ポケットモンスター ルビー・サファイア

pokemon-RS 2000年代
  • いいところ
    映画との連動。
    とくせいやせいかくで育成の幅が増えた。
機種ゲームボーイアドバンス
メーカーゲームフリーク
発売日2002年(平成14年)11月21日
後に続いた機種3DS

ゲームボーイアドバンスでのポケモンシリーズ1作目。
発売当時の僕はアドバンスを持っていなかったので、本作の中身はアニメで見ていました。舞台であるホウエン地方に初めて足を踏み入れたのは、10年くらいたってポケモンエメラルドを買ったとき。

アドバンスはゲームボーイとの通信ができないので、赤・緑や金・銀からポケモンを連れてくることができません。
その代わり、後から3DSで出たリメイク版にはいろいろな過去作からポケモンを送ることができます。何なら、アドバンスのルビー・サファイアから3DSのリメイク版へ移動させることもできます。リメイク元からリメイク先へ行けるのは、今のところポケモンシリーズで珍しいパターンです。

ハードが変わったお陰か、いろいろ追加されました。

とくせい

技とは別の能力をポケモンそれぞれが持っていることになりました。強いものがあれば、持っていることで逆に不利なものもあります。
例えばピカチュウだと「せいでんき」で、直接攻撃してきた者は一定確率でビリッと来て麻痺。ナマケモノモチーフのナマケロは「なまけ」で、2ターンに1回はなまけて行動不能になります。

せいかく

ポケモン個体ごとに性格が設定されました。意味のないものではなく、性格によってステータスが上がったり下がったりします(変わらないものもあります)。
例えば「いじっぱり」だとかみついたり引っかいたりする力は強めですが、炎や吹雪を吐く力は弱めです。「ひかえめ」だと逆で、かみついたり引っかいたりが弱めで炎や吹雪を吐くのが強め。

ダブルバトル

ルビー・サファイアが新作だったころにアニメのオープニングで「ダブルバトルで燃える明日」と歌っていましたが、そのダブルバトルは本作から始まりました。
ポケモンを適当に2匹選んで戦わせるだけでは勝てず、2匹の組み合わせを考えねばなりません。

ダブルバトルでの戦い方の例
  • ポケモンAが、自分以外に大ダメージのじしんを使う(普通なら仲間にも大ダメージ)→ポケモンBはとくせいがふゆうでじめんわざを食らわない→敵だけ大ダメージ。
  • ポケモンAがリフレクターやひかりのかべで味方のダメージを減らす→その間にポケモンBがつるぎのまいでステータスを上げ、攻撃の準備をする。

映画でポケモン配布

映画の前売券を買ったり映画を見に行ったりすると、特別なポケモンがもらえる……というのはルビー・サファイアのころに始まりました。第1号はジラーチ。

配布されたころはレアだったジラーチですが、今はそれほどでもありません。「ソード・シールドのセーブデータを作る→ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールを少しだけ進める」とするだけでいくらでも増やせます。

リメイクされたとき、メガシンカ(特別な追加進化)をするポケモンが随分いました(Switchの新作では、メガシンカさせることが不可能)。

最新作スカーレット・バイオレットでは、パラドックスポケモンという古代・未来のポケモンが増えました。ルビー・サファイアのポケモンでそうなったのは、

  • 古代
    ボーマンダ→トドロクツキ
  • 未来
    ハリテヤマ→テツノカイナ
    ラルトス系→テツノブジン

ネット対戦の使用数ランキングで30位以内に入っているポケモンを見ると、シングルバトルではラティオス。ダブルバトルではコータスとペリッパーでした。

伝説のポケモンのラティオスはわかるけど、コータスとペリッパーはどうして……と思うかもしれませんが、シリーズが進む途中で強力な特性を持つようになったお陰です。

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