モンカルファンタ 体験版プレイレポート ~昔懐かしいRPGを取っつきやすいキャラ絵で!~

Monkaru-Taiken 2020年代
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  • どんな人におすすめ? 先に結論
    オーソドックスなRPGをしたい人におすすめ。
    敵キャラがアイテムを落としたら楽しい人にもおすすめ。
タイトルモンカルファンタ~勇者と水晶の少女~
機種NintendoSwitch
メーカーエクスペリエンス
発売日2025年(令和7年)9月18日

剣と魔法の世界に現れた邪悪な存在、マ王。マ王とモンスターたちによって滅ぼされた町もあると言う。
多くの勇者がマ王へと挑んだが、誰1人帰ってくることはなかった。

時は流れ、冒険者が集まる町に新たなる勇者が現れた。

世界樹の迷宮でキャラ絵を書いていらっしゃる日向悠二さんがキャラ絵を書く! ということで前からチェックしていました。

SQ123-01

遊べるハードはSwitch。Switch2じゃない方です。互換性があるのでもちろんSwitch2でも遊べます。
「モンカルファンタ 任天堂」で検索して上の方に出てくるマリオマークのサイトに入り、「体験版ダウンロード」をプッシュ!

マ王についてのプロローグが流れ、最初の場所はダンジョンの入り口。奥へ踏み込もうとしている主人公=勇者をキャラメイクすることになります。

変えられる要素
  • 名前(6文字まで)
  • 外見(2種類)
  • 性格(ステータスに影響あり)

最奥まで進んでツボを開けると、中に水晶玉。そこに女の子の姿が……
彼女の名はヒメリ。何でもマ王に封じられてしまったんだとか。勇者だけは彼女と会話できます。

ダンジョンから出るときにはモンスター登場。こっちはまだ1人ですが倒すのは簡単。途中のツボに入ったアイテムを回収しておくとより安心です。

町に戻ると仲間たちを作ることができます。作成済みの仲間も3人いますが、やっぱりこういうのは自分で作りたいです。

作れる職業
  • 戦士
  • 騎士
  • 武道家
  • 盗賊
  • 僧侶
  • 魔法使い
  • ピエロ

作れる仲間の数は9人(最初からいる3人を除名した場合)。

すごくドラクエっぽい……
ただしキャラ絵は上にも書いたとおり世界樹の迷宮の日向悠二さんによるもの。これは愛嬌があって取っつきやすいんじゃないでしょうか。
今のところ僕が1番気に入っているのは勇者です。

僧侶と魔法使いは姉妹設定もできそう。

「バランスのいいパーティー編成を」と世界樹のギルド長みたいに勧められた仲間は戦士・僧侶・魔法使いでした。
僕は騎士が好きなジョブなので騎士・僧侶・魔法使いを新たに作りました。
女神像を調べると「転生する(現状では半透明で選択できない)」があるので、先々では転職や能力・スキル強化のやり直しができそうです。

さあ旅立ち、というところでヒメリが「パーティー名を作ろう!」と言ってきました。
これはごねれば自分で考えられるパターンでは……と思って反発してみましたが、彼女が主張した「モンカル団」になりました。タイトルに使われているくらいだから変えられるわけないです。

さっそく草原を伝うようにして移動。
モンスターは最初のダンジョンで会ったのと同じモンスターですが、こっちの方が強め。というか最初のダンジョンにいた個体はチュートリアル用で弱くしてあったんじゃないでしょうか。勇者側も4人に増えているので負けることはないです。

敵は結構装備品を落とすので、勇者たちを少しずつ強化できます。
モンカルを作った会社の過去作モン勇(正式名称は『モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。』)にもアイテム集めの要素がありました。同じ面白さを持つ作品みたいです。

しばらく進むと橋。ヒメリによると、これを超えると敵が強くなるそうな……これもドラクエっぽいところ。というか川や橋は「ここから敵の配置が変わるぞ!」というエリア分けにちょうどいいんだと思います。

橋を超える前に、すぐそばのほこらへ。ここではワープの力とモンカルスキルの大逃走とダブルドロップを覚えられます。
ワープはいわゆるファストトラベル。
モンカルスキルは戦闘中にゲージをためて使うスキル。大逃走は名前どおりのもの。ダブルドロップは戦闘後に宝箱から出るアイテムを2倍にできます。

