- マスターモードのいいところ
歯ごたえのあるプレイができる。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのタイトル画面には「マスターモード」というものが書いてあります。これは一体何なのか……どんなふうに遊ぶものなのか……
今回はマスターモードについてまとめます。
マスターモードとは
マスターモードはゼルダの伝説ブレスオブザワイルドで配信された追加コンテンツの1つ。
いわゆるハードモードです。
僕はアクションゲームが得意な方じゃないのでガノンや雷のカースガノンをどうにかこうにか倒す感じですが、みんながみんなそうじゃありません。中には「ガノン簡単」と言っている方もいます。
そんな方もマスターモードなら歯ごたえのあるブレワイを楽しめます。
マスターモードの始め方
まず、追加コンテンツを買わないといけません。英傑たちの詩とかいろいろ種類があるように見えますが、全てセットです。
始めるときはタイトル画面でマスターモードを選択します。
セーブデータはノーマルモードと別。ノーマルモードで進めたデータを消す必要はありません。
マスターモードに入ったことに確認でもっともやりやすいのはロード画面。ノーマルモードと違い、赤っぽくなっています。
マスターモードの違い
下に挙げたものの影響度を比べると、「自然回復>敵が強い>ガーディアンのフェイント>始まりの台地のライネル>空を飛ぶ敵」くらい。
真面目に敵と戦う主義なら空を飛ぶ敵がもうちょっと上になります。
敵が強い
ブレワイの魔物たちは「最初のうちは弱い個体ばかり」「だんだん強い個体に入れ替わっていく」というシステムになっています。そのため、リンクが弱い序盤は敵も弱めです。
しかしマスターモードに登場する場合は最初から若干強め。それでいて「だんだん強い個体に入れ替わっていく」というシステムは同じなので、最終的には元々いなかった金色の魔物が登場します。
始まりの台地にもライネルがいる
始まりの台地はブレワイのスタート地点。先々の強い敵に疲れたら帰ってきて大暴れし、気分転換するのがいいです。
しかしマスターモードだと始まりの台地にライネルがいます。つまり余裕かましているといきなり矢を撃たれたりします。
もちろんゲームスタート直後も同じ。居場所を覚えておき、近づかないようにするのがいいです。
敵のHPが自然回復する
僕がブレワイでよくあることに「ボコブリンの群れをボコボコにする」というのがあります。
- ボコブリンの家(ドクロみたいなアレ)の上に着地する。
- 弓使いのボコブリンがいるなら先に弓かリモコンバクダンで倒しておく。
- 目の部分に立ち、リモコンバクダンを落とす。
投げるのではなく、その場に置く。転がして家の中に落とす。 - ボコブリンが近づいたところで爆発させる。
- これを繰り返し、ボコブリンを全滅させる。
じわじわとHPを削って倒すのは楽しく、気分転換に最適です。
マスターモードだと敵のHPが少しずつ回復します。そのため、リモコンバクダンでHPを多少減らしてもすぐに戻ってしまいます。
そもそも強めの敵と入れ替わっているのでHPが多く、なかなか減らせません。
こういったことはライネルみたいな強敵でも同じです。
ガーディアンがフェイントを使う
僕はあまりやりませんが、ガーディアンのビームは盾のジャストガードで跳ね返すことができます。相手の必殺技で逆にダメージを与えられるわけです。
ジャストガードを成功させるためにはビームを撃つタイミングを知っていないといけません。
タイミングを知ることは逃げるときも役立ちます。いつ撃つかわかれば回避しやすいです。
しかしマスターモードのガーディアンは「撃つと見せかけて撃たない」「わずかにタイミングをずらして撃つ」ということをしてきます。
これにより、ジャストガードや回避が難しくなります。
空を飛ぶ敵がいる
配信前に知って変な笑いが出たところ。
ブレワイだと敵キャラは基本的にリンク同様歩いたり走ったりして行動します。
一方、マスターモードの敵には「イカダのようなものに風船的なものを付けて飛ぶ」「上空から攻撃する」なんてことをしてくるものもいます。
これは「滅茶苦茶大変になった」と言うほどじゃないです。ふとしたときに邪魔されて困ることはありますが、基本的には放置していればいいです。遠巻きに見ながら笑っておくもよし。
他の変化
僕は気にしていませんでしたが、敵がこっちに気づきやすくなっていることもあります。
マスターモードのコツ
ノーマルモードでも同じ、ということも結構あります。
敵は1体ずつ倒す
敵が複数いるとあっちからもこっちからも攻撃が来て、対応しにくいです。
マスターモードには自然回復があるので、ダメージが分散した分だけ回復も発生しやすいです。
