血の同窓会を最小限度にしたい!
ファイアーエムブレム風花雪月の後半では、前半の間にスカウトしそびれた生徒(先生も)が敵キャラとして出てきます。
みんなで集まって戦う場面の呼び名は「血の同窓会」。かなり衝撃的なイベントです。
「どう戦うのか、どういう反応をするのか見たい」という考えならともかく、「知り合いとはできるだけ戦いたくない」と思っているなら避けたい状況です。
それなら前半の間に生徒たちとの支援値を上げてスカウトをできるだけ成功させておくべきです。ついでに支援S相当まで支援値を上げておけば、生徒たちとのエンディングや支援会話を回収することもできます。
僕は500時間以上かけて4周しましたが、その間スカウトできる生徒は全てスカウトを成功させてきました。今回はその中での経験をまとめていきます。
スカウトを成功させるための前提
スカウトを成功させるためには……
支援値・支援レベルを上げなければならない。
主人公自身の技能を上げなければならない。
攻略サイトをうまく使う
支援値を上げるのに一番よく使うのが贈り物や落とし物。うまく選んで渡せば支援値はどんどん上がります。
しかし、当然ながら好みは生徒によって違います。そんなの1人ずつ把握しておくなんて無理です。自力で分析するのも難しいこと。
落とし物がいつどこにあるかはもっと覚えにくいです。
だから、わかりやすくまとめてある攻略サイトを利用するのがいいです。「風花雪月 贈り物」「風花雪月 お茶会」「風花雪月 落とし物 時期」辺りで検索するといいサイトが出てきます。
落とし物サイトを選ぶなら、キャラ別じゃなく時期別にリストアップしているところの方がいいです。落ちている時期が来たらダーッと全部拾い集めてストックしておき、支援値を上げたいときに配る感じで。
果実の砂糖漬けみたいなナマモノだろうと、数か月あるいは数年保管可能!
そこは「ゲームだから」ということで……
攻略サイトを見るのは負けたようで悔しい、という考えもあるかもしれません。
しかし、ポケモンでも「このポケモンは素早さが70だからあのポケモンより速くて……」なんて考察に使う数値を完全に覚えている方は少ないと思います。
膨大なデータは自分で覚えようとせず、集計してあるところに頼る方がいいです。
散策をうまく使う
散策は面倒くさい、やることがないと言われることもあります。しかし、支援値を上げてスカウトを成功させるのにはとても役立ちます。
面倒かもしれませんが、昔は「キャラとキャラを仲よくさせたいなら、2人をフィールドで何ターンも隣り合わせておく」なんてしなければなりませんでした。それに比べれば、自分の行動で早めてカップリング完成させられる分だけ今の方がいいです。
散策はスカウトや育成のための時間だと割り切ってしまうのがオススメです。
ポケモンで「このポケモンにこの技を覚えさせたい→じゃあ技マシンを入手するためにああしようこうしよう」とやるのと同じ。
落とし物探し
落とし物探しは面倒です。拾わなくてもわりと大丈夫じゃないかという気もします。
しかし、落とし物は支援値上げにすごくいいアイテム。逃してしまうのは惜しいです。
わざわざ探し回る理由には、次の項目のものも関係しています。
市場での贈り物代と出撃
特定のクエストをクリアすれば、贈り物になるアイテムが売られ始めます。
これはできるだけ買っておくべき。そして上で検索したサイトの情報と比べつつ、生徒たちに配っていけばいいです。
どんどん買っているとお金がなくなってきます。落とし物をしっかり拾っておくのは、支援値上げに使えるアイテムをできるだけ無料で手に入れておきたいからです。
時期 | 解禁用クエスト | 贈り物合計金額 | |
南の商人 | EP5(前半) | 交易路を塞ぐ賊 | 4900 |
東の商人 | EP5(前半) | 交易路を塞ぐ賊 | 4100 |
闇の商人 | EP15(後半) | 商人の安全確保 | 5500 |
風花雪月の金策手段は少なく、月々のお給料と日曜日の出撃くらいしかありません。だから月に1回は日曜の行動に出撃を選ぶべきです。
生徒同士での支援値上げをしたいなら、このとき一緒に連れていくと有利になります。他クラスのスカウトしたい生徒も課題協力で同行させます。
稼ぐ目標金額は贈り物を買える分だけです。
お金に困るのは序盤。終盤が近づくにつれて楽になっていきます。
贈り物や落とし物を渡す
贈り物は安くて効果が高いものから順に渡していきます。
