ゼルダの伝説(初代)

legendofzelda 1980年代
  • 好きなところ
    昔懐かしい。
    シンプルなゲーム。
機種ファミコン(ディスクシステム)
メーカー任天堂
発売日1986年(昭和61年)2月21日
後に続いた機種ディスクじゃないファミコン 3DS Switchなど

ハイラルには神秘の力を持つトライフォースが伝えられていた。
ある日、世界征服を企む大魔王ガノン率いる軍団が力のトライフォースを奪った。王国の姫ゼルダはガノンによる支配を防ぐため、知恵のトライフォースを八つに分けて世界各地に隠す。また、ガノンに立ち向かえる者を乳母のインパに探させる。しかしゼルダ自身はガノンに捕らえられてしまった。
インパはガノンの手先に追われて絶体絶命の危機に陥ったが、旅の少年リンクによって救われた。インパから話を聞いたリンクは、ガノンを倒すために立ち上がる。

ゼルダの伝説取扱説明書から引用・要約

今も続いているゼルダシリーズの1作目。
発売されたのは30年以上前ですが、僕がクリアしたのは10年くらい前。3DSのバーチャルコンソール(過去作のダウンロード販売)で遊びました。
元はディスクシステム(ファミコンをパワーアップさせる周辺機器)のゲームで、発売当時の僕が買ったとしてもクリアできなかったかもしれません。僕が買ったバーチャルコンソール版はいつでもどこでもセーブ可能(ボスと戦い始める寸前でも大丈夫)で、いくら失敗してもやり直しし放題でした。

広いフィールドの片隅からスタートして、謎解きしながら進んでいく流れ。主人公が使う武器は剣や弓や爆弾など。今のゼルダにもあるテンプレート的なものは初代の時点で存在していました。

三十年以上前に出たゲームなので、世間にはやり込んでいる方が大勢います。

剣をできるだけ使わずに進むとか、タイムアタックですごい記録を出すとか、裏技っぽい壁抜けまでして更にすごい記録を出すとか。

「ゼルダの伝説」というタイトルなので、主人公の名前がゼルダだと誤解されることもあります。これは、メトロイドの主人公がメトロイドさんだと思ってしまうようなもの。
ウィキペディアに十九世紀生まれのゼルダさんが載っているところを見ると、ゼルダは外国じゃ普通にある名前みたいです。
※任天堂だとゼルダはお姫様の名前で、メトロイドは敵キャラの名前です。

このゲームを始めると名前登録画面になりますが、主人公の名前じゃなくプレイヤーの名前を入れてくれということのようです。どんな名前を入れようと、エンディングでは「アリガトウ リンクと言われますので。
僕はドラクエ1を知ったときに「主人公の名前を決められる→主人公がどんな人か自分で決めていい」と解釈して喜びました。
そんな僕がこのゲームの名前登録画面を先に見ていたらどうなっていたんでしょうか。主人公の名前を決められると思って喜んだでしょうか。そうだとしても、エンディングで「誰だよリンクって!」となると。

説明書にも「君のリンクをディスクカードの中に作ろう」と書いてあります。

ここで出てから先の作品でも出ている、というアイテムがたくさんあります。
超進化したアイテムも……

このときはまだマスターソードがありません。
途中でパワーアップさせることはできます。

天敵のライクライクはまだいません。

ハートの器

取るとリンクのLIFEが1つアップ。
このときはまだハートのかけらがありませんでした。

バクダン

先々では投げ放題のこともあります。
転がる形と転がらない形の2種類あるパターンも。

弓矢

ここでは普通の矢と銀の矢の2種類。
先々では炎・氷・雷属性の矢とか爆発する矢とか出てきます。相手を消滅させる矢なんてものも。

イカダ

まさか自分で作れるようになるとは……モーター的なものまで……

妖精

アイテムというかキャラクター。
回復量は後の作品ほど多くないです。

ゼルダの伝説シリーズは昔から人気で、新作が出るたびにファンは盛り上がっていました。しかし、日本最高の売り上げを出すほどじゃありませんでした。

それが今はすごい人気。新作のブレスオブザワイルドやティアーズオブザキングダムはSwitch売上ランキングでかなり上の方にいて、Switchを代表するゲームという雰囲気です。ゼルダのよさを残しつつ他のいいものをうまく取り込んだお陰じゃないでしょうか。

名作なだけあって、いろいろなゲーム機で遊ぶことができました。

上の方に「後に続いた機種 ディスクじゃないファミコン」と書いてあるのは、ディスクシステムじゃなくて普通にファミコンのみで遊べるゼルダの伝説が出たからです。その後もゲームボーイアドバンスに移植されたり、ゲームキューブのゼルダコレクションに収録されたり。
僕がやったバーチャルコンソール版は、Wii、3DS、WiiUで遊べました(現在は配信終了)。

任天堂の方々にとっても重要なゲームのようで、何かあると必ず出てくる印象。ニンテンドークラシックミニのファミコンにも収録されていました。
発売35周年のときにはゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説というものまで出ていたほど。

今遊ぶならNintendoSwitchOnline。ファミコンソフトの一つとして配信中です。
3DSやWiiUのころからあったセーブ&ロード機能(いつでもどこでも中断・再開できる)に加え、巻き戻し機能もあります。
所持金やアイテムをたっぷり持った状態で始められる「お金持ちバージョン」まで用意されています。僕のようなアクションゲーム苦手派も、ゼルダの始まりを気楽に見ることができるわけです。

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