言われていたとおり、橋の先では敵が強くなりました。
画面の左上に表示された適正レベルと比べると、こっちのレベルは低め。苦戦して当たり前です。

しかしこっちは騎士と僧侶の2人が最初から回復魔法を使えます。勇者も回復魔法を覚えました。魔法使いも装備によって回復魔法を追加されました。
これは回復多めになっちゃったな! 騎士より戦士や武道家にしておいた方がよかったかも。

敵が強くてもずっと戦っているとだれてきます。そんなときは倍速機能! 設定(コンフィグ)により、Aボタンでテキストを高速にしたりスキップしたりできます。

どんどん飛ばしながらどんどん戦うぜ! と思ったら勇者がやられた! 余裕かましすぎた……
これはまずい……こんなときこそモンカルスキルの大逃走だ! まさかこんなことで使う羽目になるとは。
2番目の町に着くと、次の町まで行くクエストが完了しました。

クエスト『目指せ 新しい町』を達成した!
おめでとう 勇者○○!

その勇者はやられていましたが……

なお、ヒメリは勇者としか話せません。じゃあ勇者がやられたらどうなるのか……
彼女は魂ともおしゃべりでき、死んでいるときも気軽に話しかけていいそうです。

敵からのダメージが大きいので、ちょっとレベルを上げた方がよさそう。
町に入るとHPMPが自動的に回復するので、「町の近くで全力で戦う→町に入って回復→外に出てまた全力で……」と繰り返すレベル上げ方法が使えそうです。

メーカーの方々もプレイヤーがそうすることは読んでいるみたいです。
町に戻らないままで戦い続けていると他の雑魚より格上らしき「強敵」が出てきて、こいつを倒せば普段よりいいアイテムがもらえます。
町にすぐ帰って手堅いレベル上げをするか、それとも強敵のドロップを狙うか。そこはプレイスタイルにもよると思います。

お宝

いいところ

最もいいところの1つはオーソドックスなRPGだということ。
かつて僕が引き込まれたドラクエ的なRPGだと思います。

そして日向悠二さんによるキャライラストもいいところです。
公式サイトでもトップ画面の次に見そうなところ(モンカル団の項目)を見ると「キャラメイクで選べるポートレートは『日向悠二』氏による描き下ろし」と強調しています。

アイテムを敵からどんどんドロップさせるのも面白いところです。
強敵を追い込んだところでタイミングよくダブルドロップ発動! というのは最初から使えるテクニックだと思います。

困ったところ

こういうところも少しくらい書いておいた方が説得力アップらしいです。

フィールドを移動しているとき、雲が邪魔だと思いました。
雲があるせいで地形が見えない、雲が通り過ぎるのを待たないといけない……というのはちと鬱陶しいかと。

敵が出す経験値をもう少し多くした方がサクサク進めていいんじゃないか……とも思いましたが、若干ピントがずれた意見かもしれません。
これは敵とどんどん戦ってアイテムをドロップさせるのが面白いゲーム。経験値が多いとレベルが上がりすぎてバランスを崩すのでは。

発売日は2025年9月18日。
ダウンロード版とパッケージ版があるのは他のゲームと同じです。

モンカルの売り方で面白いのはこの部分。

  • ダウンロード版
    4800円(税抜)
  • パッケージ版
    5800円(税抜)
    モン勇&黄泉ヲ裂ク華も収録

パッケージ版には同じメーカーのダンジョンRPG2作が付いてきます。
モン勇はハチャメチャ激安セールをやったことがありますが、黄泉ヲ裂ク華は違います。価格改定をしてからはなかなかセールにならない方です。

9月末から徐々に年末が近づき、いろいろなゲームがSwitchやSwitch2で発売されます。FFタクティクス(リメイク版)、ポケモンレジェンズZ-A、ペルソナ3リロード、HD-2D版ドラクエ1&2、カービィのエアライダー、オクトパストラベラー0……という具合。

しかしそういったラッシュが始まるまでにはもうしばらくあります。モンカルの発売日「9月18日」は隙間を埋めるのにいいタイミングです。

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