- オクトパストラベラー0のいいところ
バトルが面白い。シールドやBPの戦略性。
町作りも自由度が高く面白い。
主人公をキャラメイクできる。
個性的な登場人物がそろっている。 - クリアまで何時間?
世間では100時間前後。
僕は170時間くらい。 - 個人的評価
90/100点
| 略称 | オクトラ0 |
| 機種 | NintendoSwitch2 PS5 XboxSeriesX/S PC(Steam) |
| メーカー | スクウェア・エニックス |
| 発売日 | 2025年(平令和7年)12月4日 |
序盤の物語
主人公は故郷のウィッシュベールで平和に暮らしていた。
しかしウィッシュベールは何の前触れもなく一夜のうちに滅ぼされてしまった。故郷の壊滅には3人の覇者が関わっている。主人公は復讐と復興のために旅立つ。
オクトパストラベラーとは
オクトパストラベラーは2018年に始まったRPG。グラフィックはHD-2Dと呼ばれる技術で作られていて、僕くらいのファミコン・スーファミ世代からすると取っつきやすそうな見た目です。
本作オクトパストラベラー0はオクトラシリーズの(コンシューマー機での)3作目。オクトラ1の過去が舞台のスマホゲーム「オクトパストラベラー 大陸の覇者」が元になっています。
発売前は「元がスマホゲーなのか……」と軽く見られることもありました。しかし実際に遊んでみればオクトラシリーズのよさをしっかり持っているゲームだとわかります。
いいと思うところ
バトルが面白い
オクトラシリーズのバトルで重要なのは敵の弱点を突くこと。弱点を何度も突けば敵は体勢を崩し、こちらから大きなダメージを与えられるようになります。
この「弱点を探す」「こちらの都合がいいタイミングで体勢を崩れさせる」というシステムがオクトラシリーズのバトルにおける面白いところです。
「敵は弱点をあと3回突けば体勢を崩す」「うちのキャラは2回攻撃と4回攻撃を使える」という状況だったら、
- 今は2回攻撃を使って次のターンになってから体勢を崩れさせる。
- 今のうちに4回攻撃で体勢を崩れさせる。
プレイヤーはこの2つを選択できます。
状況によってどっちが正解かは変わります。これをうまいように判断して戦闘をうまく進めるのが楽しいです。
町作りも面白い
主人公は滅ぼされてしまった故郷を復興させていきます。
最初はボロボロだった町がだんだん復興して、やがて以前の状態よりすごいことに……これを自分で進められるのが楽しいです。
町に住む人も主人公自ら設定可能。プレイヤーの好みに応じた町作りができます。
主人公をキャラメイクできる
オクトラ1とオクトラ2は8人の中から主人公を選ぶ仕組みになっていました。
オクトラ0の主人公はプレイヤー自ら「髪型はこれで声はこれで……」と作って命名もできます。これができるのとできないのでは感情移入に大きな差ができます。
仲間キャラが豊富で好感を持てる
オクトラ1とオクトラ2は主人公として選ばれなかった7人が仲間になる仕組みでした。
オクトラ0は仲間キャラが主人公と別に用意されていて、その数は30人以上。これがバラエティ豊かで、
- 主人公の兄貴分
- 主人公の幼なじみ
- 魔法の研究にこだわりすぎる人
- 異国から来たクールな剣士
- 奇抜すぎるセンスの踊子
このようにいろいろ用意されていて、ほとんどは好感を持てる人物です。
たくさんいると「こいつは気に入らないな」というキャラも出てくるかもしれません。しかしそういう場合は使わなければいいと思います。何せ30人以上いるので足りるわけです。

オクトラ1の主人公たちも仲間として登場します。
敵キャラも個性的
上のあらすじ部分に書いたとおり、主人公の旅は3人の覇者を倒すことが目標の1つになります。もちろん敵はこの3人だけじゃなく、新たな相手が次々に登場します。
僕がいい方向の意味で印象に残ったと思っているのはアーギュスト。彼は最高の劇作家と呼ばれている人物で、ちょくちょく「マーヴェラス!」と叫ぶのが面白いところ。
アーギュストには後ろ暗いところがあります。
