ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(スーファミ版)

DQ3-SFC 1990年代
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    ドラクエ3をファミコンからスーパーファミコンへと進化させた。
    すごろく場で遊べる。
略称ドラクエ3 DQ3 ドラクエIII DQIII
機種スーパーファミコン
メーカーエニックス
発売日1996年(平成8年)12月6日
後に続いた機種Wii スマートフォン 3DS PS4 Switchなど

ドラクエ3は元々ファミコンソフト。発売されたのは1988年2月10日でした。
それがスーファミソフトとして進化して再登場。

いろいろなファミコンソフトとスーファミソフトを比べてみるとわかりますが、両者はかなり違います。そのため、当時の僕にもドラクエ3がどれだけ変化したかはっきりと理解できました。

いろいろありますが、僕がよく覚えているものを挙げていきます。
なお、復活の呪文から冒険の書になったのはファミコン版ドラクエ3からです。

名前に使える字の追加

ファミコン版ではひらかなしか使えず、濁点や半濁点(テンテンとマル)も1文字扱いでした。
スーファミ版なら濁点・半濁点付きのカタカナも使えます。「ぁぃぅぇぉ」なんかも使えたはず。「ヴ」はどうだったですかね。

性格の追加

主人公たちに性格があり、どの性格かでステータスの成長具合が違います。
性格は脳内設定に役立てるもよし、職業に適したものを選ぶのもよし。狙いどおりの性格にするのは大変なこともありますが。

主人公である勇者は物語を始める前の性格診断で決まります。
仲間たちはルイーダの酒場で作るときに決められます。

特技の追加

いくつかの職業が特技を使えるようになりました。

例えば遊び人はファミコン版だと賢者の元にすることしか用途がありませんでしたが、スーファミ版だとくちぶえ(敵を呼び寄せる)を覚えさせるという意味もあります。

勇者も深く心に刻み込んだ言葉をおもいだすで振り返れます。上位のもっとおもいだすやふかくおもいだすもあります。

盗賊の追加

ファミコン版の職業に加え、盗賊を仲間として選ぶことができます。
盗賊は前衛向き。すばやさが高く、武器もかなりいいものを装備できます。破壊の鉄球とか。
とうぞくのはなやしのびあしなど冒険の中で便利な特技も覚えられます。
戦闘終了後にアイテムを盗んでいることもあります。
使っても効果がある武器や防具は装備できる職業じゃないと駄目、のはずですが盗賊なら一部は使えます。とは言っても、これはバグだったそうです。

アイテムの追加

小さなメダルもここから……ファミコン版も裏技(ランシールバグ)を使えば出る? 少なくとも、景品と交換できるようになったのはスーファミ版になってからです。

すごろく場の追加

すごろく場で遊び、アイテムをもらうことができます。
このすごろく場は後のスマートフォン版以降にありません。そのため、このスーファミ版が1番好きな方もいるようです。

バラモスの戦闘曲

ファミコン版はバラモスも通常戦闘曲でバトル。スーファミ版から変わりました。
変なことだと思えるかもしれませんが、昔のゲームは容量が足りなかったので最初から最後まで同じ戦闘曲ということもありました。

裏ダンジョンと裏ボスの追加

クリア後要素として隠しダンジョンがあり、最後まで進むと隠しボスのしんりゅうと戦えます。

しんりゅうを決まったターンまでに倒せば願い事を聞いてもらえます。中にはどうでもよさそうな願い事も……

今回僕がこの記事を書いたのは、3D-HDのドラクエ3が発売されたことを祝うため。そしてかつてのバージョンと比較しやすくするため。
よって、このときなかったものもいくらか書いておきます。

モンスターメダル

ゲームボーイ版で追加された収集要素。
これはスーファミ版にまだありませんでした。

戦士や武闘家の特技

このときの戦士と武闘家は特技も呪文も覚えられませんでした。
そのため、この2職は基本的にすっとMPなし。転職やふしぎのきのみを使えば別です。

主人公たちの声や姿

これはスーファミ時代のゲームだから仕方ないです。
声はなし。外見は各職業2つずつでした。

勇者が幽遊白書の飛影の声でしゃべるなんて、予想してした人はいたでしょうか。

中断機能(テンポラリーセーブ)

これもスーファミ版にはありませんでした。
スマートフォン版以降ならフィールドだろうとダンジョン内だろうと中断セーブできます。
「中断」という名前ですが、本当に中断する必要はありません。

DQ123

2011年9月15日発売。ドラクエシリーズ25周年記念の品で、ファミコン版とスーファミ版のドラクエ1・2・3で遊べます。
ゲームボーイ版も入れておいてくれれば……今だからこそテリワンレトロ(ゲームボーイソフトのテリーのワンダーランドをSwitchなどで遊べる)みたいなものもありますが、このころはまだ「携帯ゲーム機のソフトをモニターで遊ぶ」という感覚がなかったのかもしれません。

個人的にこのソフトの1番いいところは、どこでもセーブできることです。

予定どおりなら、この記事がアップロードされるのは3D-HD版ドラクエ3の発売日のはず。

まさかスマートフォン版などの後で新しいバージョンが作られるとは……こっちは新しい技術で作り直されていて、新しいボスキャラやイベントが追加されています。
職業ごとの選べる姿も増えていて、キャラメイクがはかどりそうです。

今度はいろいろなハードで遊べます。どれでやるかは、リラックスした状態で遊ぶならSwitch、グラフィックやロード時間の短さを追求するなら他、と言ったところでしょうか。

これの直前にロマサガ2リベンジオブザセブンが発売されています。
かつてのゲーム好きには忙しい時期となりました。

ドラクエ3はスーファミ版として復活したことでかなり遊びやすくなりました。
3D-HD版は更に遊びやすくなり、遊ぶ要素がいろいろあるでしょうか。新しい決定版となるでしょうか。後に続くドラクエ1・2は……

かつてドラクエで遊んでいたキッズたちも大人になっていて、忙しさや心配事があると思います。それでもゲームなど好きなことはやっていたいです。

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