝撃的です。

ムツヘタ

主人公が出会うじいちゃん。本作のために生み出されたキャラではなく、ドラクエ1の説明書で名前だけ出ていました。まさか登場するとは。

カンダタみたいな人

セカイノハンブンの王。長い時をすごしても若さを残しているのは、もう人間じゃなくなっているからじゃないでしょうか。
どうしてこの姿なんだと思いましたが、家系をたどるとそういう姿で戦っていた人が……

精霊ルビス

そう言わず、戦わせてくださいよ……

YouTubeでマインクラフトについて検索すると、壁があってドアがあって窓があって屋根があって……と、見事な建物の動画を見ることができます。

本作には物語があり、家を作らないと先に進めないこともあります。だからYouTubeの動画みたいにしっかりやらないといけない……というわけではありません。大体、「完璧に作らないと物語が進まない!」なんて難易度アップ&とっつきやすさダウンにしかなりません。

初期のドラクエに出てきた家は屋根を省略されて「壁」と「ドア」だけで表現されることがよくありました。本作もドラクエなので、同じようにやれば十分です。
ある程度の広さがある囲いを作り、ドアを設置。これだけでOKです。すばらしい開き直りっぷり。
ただし、昔のドラクエを知らない子に見られると「屋根がないじゃん」と言われます。
※屋根を作ることもできます。

フィールドはブレスオブザワイルドのようなオープンワールドではなく、モンスターハンターみたいに区切られています。「メルキド周辺エリア」「リムルダール周辺エリア」みたいな感じで、それぞれにある町などを復活させることが主人公の目的になります。

最初に行くのは原作で終盤に行くメルキド。最後に行くのは原作で真っ先に行くラダトームです。

町を復活させるのはいいんですが、ときどきモンスターが現れて壊してきます。
ザコモンスターならどうにでもなるんですが、ボスキャラが来たときは建物が全てぶっこわれることに……ボスはすごく強いので、建物をかばいながら戦うのは不可能です。

町はそれぞれに問題を抱えています。病気がはやっているとか、溶岩や吹雪にやられているとか。
竜王とその手下が暴れているせいでおかしくなった部分もありますが、他の問題も関わっています。気が付くとゾッとする話です。

町にモンスターが現れるのは、町に主人公がいることで「モンスター襲撃イベント」が発生するからです。
つまり主人公が町にいなければモンスターが襲ってくることはなく、建物を壊されることもありません。

「オラがいるから強いやつが現れるんだ」とか言った悟空みたいだ……

「町にモンスターが現れた!」とか表示された瞬間にセーブしてリセットを切ってロード、という操作でもイベント発生を回避できます。

元はPS3・4・Vitaで出ましたが、後からSwitchでも出ました。Switch版ならボスがかなり弱体化されていて、戦いやすいです。
スマートフォン向けにも出ました。こっちには作った工程を一つ戻す機能もあります。

本作はマイクラっぽいゲームです。しかし、ストーリーを楽しむこともできます。
後から出たドラクエビルダーズ2は遊びやすさアップ。追加要素もたくさんあります。

「どういうものかわからない」という方はとりあえず体験版をやってみてはどうでしょうか。

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