- 好きなところ
交換や対戦ができる。
初代独特の雰囲気が楽しい。
略称 | ポケモン赤緑 |
機種 | ゲームボーイ |
メーカー | ゲームフリーク |
発売日 | 1996年(平成8年)2月27日 |
後に続いた機種 | ゲームボーイアドバンス 3DS |
いろいろな顔を持つゲーム
コンピューターゲームであり、カードゲームであり、アニメであり、漫画であり……現在、僕たちはいろいろな形でポケモンに触れることができます。そのお陰か、ポケモンシリーズの知名度はかなり高め。僕は職業柄小学生とよく話すので、話題のネタとしてよく使っています。
最初から有名だったわけじゃありません。しかし、だんだん世間に知られていきました。
発売されたころはネットが一般的じゃなかった時代(テレホーダイとかあったっけな……)。だから口コミや雑誌で評判が広まったんだと思います。そしてアニメも始まったと。
赤・緑とその後で出たピカチュウ・青はファンから「第一世代」と呼ばれています。それから3年置きくらいで新作が発売されていて、2024年現在で最新作のスカーレット・バイオレットは「第九世代」です。
御三家
ポケモンで言う御三家とは、最初にもらうくさ・ほのお・みずタイプのポケモンのことです。
フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ
記念すべき図鑑番号0001。タイプはくさ・どく。
選んだときの難易度は楽寄りの普通。エスパータイプには注意。
ねむりごなで野生ポケモンの捕獲要員になれます。
アニメでは声優がムサシと同じ林原めぐみさんだったので、1人で敵味方に分かれていることがありました。
ヒトカゲ→リザード→リザードン
タイプはほのお。進化するとひこうタイプが付きます。
選んだときの難易度は高め。序盤のジムリーダーがいわ・みずの専門家だからです。他タイプに頼りましょう。
なお、ほのおタイプは最初の方だと貴重(最初に野生で取れるのは、シオンタウンの隣にいるロコン・ガーディ)です。
ゼニガメ→カメール→カメックス
タイプはみず。
選んだときの難易度は楽め。使うわざはひでんマシンのなみのりを使っておけば十分です。
ジムリーダー
このころのジムリーダーは1回戦って勝ったら終わりという感じで、まだ台詞や出番が少なめでした。
アニメは重要な補完要素。
タケシ
いわタイプ使い。イワークがそれほど強くないので手強い相手じゃないですが、ヒトカゲを選んでいるときつくなります。
四天王の1人と似ているような……多分、他人の空似です。
アニメから入ると「これで出番終わり?」と驚きます。なお、年上好き設定はアニメオリジナルです。
カスミ
みずタイプ使い。スターミーが強めなので、タイプ的に不利なヒトカゲじゃなくても苦戦することがあります。戦うときのポーズが盆踊りっぽい。
アニメから入って「もう出番終了?」となるのはタケシ同様。
マチス
でんきタイプ使い。ディグダやダグトリオを捕まえているとかなり楽になります。
ジムリーダーよりジムの仕掛けの方が手強かったという話も聞きます。
エリカ
くさタイプ使い。このころにはいろいろなポケモンが加わっているので、そんなに苦戦しません。
アニメでは初登場から20年以上たった後で再登場します(新無印版94話)。
ナツメ
エスパータイプ使い。赤緑のジムリーダーでは最強だと思います。このころのエスパータイプはすごく強かったので。
ただし、勝てなくてもバッジをもらえるバグがあります。
カツラ
ほのおタイプ使い。終盤の相手ですが、この人がいる場所は島にあります。海に出ればほのおタイプに有利なみずタイプが大盛りです。
最後の1人
じめんタイプ使い……のはずですが、じめんわざはあんまり使ってきません。
この人はジムリーダーじゃない顔での活躍の方が特筆すべきかと。
ポケモン交換
流行った理由の一つに交換がありました。ただしゲームボーイにはワイヤレス通信もWiFiもなく、有線で二台つないでやり取りする仕組み。
