ポケモン歴代ほのお御三家ストーリーでの雑感＆楽さランキング

この記事に書いてあること
炎御三家の一覧。
旅が楽な炎御三家のランキング。
アニメで優遇されることも多い。

大抵のポケモンシリーズでは最初に3匹のポケモンから1匹を選ぶことになります。
選べるポケモンのタイプはくさ・ほのお・みず。選び方によってストーリーが難しくなったり簡単になったりすることもあります。

今回はそんな御三家ポケモンからほのおタイプを選んだときについてまとめます。

用語
ほのお御三家
ストーリーが楽ランキング
終わりに
他のタイプ

用語

御三家
最初に選ぶ3匹のポケモン。公式のものじゃなく、ファンが使い始めた呼び方。
こうげき
ステータスの1つで物理的な攻撃力。咬みついたり物体たりする力。
とくこう
ステータスの1つで特殊な攻撃力。炎や吹雪を吐いたりビームを出したりする力。
捕獲要員
野生のポケモンを捕まえる役。相手を眠らせたり麻痺させたり手加減攻撃できたりすることが求められる。
夢特性
隠し特性のこと。野生のポケモンが持っていることはあまりない。

ほのお御三家

対戦ではなくストーリーのことを書いています。
後々のことは少なめ。初登場時のことを中心にしています。

第1世代(ポケモン赤緑)　ヒトカゲ→リザード→リザードン

	進化レベル	タイプ
ヒトカゲ	－	ほのお
リザード	16	ほのお
リザードン	36	ほのお・ひこう

ヒトカゲが進化したリザードンはパッケージにめっちゃかっこいい姿で出ていて昔から人気ポケモンです。アニメでもサトシの手持ちとしてエース的になっていきます。
しかし、ゲーム内だと最初のうちはヒトカゲだと大変です。

ジムリーダーは1番手がいわ専門のタケシで2番手がみず専門のカスミ。ヒトカゲがダメージを与えにくいポケモンばかり使ってきます。それでもタケシはレベル上げすればどうとでもなりますが、カスミのスターミーは分が悪いです。

進化したりきりさく・かえんほうしゃを覚えたりしてだんだん強くなっていきます。4倍ダメージを与えてくるいわタイプポケモンは面倒な相手ですが。

第2世代(ポケモン金銀)　ヒノアラシ→マグマラシ→バクフーン

	進化レベル	タイプ
ヒノアラシ	－	ほのお
マグマラシ	14	ほのお
バクフーン	36	ほのお

ヒノアラシを選んだ場合は比較的楽です。

最初のジムリーダーはひこうポケモン使いですが、じめんタイプのどろかけを使ってくるので地味にダメージを与えられます。しかし次のジムリーダーはむしタイプで有利。くさポケモンいっぱいのマダツボミの塔にも行くので、序盤は活躍させやすいです。
中盤以降で戦うはがね・こおりのジムリーダーもこっちが有利な相手。アカネは……あの人は大抵の人が苦労するらしいので……

技マシンでかみなりパンチやじしんを覚えられるのもいいところ。かえんほうしゃを自力で覚えるのはレベルがかなり高くなってからなので、かえんぐるまがタイプ一致の持ち技になりがち。

第3世代(ポケモンルビーサファイア)　アチャモ→ワカシャモ→バシャーモ

	進化レベル	タイプ
アチャモ	ー	ほのお
ワカシャモ	16	ほのお・かくとう
バシャーモ	36	ほのお・かくとう

ジムリーダーには元から苦手ないわ・みずと進化して苦手になるひこう・エスパーがいます。ジム戦は仲間に任せた方がいいかも。
敵チームも同じタイプが多いマグマ団と弱点を突いてくるアクア団。ただし両方ともあくタイプポケモン(ポチエナやキバニア)を使ってきた場合はかくとう技で活躍できます。
四天王では有利な相手が多め。

夢特性は戦っているうちにスピードアップするかそく。しかしそれを使えるようになるのはもっともっと後のことです。「攻略本のシリアルコードでかそくアチャモが出るかどうか」という点でリアルラックも最初は必要でした。

優遇されているポケモンだったのか、メガシンカ姿がゲームよりも早くアニポケで登場していました。

第4世代(ポケモンダイヤモンドパール)　ヒコザル→モウカザル→ゴウカザル

	進化レベル	タイプ
ヒコザル	ー	ほのお
モウカザル	14	ほのお・かくとう
ゴウカザル	36	ほのお・かくとう

本作に登場するほのおポケモンはかなり希少。北国だからってそんなふうにしなくても……

最初のジムリーダーはいわポケモン使いなので不利。しかし進化させてしまえばかくとう技で倒しやすくなります。その後もくさ・はがね・こおりと有利なジムリーダーが出てきます。