そもそも戦わない
ブレワイには「敵を倒して経験値稼ぎ」という要素はありません。そのため。倒すべき敵(中ボスやラスボスなど)だけを倒してクリアすることもできます。
強い敵と戦い続けていると「どうにかこうにか倒せた」「こっちの消耗が激しすぎる」ということもよく起きます。
回復アイテムや武器の耐久力を余分に消費すると継戦能力を縮めます。逃げ回って必要な時だけ戦うようにするのも1つの手です。
ワープマーカーと回復ポイントを活用する
いつも回復のために料理を食べていると、どんどん素材がなくなっていきます。「探索を進めてすごいところに着いたけど回復手段がもうない……」とかできるだけ避けたい事態です。
追加コンテンツを使えるならワープマーカーを持てるはず。これを設置して回復できるところに帰り、一息入れてから戻ってこれば回復アイテムを節約できます。
おすすめの回復ポイントは、始まりの台地でじいちゃんが住んでいた小屋。南側の祠にファストトラベルし、滑空して帰宅するといいです。
おおっと、南側の祠がある辺りは寒いです。「ギリギリのHPで帰って寒さにとどめを刺された……」なんてことにはご注意を。
装備をそろえる
ゲームによっては「防具の防御力を上げるより耐性を上げることの方が重要」ということもありますが、ブレワイの場合は防御力の数字を増やせばしっかり効果が出ます。
ときどき大妖精の泉に行き、防具の強化をするのがいいです。
英傑技を活用する
ミファーの祈りは最重要技。やられても復活できます。
リーバルトルネードは移動に使えるだけじゃありません。敵から囲まれたときの脱出にも使えます。
ダルケルの護りがあればガーディアンのビームを跳ね返すこともできます。ライネルの攻撃をはじいて一瞬ひるませることもできます。
ウルボザの怒りは問答無用で周りの敵にダメージを与えられます。ひるんでいる隙に逃げるのもアリ。
マスターモードと同じ追加コンテンツの英傑たちの詩を進めれば、英傑技をパワーアップさせられます。
マスターモード&英傑たちの詩は結構大変ですが、やる価値はあります。
マスターモードの話あれこれ
英傑たちの詩と比べて難易度の差は?
英傑たちの詩(マスターモード)>通常の戦闘(マスターモード)>英傑たちの詩(ノーマルモード)通常の戦闘(ノーマルモード)くらいです。
マスターモードはオンオフできる?
最初にマスターモードで始めたらずっとマスターモードです。
ノーマルモードをマスターモードに切り替えることもできません。
マスターモードをするメリットは?
特にないです。「歯ごたえのあるゲームができる」ということ自体がメリットでしょうか。
強いて言うと「普通は出てこない金色の魔物を見られる」ということもメリットかもしれません。

増やされると今度は「マスターモードでクリアしないといけない」という謎の義務感が出てしまうので、このくらいがいいかと。
ティアキンにはマスターモードってない?
ティアーズオブザキングダムにはマスターモードがありません。
「ティアキンでもマスターモードやりたいんだけど……」という希望もあるみたいですが。
過去作のハードモード
ゼルダの伝説は30年以上の歴史を誇るゲームシリーズなので、ハードモードを持っている作品は他にもあります。
そんなハードモードはプレイヤーから「裏ゼルダ」なんて呼ばれる場合も。
せっかくなのでいくつか挙げてみます。
初代ゼルダの伝説
いっぺんクリアしたデータで再開するとハードモードに突入。
アイテム・ダンジョンの位置が変わっていたり敵が強くなっていたりします。
ゼルダの伝説トワイライトプリンセスHD(WiiU版)
辛口モードだと左右反転し、受けるダメージが2倍になります。
ガノンドロフのamiiboを使っても受けるダメージは2倍になります。つまり、辛口モードとガノンドロフamiiboを併用すればダメージ4倍です。
知恵のかりもの
この記事を書いている時点での最新作、知恵かりにも辛口モードがあります。
辛口モードにすると敵からのダメージが上がり、草を刈ってもハートが出ません。
知恵かりだとノーマルモードと辛口モードはいつでも切り替えることができます。
終わりに
僕はのんびりとゲームを進めたい派ですが、「ゲームは難しい方がいい!」というタイプもいます。マスターモードや辛口モードはそういった需要に応えられるシステムだと言えます。
皆さんも気が向いたらマスターモード挑戦してみてください。
おまけ 僕とマスターモード
- 敵からはできるだけ逃げ回る。
- 普段よりもハートを優先して増やす。
- 何度もやられる。懲りずに繰り返し挑戦してどうにかクリア。
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