バージョンによって出たり出なかったりするポケモン、そして交換しないと進化しないポケモンがいるので、交換しなければポケモン図鑑が埋まりません。
クラスでA君とB君が「帰って交換しようぜ!」と話しているのをC君が聞いて「何それ面白いの?」となれば、新規プレイヤーお一人様ご案内です。
図鑑埋め
博士からもらうポケモン図鑑を完成させることも、ポケモンシリーズの面白いところです。
ゲットしてレベル上げで進化
ポケモンをそこらへんで捕まえて育てれば図鑑は埋まっていきます。1番普通の方法です。
しかしこれだけでは図鑑完成まで行けません。
進化の石で進化
ピッピにつきのいしを使ってピクシーにするとか。なお、ライチュウやプクリンはポケモン赤緑だと野生にいます。
進化の石はあちこちで拾って集めるのがメイン。タマムシデパートで買える場合もあります。
僕のようなぼっち人間には次からが問題。
通信交換して進化
ユンゲラー、ゴーリキー、ゴローン、ゴーストは交換することでフーディン、カイリキー、ゴローニャ、ゲンガーに進化します。
特にゴローニャはポケモン赤緑だと使ってくるNPCトレーナーがいないので、交換しないと見ることもできません。こんなの幻のポケモンです。
なお、発売当時大学生だった僕は交換相手がいなかったので交換進化前のポケモンをラストバトルに連れていきました。
いやいや、ゴーストとユンゲラーのままでも強かったし!
後に大学の先輩がポケモンを始めたので交換してもらいました……
通信交換でもらう
ポケモン赤とポケモン緑のどちらかにしか出ないポケモンがいるので、交換しないとゲットできません。
御三家は1匹しか手に入れられないので、交換で連れてこないといけません。化石ポケモンも2種類のうちの片方しか手に入れられないので、もう片方を交換でもらわないといけません。
イーブイは3つある進化先のどれかしか選べません。他の進化をしたイーブイに交換で来てもらわねばなりません。
ここまでしてやっと図鑑完成です。151番のミュウはいなくても大丈夫です。
当時の小学生たちはどこまでやっていたんでしょうか。
アニポケ
僕は今だからこそ「初代からやっているのでポケモン歴は足かけ二十数年(ルビー・サファイアの世代からプラチナまでは後になってプレイしました)」「最新作のスカーレット・バイオレットめっちゃ面白い!」なんて周りに言っていますが、ポケモンに初めて触れたのはゲームじゃなくてアニメでした。最初に見たのは多分キャタピーをゲットする回。
昔ならビデオテープに録画しなければ再視聴できませんでしたが、今は配信があります。テレビアニメだけじゃなく映画まであり、僕のように以前から見ているタイプなら懐かしさを味わえます。今の子も「昔はこんな雰囲気だったのか」と感じることができます。
さようなら、大量のビデオテープ! かがくの ちからって すげー!
初代からいるポケモンの現在
ポケモン全般の話ばかりした気がするので、赤・緑から登場するポケモンのことも少し書いておきます。
最初からいたポケモンは結構優遇されています。
↓実際に見てみようと思ったらこちらへ。
初代独特の空気
今になってポケモン赤緑をやると、昔はまだ設定が固まっていなかったんだろうなと感じることがあります。
ポケモン図鑑に「インドぞう」や「とうきょうタワー」が出てきたり。インドとかとうきょうとかどこ……?
アニポケにも魚型ポケモンじゃない魚やマングース(ゴースが見せた幻)が出てきました。
ゲームボーイで白黒だったことも印象に残っています。
終わりに
1作目ということで制作者の方々も様子を見ながら作っていた部分があると思います。設定も固まっていなかったようですし。
しかしこのときすでに「ポケモンを集める」「対戦する」という楽しさは存在していたと思います。
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