それは「悲劇的な物語を作るため、実際の人物をひどい目に遭わせてモデルにする」ということ。主人公の故郷を滅ぼしたのもモデル探しの一環です。
主人公はアーギュストを追い詰め、ついに倒します。しかしその後で思いもよらないことが……
- 主人公がアーギュストを倒す。
- 主人公の隣にいた仲間が正体を現す。仲間と思っていた人物が本物のアーギュストで、倒したのは偽物だった。
- 芝居を打ったのは主人公をモデルにするためだったと明かす。
これを見て、「こんなことをしてくるやつに勝てるのか?」と心底思いました。
極端な話、苦労してラスボスを倒してもどこかからアーギュストが出てきて「マーヴェラス! これでいい劇ができそうだよ!」なんて言い始めたら何もかも茶番だったことになるじゃないですか。
こんな彼ですが、オクトラ0の物語全体からすると序盤の敵でしかありません。
先々ではもっといろいろな敵が立ちふさがります。
オクトラ1の主人公たちが仲間として登場する
オクトラ0とオクトラ1には物語的な繋がりがあります(オクトラ0はオクトラ1の過去)。そのため、オクトラ1の主人公たちを仲間としてパーティーに加えることができます。
前作の主人公が目立ちすぎると本来の主人公を食い、どこかのロボットアニメみたいになってしまう……
オクトラ1の主人公たちにそこまでのことはありません。戦闘でやたら強いことはありますが、物語的にはせいぜい「ちょっと出番がある」くらいの控えめさです。
人によりけりなところ
圧倒的なボリューム
物語を進めていくと主人公は故郷の仇と戦うことになります。
それを倒すと「もっと強大な敵が……」という話になります。
また倒したら「実は裏にこんな敵が……」という話になります。
更に倒すと……
こんな感じでなかなか終わりません。
更に町作りもあります。
NPCが隠し持っているアイテムを探す要素もあります。
世間ではクリアまで100時間前後かかるようです。
僕は検証だの何だのしながら進めたのでラスボスを倒したときに170時間くらいたっていました。
「たくさん遊べて嬉しい!」と言うか「だれてきた……」となるかは人によりけり。
僕は「もっと強大な敵が……」が終わった辺りで物語完結でもよかったんじゃないかと思っています。
主人公に台詞がない
オクトラ1やオクトラ2は主人公がしゃべります。その一方でオクトラ0の主人公はしゃべりません。ドラクエやゼノクロの主人公みたいな「しゃべってはいるけど表示はされない」というタイプです。
プレイヤーの想像に任せる、ということですが人によっては物足りないかも。
どうかと思うところ
全体的に暗い
このゲーム、「故郷が滅ぼされてしまった……」という事件から始まることからもわかるように大まか暗い物語です。
特に暗いのは上で挙げた「もっと強大な敵が……」の部分。城の前で主人公と「もっと強大な敵」が会う場面で……(深刻なネタバレなので隠します)
- 仲間が処刑されそうになる。
- 主人公は止めようとする。
- しかし止められず、仲間が処刑されてしまう。
これは引く……FF10で言うとユウナに結婚させてしまうようなものじゃないです?
それはちょっと大げさでしょうか。FF6でシャドウを見捨てる展開しかないようなもの?
僕はあまりにも引いたのでしばらく物語を進めずレベル上げとかをやっていました。
オクトラ0がゲームとして見て面白い作品だからその後も進めましたが、そうじゃなかったらプレイ中断させていたかもしれません。
個人的評価
物語的には引っかかる部分があり、長いのでだれてしまうこともありますが、総合的に見れば100点満点中の85点くらいあると思います。
やはり敵をシールドブレイクさせるバトルは面白いです。どの仲間と冒険するか考えるのも楽しい部分。
主人公を作ったり町を復興させたりする部分も刺さる人にはかなり刺さります。
終わりに
オクトラ0は長所も短所もある作品。しかし戦闘システムの面白さはかなりのもので、人におすすめできるゲームだと思います。

オクトラ1やオクトラ2をやっていないとしても楽しむことができます。
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