- いいところ
壊したり散らかしたりして無茶苦茶にするのが楽しい。
みんなで遊んでも楽しい。
タイトル | グッジョブ! |
機種 | Nintendo Switch |
メーカー | 任天堂 Paladin Studios |
発売日 | 2020年(令和2年)3月26日 |
会社をぶっ壊すゲーム?
本作はSwitchのゲーム。2000円でお買い得なダウンロードソフトです。
舞台は大きなビル。ここに入っている企業は「多種多様なビジネスを展開するイノベーションカンパニー」だそうです。
主人公(プレイヤー)はここの新入社員となり、仕事を1つ1つ片づけていきます。
ただし、真面目にやる必要はありません。
「プロジェクターを運んで」と言われたら、普通にドアや廊下を通って持っていってもいいです。壁をぶち抜いて一直線に運んでもいいです。
普通なら壁を壊したりすれば怒られます。しかし何を壊そうと社員たちは怒ったりせず、動揺する様子すらありません。「マニュアルが一切ない自由な社風」らしいので、壁に穴をあけたりするくらいは普通なんでしょう。
他にもいろいろな仕事を頼まれ、そのたびにぶっ壊しながら働くことになります。
上の階から下の階へ運ぶものを投げ落としたり、クレーンやフォークリフトを暴走させて何もかもなぎ倒したり。
ゲームオーバー?
ある程度進むと評価が出て、その中には損害金額もあります。
壊せば壊しただけその額も増えます。そんなことをする社員はクビ! ゲームオーバー!
……なんてことにはなりません。評価が下がるだけです。
この会社は自由な社風。ぶっ壊しまくるくらいどうということもないんでしょう。
壊しまくってもちゃんと昇進できます。
仕事に時間がかかっても問題ありません。どんなにゆっくりやっても「遅い!」と怒られてゲームオーバーになったりしないからです。お陰で念入りに壊せます。もとい、慎重に働けます。
無茶苦茶にするの楽しい!
壁、窓、棚、椅子、美術品……本作ではいろいろなものを壊すことができます。
ただ散らかすだけでも変な楽しさがあります。段ボールを崩れさせたりとか。水をまき散らすこともできます。
ここまで書いて申し訳ありませんが、僕は本作を真面目にプレイしたことがありません。遊ぶたびに壊すことを楽しんでいます。
僕が特に好きなのはコード。どういうわけかこの会社で使われているコードはゴムのような弾力を持っていて、弓の弦のように使ってものを飛ばせます。上に書いたプロジェクターだろうと人が座った椅子だろうとOK。どこに飛ばすかも自由。
もちろんぶつかられたものは壊れたりします。そして被害額アップです。やったぜ!
真面目に仕事できないのか……
何も壊さず、そして迅速に仕事することもできるはずです。多分。
しかし、そんなことをして楽しいんでしょうか……
真面目にやるのは現実だけで十分! 本作の中では勢いと気分のままに壊せば……もとい働けばいいと思います。
どれだけの被害額を出せるか挑戦する方が楽しくないです?
複数人プレイもオススメ
むしゃくしゃしたときにバンバン壊して腹を抱えられるのが本作のいいところ。
他の人と一緒に壊すのも楽しいです。
「壊してないでちゃんと働いてよ!」なんて突っ込んでくる方も中にはいるかもしれません。洒落を理解してくれる方と一緒の方が本作は楽しめるかと。
終わりに
任天堂のダウンロードページによると、本作は「お仕事パズルアクション」らしいです。
普通のゲームなら「どうやって損害を出さずに仕事を終えるか」と考えながら進めるんじゃないでしょうか。しかし本作は無茶苦茶にするのが楽しすぎます。作った方々もそういう遊び方を想定していると思います。
皆さんも現実の仕事に疲れたらこのゲームで遊んでみてください。現実だと許されない行動の数々にすっきりできるはずです。
※現実ではぶっ壊したりせずに行動してください。
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