あるいは、汎用性が低くて効果が高いものから順に渡していきます。この場で言う汎用性とは、「これが大好き!」と言う生徒が少ないということです。
真っ先に渡すのは落とし物。言ってみれば支払金ゼロで効果の高い贈り物です。特定の相手だけに効果が高い贈り物とも言えます。
次に花。栽培で増やせるので、安く多めに入手できます。
それから普通に買った贈り物。
全員が大好きな伝書ふくろうの羽根は最後の選択肢になります。支援値を急いで上げたいときの隠し玉として取っておきましょう。
大好きな人が少ない品(カーネーション→エーデルガルトだけが大好き、アネモネ→ヒルダだけが大好き、など)は大好き反応の人に優先して渡すのがいいです。
逆に、エーデルガルトやヒルダを誘わないならカーネーションやアネモネは大好きな人がいないのでバンバン配っていいことになります。
こうやって渡し方を細かく決めていると、贈り物は最終的に余ります。しかし、非常食のようなものでいざというときに足りなくなるよりマシです。
注意! 支援値を上げられなくなるタイミングあり
生徒たちには「これ以降は支援レベルを上げられない」となってしまうタイミングがあります。
こうなると支援レベルが途中でストップしたままになります。わりとどうでもよさそうなときに来るので、不意打ちされるととても困ります。
だから、支援レベル上げは早め早めにやってしまう方がいいです。
僕は1周目で青組担任をやりましたが、イグナーツのスカウトに成功したものの支援レベルが途中で止まってしまいました。
支援値上げを中断するタイミング
僕たちからは見えにくいですが、内部的には支援値が数字としてカウントされています。
これは最初から100、200、300……とたまっていって支援値Sになる数字まで行くわけじゃありません。支援Cから支援B、支援Bから支援A、とレベルが変わるところで一時停止します。つまり、ここに引っかかったら贈り物や落とし物を渡しても無意味です。
レベルが上がるイベントを見てしまえばまた貯められるようになります。スカウトを第一に考えるのなら、イベントが発生したらすぐに見るのが無難です。
「○○の章に入らないと支援の段階が上がらない」というパターンもあります。とりあえず支援値を上げられるところまで上げて待っておくようにすれば、支援レベルアップのイベントが発生した瞬間にこなして次の段階へ進めます。
主人公の技能上げ
ほぼ全ての生徒は修業をしたくて自らセイロス聖教会に来ています。そのため、実力のある先生についていきたい……よって、主人公の実力が高ければスカウトが成功しやすいです。
生徒から実力を買ってもらうために、教員研修をどんどんやるべきです。必要な実力は生徒によって違い、「風花雪月 スカウト 条件」で調べると便利なサイトが出てきます。
個人的に難しいと思うのは、要求してくる技能がDやCじゃなくてBの生徒。そして要求してくるステータスが魅力の生徒。両方そういう要求のドロテアは結構大変です。
ただし、支援レベルが高ければ技能やステータスが低めでもスカウト成功します。コミュ強は有利です。
教員研修をやれる回数は先生1人につき週1回ずつです。教えてくれる科目が少ない先生から順に選んでいくのがいいです。
例えば「レア様から格闘術→セテス先生から剣術」という順に研修を受けて目標の技能レベルに達すると、その週のカトリーヌから研修を受けても学びすぎということになります(カトリーヌが教えてくれるのは格闘術と剣術だけなので)。
先にカトリーヌから研修を受けて目標を達成すれば、レア様やセテス先生からは別の科目を教えてもらって次の目標を狙えます。
指導レベル上げはお早めに
指導レベルが高いほど、散策中の行動回数が多くなります。そうすれば主人公を鍛える機会が増え、スカウトに成功しやすくなります。
出撃回数も増え、クエストをやりやすくなります。お給料もアップし、金策の頻度を下げられます。
指導レベル上げとしてやることの有効さは、栽培(アンゼリカループあり)>武術大会(ちゃんと勝つ)>栽培(アンゼリカループなし)>食事>他くらい。
上の動画は厩舎からアンゼリカ回収ポイントに行くところ。
アンゼリカが出るのはタルじゃなく袋の方です。
DLCのアビス編をすでに終えているなら、周回を終える前に所持金を全て名声値に変換しておくのがいいです。「所持金→草の種やフォドラ××産の種を購入→異教の祭壇で供物にして名声値をもらう」とすれば、所持金10Gが名声値1ポイントに変わります。
貯め込んだ名声値は、指導レベルを上げたり技能レベルを上げたりするのに使えます。