使える技には強力なものが多いです。自力で覚えるのがインファイトやフレアドライブ。技マシンで覚えるのがじしん、ストーンエッジ、くさむすびなど。
すばやさが高いので、こういう技を相手より先に出しやすいです。

第5世代(ポケモンBW)　ポカブ→チャオブー→エンブオー

	進化レベル	タイプ
ポカブ	ー	ほのお
チャオブー	17	ほのお・かくとう
エンブオー	36	ほのお・かくとう

ほのお・かくとう御三家3種類目。しかしかくとうタイプとしては強力な技のインファイトを(この時点では)覚えられず、ほのおタイプとしてはイッシュにヒヒダルマ・シャンデラと強力なライバルたちがいます。

ジムリーダーにはノーマル・むし・こおりと有利な相手が複数。でんきタイプ使いで無関係のはずのカミツレはでんき・ひこうのエモンガを使ってくるので不利になります。

ほのおタイプなのにみず技のねっとうを使えるという隠し芸持ち。エンブオーはこうげきだけじゃなくとくこうもそこそこ強いので、ある程度の威力を出せます。

第6世代(ポケモンXY)　フォッコ→テールナー→マフォクシー

	進化レベル	タイプ
フォッコ	ー	ほのお
テールナー	16	ほのお
マフォクシー	36	ほのお・エスパー

とくこうとすばやさが高め。タイプ一致のほのお・エスパー以外の技もあれこれ覚えます。シャドーボール、くさむすびなど。
いろいろなタイプの弱点を突けますが、耐久力はそれほど高くないので自分自身が弱点を突かれるとあっさりやられます。あくタイプに咬みつかれたときとか。

本作ではポケモン赤緑の御三家が再登場してメガシンカまでします。同じほのお御三家のリザードンには2つもメガシンカがあるので、マフォクシーの印象が薄くなりがち。
同じほのおタイプの弱点を突けないので、カメックスなら補完してもらえます。

第7世代(ポケモンサンムーン)　ニャビー→ニャヒート→ガオガエン

	進化レベル	タイプ
ニャビー	ー	ほのお
ニャヒート	17	ほのお
ガオガエン	34	ほのお・あく

最終進化した姿を見て「またかくとうが付いた？」と思いましたが、付いたのはあくタイプ。
こうげきが高く、すばやさが低め。
タイプ一致技はフレアドライブや専用技(だった)DDラリアットなど。じしん、きゅうけつ、クロスチョップなどいろいろなタイプの技を覚えることもできます。

しまキング・しまクイーンには弱点を突かれがち。キャプテンのスイレンには苦戦します。
ガオガエンが本領発揮するのはストーリー中じゃなくてダブルバトルなのかもしれません。夢特性のいかくで相手2体のこうげきを減らしてくれるのが便利。ネット対戦でかなりの人気です。

第8世代(ポケモン剣盾)　ヒバニー→ラビフット→エースバーン

	進化レベル	タイプ
ヒバニー	ー	ほのお
ラビフット	16	ほのお
エースバーン	35	ほのお

こうげきとすばやさが高め。
専用技のかえんボールは威力が高いですが、命中率は低めです。使える回数が少ないので、他のほのお技も持っておくと安心できます。
かくとう技のにどげりとひこう技のとびはねるを覚えるので、ダイマックスすればダイナックルとダイジェットでこうげきとすばやさを更に上げられます。

剣盾はどっちのソフトを買うかでジムリーダーが変わるゲーム。剣だといわ、盾だとこおりというジムがあるので、エースバーンは盾の方が少しだけ活躍の場が増えます。
それよりも後半の雪国っぽい場所でこおりポケモンを次々倒せることの方がいいところかもしれません。最大の見せ場は終盤で偉い人と戦うところ。はがねタイプばかり使ってくるのでエースバーン1体で全滅させることもできます。

対戦では夢特性のリベロを持っていることやキョダイマックスできることがあって人気です。

第9世代(ポケモンSV)　ホゲータ→アチゲータ→ラウドボーン

	進化レベル	タイプ
ホゲータ	ー	ほのお
アチゲータ	16	ほのお
ラウドボーン	36	ほのお・ゴースト

すばやさは低めですが、HPととくこうは高め。
専用技のフレアソングは使うたびにとくこうが上がって便利です。他の技はシャドーボール、だいちのちから、おにび、あくびなど。

序盤のジムリーダーはむし・くさポケモンの使い手なのでこっちが有利。
進化してラウドボーンになればゴーストタイプが付きます。中盤のアオキさんはノーマルなので技を無効化できて有利。終盤のジムリーダーはゴースト・エスパー・こおりポケモン使いなので弱点を突けます。
ぬしポケモンにはよく弱点を突かれますが、一緒に戦うペパーに頑張ってもらえば大丈夫です。

夢特性は相手のステータス変化を無視するてんねん。ポケモンSVでは以前より気軽に特性を変えられるので、変更させてしまうのもいいです。