- いいところ
ジョイコンを振って遊ぶのが楽しい。
肩こりに効く。
機種 | Nintendo Switch |
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 2017年(平成29年)6月16日 |
体感型格闘ゲーム
ARMS能力者=腕が伸びるファイターたちの格闘ゲーム(他の場所が伸びる場合もあり)。
ストリートファイター2みたいにコマンド入力で技を出して戦うんじゃありません。
操作法は、ジョイコンを本体から取り外して左右の手で持って動かすこと。
前に突き出すと、画面内でもファイターが腕を伸ばしてパンチ。
両腕を同時に伸ばすと投げ技。
横に動かせば敵の攻撃を回避。
ファイターによっては特別な技・スキルもあり。もちろん対戦相手も同じようにしてきます。
腕を動かして遊ぶので、初めて遊んだときは結構疲れて筋肉痛になりました。しかし、フィットボクシングと同じく肩こり対策として使うこともできます。
なお、普通にボタンを押して操作することもできます。
アーム
ファイターたちが腕に装備する武器。
これによってパンチが縦長になったり横長になったり。更に電気でしびれさせたり爆発で吹き飛ばしたりレーザーを拳から吐かせたり……これだけでも「何でもあり」という感じです。
最初、ファイターたちは元々持っているアームしか使えません。しかし、作中で稼げるファイトマネーを使うことで他のアームを買い足せます。
ファイター
スプリングマン
僕の年代でこの名前だと体がバネの悪魔超人ですが、本作のスプリングマンは腕がバネみたいになっています。平均的な能力を持つファイターです。
リボンガール
アイドル歌手。空中で連続ジャンプできます。
上下移動が得意なので、縦長のパンチを使われるとピンチです。
ニンジャラ
そういう名前の忍者関係ゲームがありますが、こっちも忍者。忍者学校の生徒さんです。スピードファイターで、いきなり消えて他の場所に現れることができます。
マスターマミー
パワーファイターのミイラ男。スピードが遅く、耐久力が高め。ガードしていると体力が回復します。
所属が「マミーホスピタル」となっているんですが、作中世界ではミイラ男が普通の属性なんですかね。
メカニッカ
ARMS能力を持たないので、自作のメカに乗って参戦。ホバー移動しつつ攻撃できます。ただしでっかいメカに乗っているせいで当たり判定が大きめです。
DNAマン
ARMSラボが作り出した謎の生物。腕だけでなく体も伸び縮みします。
公式サイトの紹介ページに「ラボの研究成果を証明するため、密かにグランプリに潜り込む!」と書いてあるんですが、すごく目立つので密かに潜り込むのは無理。
ミェンミェン
ラーメン店の看板娘。相手のパンチを蹴落とすことができ、うまくやれると気持ちいいです。
僕はスプリングマンが主役ポジションだと思っていましたが、スマブラに参戦したのはこっちでした。
バイト&バーク
警備ロボのバイトと犬型ロボバークのコンビ。プレイヤーが操作するのはバイトの方で、バークを踏み台にしてジャンプできます。
バークの役割はときどき援護攻撃すること。そして必殺技のときにバイトと合体すること。
ツインテーラ
スーパーセレブな銀幕スター。この人が攻撃に使うのは腕じゃなくて髪です。自らのオーラで対戦相手のパンチを遅くさせることができます。
キッドコブラ
コマボードという別のスポーツの選手です。高速移動して敵の攻撃をすり抜けると有利になれます。
動画配信者でもあり、TwitterことXの紹介ページでは地鶏と自撮り。
追加ファイター
昔のゲームだと、いっぺん発売してしまえばキャラクターの数は変化しません。しかし本作は今どきのゲーム。バージョンアップによって何人かのファイターが上のメンバーに追加されていきました。
ARMSグランプリ
CPUとの10連戦。ストーリーモードのようなもので、最後まで行くとエンディング的なエピソードを見ることができます。
腕を伸ばして戦う普通の試合をするだけでなく、別の種目で勝負する場合もあります。個人的には普通の試合より特殊ルールの方が難しいです。
特殊ルールでの試合
- バスケットボール
相手を投げてゴールに叩き込みます。つまりファイターがボール。 - 的当て
次々に出てくる的を割り合います。対戦相手に攻撃して妨害することもできます。 - バレーボール
ボールをバレーボール的に撃ち合います。ただしボールは地面に着くか一定時間が過ぎるかすると爆発します。
特殊ルールは難しいですが、無茶苦茶っぷりは好きです。
本作の難易度
僕は格闘ゲームが苦手なので勝てない……というわけじゃありません。本作が難易度調節できるお陰です。簡単にすればいくらでも勝てます。
他の格闘ゲームでも言えることですが、ジャンプしすぎると無防備になって負けやすいようです。パンチもながーく伸びる性質があるので両腕まとめて伸ばしてしまうと隙を作ってしまいます。
そういうコツを押さえておき、ちょっとずつ難易度を上げていけばいいと思います。最初はスプリングマンやミェンミェン辺りで慣らしていくのがいいかと。
ラッシュ
必殺技のようなもので、連続パンチを叩き込みます。
かわされてしまうとパンチの動きを無駄に繰り返すだけになってしまいます。そんなリスクがありますが、うまくできると気持ちいいし大ダメージを与えることもできます。
オンライン対戦
昔のゲームなら対戦は1プレイヤーと2プレイヤーでやるか、ゲームセンターに行くか。
しかしさっきも言ったように本作は今どきのゲーム。インターネットを介して遠くにいるプレイヤーと対戦できます。ただ、NintendoSwitchOnlineに加入しないといけません。
BGM
テーマ曲っぽい「おーおーおーお、おーおーおーお、おーおーおー」と歌っている曲がすごく好きです。しかし、本作にはサウンドトラックなんてありません。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにミェンミェンが出始めたとき、同作のサウンドモードにARMSの曲がいろいろ追加されました。それがあればサントラの代わりにできますが、僕は運転中に聞きたいので……
まとめ
コントローラーを切り離してパンチを出すのに使うのは、Switchならではの遊び方。腕を動かすので肩こりに効くのもいいところです。
本作はニンテンドーカタログチケットの対象ソフトでもあります。
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