エターナルメロディ ~SS・PS1で出逢ってダンジョンで冒険するゲーム~

EternalMelody 1990年代
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    恋愛ゲームだが、RPG的な面白さもある。
    さまざまなキャラクターが登場。
略称エタメロ
機種セガサターン PS1
メーカーメディアワークス
発売日1996年(平成8年) SS版:10月4日 PS1版:11月22日

主人公は普通の青年として暮らしていた。しかし工事現場に通りすがったとき、上から鉄骨が落ちてきた。
気が付くと、主人公は別の世界にいた。出会った者たちの話によれば、魔宝(まほう)というものがあれば何でも願いが叶うという。主人公は魔宝の力で元の世界へ帰るべく、仲間を集めて旅立つ。

恋愛ゲームというジャンルがあります。その代表作と言えば何でしょうか。やっぱりときめきメモリアルでしょうか。

しかし、僕にとっては本作エターナルメロディです。

本作はただの恋愛ゲームじゃありません。RPGでもあります。そんなことを言っているのは僕だけかもしれませんが、それでもRPGです。ファンタジー的な世界で仲間を集めてダンジョンに潜り、ライバルパーティーやモンスターと戦って宝物を見つける……うん、やっぱりこれはRPG。

育成・恋愛シミュレーションゲームというのが一般的な判断かと。

ゲームスタート

最初に主人公の名前を決め、鉄骨にやられてスタート。
町に入ると12人のキャラと会うので、その中から3人選んで仲間にします。12人のうちの3人はライバルパーティーのキャラなので選べません。

この3人も何らかの条件で選べるんじゃないかと思っていたころが僕にはありました。

移動パート

町から町へ、あるいはダンジョンへ行く途中。移動しつつ訓練し、戦闘技術を上げたり魔法を覚えたりします。

主人公と仲間の1人と組んで練習していると、組んでいない仲間たちに嫉妬ポイント的なものがたまっていきます。たまりすぎると怒り始めます。大人しい子でも最年長のお姉ちゃんでもです。
町に着いてからミーティングをすれば一発で解消されますが……主人公は説得能力が高いんですかね。

町パート

町に着くとバイトで活動費を稼ぎます。遊びに行くこともできます。
行き先は福屋、喫茶店、本屋、アトリエ、遊園地、ゲーセン……ファンタジーじゃなかったんですかね。ファンタジーな世界観に従った遊戯施設のことを主人公が遊園地やゲーセンと呼んでいるだけかもしれません。なお、世界最高の遊園地は1500年代にあったそうです。

ダンジョンパート

ダンジョン内部はすごろく的に表現されていて、主人公パーティーだけでなくライバルパーティー2組も行動しています。
すごろくと言ってもサイコロではなくルーレットで歩数を決めます。これにはコツがあり、最大パワーをかけると1周分回って停止、最小パワーをかけると次の数字へ動いて停止、半分くらいのパワーなら動きも1周の半分、となります。うまくコントロールすれば有利に進めます。

5つの魔宝を納められたダンジョンとラストダンジョンがあり、どれか1つでもライバルパーティーに負けると真のエンディングに行けません。特にラストダンジョンで負けるとバッドエンド一直線です。魔王が復活したりお姫様の下僕にされたり。

エンディング

本作はマルチエンディングです。仲間9人・ライバル3人とのペアエンドがそれぞれ2種類、仲間ともライバルともくっつかなかった場合のエンディングが1種類、上のバッドエンドも入れると合計27種類あります。僕は全部見ました。

楊雲(ヤンユン)

無口な人。魔法特化キャラで、とても打たれ弱いです。バトルで狙われるとかなりあっさりやられます。
声優さんはワンピースだとサディストっぽいお姉ちゃん。全然違う役すぎる……

メイヤー

考古学マニア。こっちも魔法が得意なキャラで、攻撃魔法が強かったような。
声優さんはエタメロ声優の中で出世頭。蘭姉ちゃんの方です。

カレン

仲間キャラ唯一の20代。イラストだと剣を持っていて冒険者っぽいです。そんな見た目どおり、バトルでは前衛キャラ。補助魔法もうまいので、いてくれると心強いです。

アルザ

食欲キャラ&関西弁キャラ。バトルではHPが高く攻撃力も高いタイプ。回避力もあります。
声優さんは覇王大系リューナイトでも関西弁キャラでした。赤髪と耳とがりも共通部分。