名声値を節約したいなら、4月の間に自力でE+まで上げてその後から名声値を注ぎ込んで最大まで持っていくのがオススメ。
要注意人物! ヒルダ(落とし物を渡せない方も読んでください)
紅組担任を選んだ場合、ヒルダは長いことスカウト不可能の状態になっています。
しかし前半が終わりに近づいたところで(主人公の選択によっては)スカウト可能になり、すぐにまたスカウト不可能になります。
スカウトする準備をして待ち構えておけば安心です。
「ヒルダに落とし物を渡せない」と疑問に思う方もいるとか。
もしかして、黒鷲ルートの途中なんでしょうか。もしそうなら、落とし物は包帯も香水も髪飾りも持っておいてください。
少し上に赤文字で書いてあるとおり、黒鷲ルートのヒルダは前半の終わりがけにならないとスカウトできません。落とし物を渡せない(好感度を上げられない)のはそのせいだと思います。渡せるようになったらドッと渡して好感度を上げ、スカウトしてやってください。
主人公の選択次第では渡せないままですが……そのときは主人公の懐にヒルダの落とし物が残ります。
セーブ・ロードをうまく使う
ファイアーエムブレムはリセットしても結果は同じ……というのが恒例ですが、本作の全てがそうじゃありません。
スカウトする直前にセーブしておき、失敗したらリセットしてロード、もう一度スカウト、とすると成功になる場合もあります。
試験でクラスを取得できたかどうかや浴室の結果なども同じです。
実際の散策パート行動
やるべきこと
- 浴室
誘った相手との支援が上がるだけでなく技能育成の効果も上がるので、月の頭に行きましょう。 - 温室
花を贈り物として活用するために、毎回種まきと収穫を実行。
(アンゼリカループと花の栽培はどちらかしかできません) - 市場(買い物)
贈り物になる品物はできるだけ買いましょう。安いもの優先(高いから有効的とは限りません)。 - 落とし物拾い
攻略サイトを見て、どこに落ちているかと誰に渡すものかを調べましょう。
オススメは「ファイアーエムブレム 風花雪月 攻略Wiki 天馬で検索→左のEP個別記事→拾得物」。 - 教員研修
スカウト成功に必要な技能を育てましょう。セーブ・ロードで結果の厳選可能。
スカウトをコンプリートさせるまでは行動回数のほとんどをこれに使うのがいいです。
必要な技能を調べられるサイトのオススメは「ファイアーエムブレム 風花雪月 攻略Wiki 天馬で検索→左のユニット一覧→加入条件」。 - 生徒との会話・悩み相談
攻略サイトを見て、支援値が上がる答えを選びましょう。
オススメは「ファイアーエムブレム 風花雪月 攻略Wiki 天馬で検索→左のEP個別記事→会話」。 - 贈り物・落とし物配り
渡す優先度は落とし物→花→普通の贈り物(安いもの→高いもの)→ふくろうの羽根。
大好きなものが何か調べられるサイトは「AppMedia 風花雪月Wiki 贈り物」で検索するといいところが出てきます。
生徒の育成を考えるなら、やる気ゲージが満タンになったところで止めて月曜の指導でガッツリ勉強させるといいです。
優先度が低いこと
- 食事・お茶会・大聖堂(歌)
支援値は上がりますが、行動回数を消費してしまいます。贈り物・落とし物配りなら行動回数を消費しません。
食事は指導レベル上げと生徒同士の支援値上げに使う(カップリングの組み合せを自分で考えたい)なら有効的。生徒のやる気ゲージを上げて指導をガッツリやるのにも有効的。 - 料理
やらなくてもいいです。生徒が料理を得意としているとは限らず、そもそも行動回数を消費したくないので。
他の考えるべきこと
- 出撃
選ぶのはできるだけ月に1回で済ませ、その中で複数回出撃した方がいいです。そうすれば散策の回数を増やすことができ、教員研修=技能上げを多めにやれます。 - 支援レベルが上がるイベントについて
生徒の育成を考えるなら、月曜に指導した後で会うのがいいです。そうすれば空っぽになったやる気ゲージを満タンにできます。
まとめ
長々と書いていますが、完璧にやらなくてもスカウトは結構成功します。主人公の指導レベルと技能レベルを上げて落とし物と贈り物をたっぷり配るだけでもかなりうまくいくはずです。
何せ、周回ボーナスで指導レベルを上げられずアンゼリカループを知らなかった1周目の僕でも全員スカウトできたくらいなので。
ここに書いてあるのは確実さを上げる方法みたいなものです。
FE風花雪月関連記事
他の攻略情報的な話はこちらです。
よろしければご利用ください。
コメント