ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン

Pokemon-FRLG 2000年代
  • いいところ
    ポケモン赤緑の進化版。
    特別なポケモンをいろいろゲットできる。
機種ゲームボーイアドバンス
メーカー株式会社ポケモン
発売日2004年(平成16年)1月29日

ポケモン赤・緑のリメイク。ゲームボーイアドバンス用としての登場で、ファンからは第3世代ソフトの1つと言われています。

これが発売されたとき、僕はゲームとしてのポケモンから離れていました。その代わり、アニポケのアドバンスジェネレーションを見ていました。あのころは気づいていませんでしたが、ハルカ(アドジェネの登場人物)がフシギダネを手持ちに加えたのは本作の宣伝だったんでしょう。

僕が実際にファイアレッド・リーフグリーンで遊んだのは、発売から10年以上たった後です。

ルビー・サファイア同様にゲームボーイアドバンスソフトなので、ゲームボーイのころのソフトと通信できないのが残念なところ。しかし、本作は赤・緑からいろいろ進化していました。

最初のうちは、赤・緑にいた150種類(フシギダネからミュウツーまで)のみ。ゴルバット→クロバットみたいに後の作品で進化できるようになっていたとしても、進化できるのは殿堂入りして全国図鑑を手に入れた後。進化しようとしても、中断してしまった演出が入ります。
金・銀のポケモンは新しく追加されたエリアにいます(いないのもいます)。殿堂入りすれば行けるようになります。
第3世代仲間のルビー・サファイアからもらえばいいんじゃ……と思うかもしれませんが、ルビー・サファイアとポケモン交換できるのは殿堂入り後に特定のアイテムを取ってからです。

追加された場所。全てのエリアへ行けるようになるのは殿堂入りした後です。なお、本編の舞台であるカントー地方から南の方にあるようです。
上にも書いたとおり、場所によってはジョウト(金・銀)のポケモンが出ます。

ルビー・サファイアとの交換に必要なアイテムもここで手に入ります。
金策したい方は、リゾート地にいるお金持ちなトレーナーと再戦するのがいいです。

レッツゴーピカチュウ・イーブイでも行きたかったな……

アニメのロイにはナナシマ出身説があったようですね。

  • フリーザー・サンダー・ファイヤー
    フリーザーは赤・緑と同じくふたごじまにいます。
    サンダーもむじんはつでんしょ。
    ファイヤーはチャンピオンロードからナナシマに引っ越し。暖かいところの方が好きということ?
  • ミュウツーとミュウ
    ミュウツーは以前と同じようにハナダのどうくつ。
    ミュウは後に出るポケモンエメラルドの配布アイテムがないと第3世代ではゲットできません。

ルビー・サファイアは本作より前に出ましたが、エメラルドは本作より後に出ました。

  • ライコウ・エンテイ・スイクン
    最初にどの御三家を取ったかでどれが出るか決まります。ゼニガメならライコウ、フシギダネならエンテイ、ヒトカゲならスイクンです。
    つまり、全員御三家の弱点を突く組み合わせ。それはいいとしても、徘徊系なので見つけるのが大変です。
  • ホウオウ・ルギア
    リアルのポケモンセンターやデパートでもらえるしんぴのチケットがあれば、彼らのいる島に連れていってもらえます。ゲームボーイアドバンス用ソフトのポケモンシリーズでは、これをやらないと彼らをゲットできません。
    こういう限定的な手段を使わないとゲットできないせいで、ゲームボーイアドバンスのころの彼らは幻のポケモンのように扱われていて図鑑完成に不必要でした。
  • デオキシス
    映画「裂空の訪問者 デオキシス」の前売り券を買えばオーロラチケットをもらうことができ、デオキシスがいる島に連れていってもらえます。
    なお、デオキシスはポケモンオメガルビー・アルファサファイアを最後までやればゲットできるようになりました。

かつて、ゲームボーイでは通信ケーブルをつないでポケモン交換していました。しかしファイアレッド・リーフグリーンはゲームボーイアドバンス用ソフト。ワイヤレスアダプタを使えば、ケーブルなしでのポケモン交換ができます。
ファイアレッド・リーフグリーンはワイヤレスアダプタとセットで売っていたこともあります。ワイヤレスアダプタは製作者さんたちにとってのイチオシアイテム?

赤・緑には男の子の主人公しかいませんでした。一方、本作には女の子の主人公もいます。モデルは赤・緑の攻略本(の表紙)などにいたキャラ。つまり、レッツゴーピカブイにいたトレーナーのブルーと同じ系統。

ファンにはリーフと呼ばれていて、その名前はポケモンマスターズなどの公式関連でも使われています。

漫画のポケットモンスターSPECIALでは、赤・緑編から出ていたトレーナーのブルーがリーフの服に衣装チェンジしていました。

歩いていると充電されて、バトル=再戦したがっているトレーナーをサーチしてくれるアイテム。
サーチしてくれるのは一度勝ったことがあるトレーナーのみ。赤・緑のときを思い出すと、(四天王以外で)トレーナーと2度も3度も戦えるのは画期的でした。
赤・緑には金策手段が少なく、トレーナーを全て倒してしまうとお金入手に困りました。せいぜい四天王を何度も繰り返し倒すくらい。バトルサーチャーがあれば、賞金が多いトレーナーと何度も戦って金策できます。

それにしても、どういう原理なんですかね……他のトレーナーもバトルサーチャーを持っていて、「前に勝負したことがある人との再戦希望!」みたいなボタンを押して発信状態にしているとか? 一方、主人公は受信機能ばかり使っていると。

これ、ポケモンSVに追加してもらえないですかね。スイッチを入れると、勝負していないトレーナーが見つかるとか。あっちこっちに散らばっているのを探すのが大変なので、ヒントが欲しいです。

赤・緑はゲームボーイ用ソフトだったので、セーブにはバッテリーバックアップ(データ保存に電池を使う方法)が使われていました。そのせいで、電池切れになるとセーブが消えていました。
ゲームボーイアドバンスが現役だったころはバッテリーバックアップからフラッシュメモリ(データ保存に電源を使わない方法)に移り変わっていた時期。そのせいで、ゲームボーイアドバンス用ソフトはバッテリーバックアップのものとフラッシュメモリのものが混在していました。

本作はフラッシュメモリだったので、電池切れでセーブが消えることはありません。
同じくゲームボーイアドバンス用ソフトのルビー・サファイアは、時計機能だけにフラッシュメモリが使われています。そのせいで、セーブはともかく時計だけは止まってしまいます。

ゲームボーイと通信できないせいで、ゲットするのに一手間必要だったりそもそもゲットできなかったりするポケモンがいろいろいました。
しかしゲームボーイアドバンス用に変わったことで進化して、いろいろ便利になってもいました。

シリーズの作品についてはこちら。↓

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