若葉

天然キャラ。似たゲームにいる同じ姓の人がお兄ちゃんだと言われています。バトルでは魔法キャラです。
声優さんはペルソナ3リロードの叶先生。

リラ

盗賊ギルドのメンバー。ウィザードリィなら重要スキル持ちということになりそうですが、本作に鍵開けの要素はありません。回避力がやたら高く、敵に回すと攻撃がなかなか当たらなくて困ります。

ウェンディ

内気な子。取っつきにくいタイプですが、本作が最新作だったころの僕にはイチオシヒロインでした。
動画サイトで魔道王グランゾートをやっていたとき、エンディングを眺めていたらこのキャラの声優さんの名前を見かけて「この人だったのか!」とおどろきました。完全な不意打ちという感じ。

キャラット

ウサギ少女。最近は1文字違いのウサギ少女がいますが、多分関係ありません。
声優さんはたまちゃんだったりプーアルだったり。その辺りは同じ声だとわかりますが、チチとは全然同じ声に聞こえません。

ティナ

病弱キャラ。そのわりに腕力は高めで、補助魔法がうまい人。
声優さんはナウシカの方。大御所枠だったのかもしれません。名探偵コナンで新一の母親役でもあるそうなので、新一は親も彼女もエタメロ声優です。

プレイヤーが選ばなかった6人は、3人ずつに分かれて2つのライバルパーティーに入ります。
仲間キャラには背番号的なものがあります。それを理解していれば、どう選べばどういうふうに分かれるか予想できます。

具体的な順
  1. 楊雲
  2. メイヤー
  3. カレン
  4. アルザ
  5. 若葉
  6. リラ
  7. ウェンディ
  8. キャラット
  9. ティナ

プレイヤーが選ばなかったキャラのうち、上から3人と下から3人で分かれます。

プレイヤーがカレン・アルザ・リラを取ると、攻撃魔法強めの楊雲・メイヤー・若葉と補助魔法強めのウェンディ・キャラット・ティナに分かれてライバルパーティー入りします。
手強いパターンはアルザとリラが1つのライバルパーティーにまとまってしまった場合。攻撃してもどんどん回避されてしまい、嫌な手強さです。うまいように選び、2人がまとまらないようにするべきです。特に楊雲・メイヤー・若葉と後衛っぽい3人を選んでしまうと前衛っぽいカレン・アルザ・リラがまとまり、こっちを打撃で蹂躙してきます。

このゲーム、攻撃魔法よりも最高の補助魔法で強化して暴れる方が強いと思います。

結構難しいです。仲間同士でもめるのを止めるためにミーティングばかりしていて鍛えられない、あまり鍛えていないときにライバルパーティーとぶつかって負けた、ダンジョンでいい目を出せずに負けた、なんてことがあるせいです。
しかし、慣れれば6時間ほどでオープニングからエンディングまで行けます。

PS1のゲームをダウンロードしてPSVitaやPS3で遊ぶゲームアーカイブスというものがあります。しかし、本作はラインナップに入っていませんでした。
つまり、現物のディスクを見つけることしか遊ぶ方法がありません。30年近く前のゲームだからなかなか見当たらないのに。

似た雰囲気のゲームもあります。2019年にSwitchやPS4で出たウィザーズシンフォニーというゲームゲームです。キャラクターデザインをしているのが同じ方なので。

本作にはセガサターン版とプレイステーション版があります。僕が買ったのはPS版です。
違いはオープニング曲とエンディング曲。イベントが1部違うのはこっちじゃなくて姉妹作の悠久幻想曲だったですかね。

上の方で「メイヤーの声優さん(蘭姉ちゃん)が出世頭」と書いていますが、セガサターン版のオープニング曲とエンディング曲を歌っている方もかなりすごいです。いろんなアニメでテーマ曲を歌っています。

難易度が高く、遊ぶ手段も限られていて、いろいろと難しいゲームです。
しかし恋愛ゲームでありながらRPG的でもあり、僕にはすごくいいゲームでした。

1番上の発売日欄を埋めたとき、「えっ、あと2年ちょっとで30周年?」とおどろきました。

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