- いいところ
連射で勝負するシューティングゲーム。
機種 | ファミコン |
メーカー | ハドソン |
発売日 | 1986年(昭和61年)6月13日 |
後に続いた機種 | スーファミ PS2 PSP Switchなど |
序盤の物語
時空新世紀××.×年、宇宙を航行する船が正体不明の敵から幾度も無差別攻撃を受けていた。
惑星連合軍は原因究明のために大型戦艦を出撃させたが、帰ってきたのは調査報告を搭載した通信カプセルだけだった。この報告により、敵は人工頭脳に制御された巨大な浮遊大陸だと判明した。この浮遊大陸を破壊できるのは最新小型戦闘機「シーザー」以外に考えられない。
取扱説明書より引用・抜粋
君は全宇宙から選び出された宇宙戦士としてシーザーに乗り込み、浮遊大陸の人工頭脳を破壊せねばならない。

ファミコンソフトだとたまにあることですけど……このゲーム、ストーリーってあったんですか?
キャラバン、名人、そして映画?
少年時代の僕の感覚だと、本作はスターフォースをパワーアップさせたシューティングゲームでした。
浮遊大陸や宇宙ステーションっぽいものが出てくるし、パワーアップアイテムを取るなり弾とBGMがすごくなるし……
パワーアップしたのはゲームの内容だけじゃありませんでした。
名人たちが登場する映画まで登場するとは……
「キャラバン」と呼ばれる大会も日本のいろいろなところで行われました。
キャラバンはスターフォースのときも行われていたらしいですが、僕が初めて知ったのはスターソルジャーのときだったと思います。
名人とは
ここで言う「名人」は、今で言うプロゲーマーの原型のようなものです。
ゲームがうまく、すごい連射ができてシューティングゲームをどんどんクリアしていけたり……
というのが僕たちファミコン世代の印象だったんですが、実際のところはゲーム会社で宣伝をやっている方。「名人」のことをウィキペディアで調べてみると、16連射とかで最も有名だった「高橋名人」は宣伝の方だったそうです。
だからYouTubeの宣伝動画に出てくる社員さんの方が近いのかもしれません。
じゃあどうして「名人」という呼び名なのか……
宣伝担当は重要な役職だと思います。しかし「宣伝の○○です」と言うより「ゲーム名人の○○です」と言った方が子供たちのハートをキャッチしやすいはず。
キャラバン
今は「キャラバン」で検索すると自動車の話ばかり出てきますが、僕が小学生のころはゲーム大会のことでした。
調べてみると、日本全国いろいろなところでやっていたとか……僕が住んでいる土地でもやっていたかもしれません。やっていたとしても、僕はとても大人しい少年だったので行きたいとは言えなかったはず。
キャラバン会場ではモニターがズラッと並んでいて、子供たちが真面目な顔でゲームに取り組み、得点を競い合い……これをいくつもの会場で行うわけです。
僕はもう大人なので余計なことを考えてしまいます。
当時のゲーム会社さん、ここまでやるなんてお金持っているな!
※当時はバブル景気です。
映画も登場!
当時の僕からすると、ゲームは家の中で遊ぶものでした。それが映画に……
タイトルは「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」。
この中では、タイトルにあるとおりゲーム名人の高橋名人と毛利名人がゲーム勝負します。厳しい訓練のシーンも……
名人の方々もまさかゲーム会社の社員だけじゃなく映画出演までするなんて思っていなかったはず。何せ当時は昭和。いろいろゆるかったんです。
同時上映の作品もあったようです。こっちのことは全然知りませんでした。
タイトルは「RUNNING BOY スター・ソルジャーの秘密」。こっちもスターソルジャー関係です。
高橋名人の声優さんはキン肉マンのテリー役の方だったとか。
連射!
ゲームの外の話ばかり書いてしまったので、作中の話も少しは書いておきます。
スターフォース同様、本作も連射が重要。プレイヤーのファミコン少年たちは連射方法をいろいろ考えました。
普通に頑張って押しまくったり、
爪でこするようにしたり、
定規を使ってみたり……
「シュウォッチ」という、連射回数測定道具も登場しました。連射回数を増やしたい子はこれで練習していたのかもしれません。
僕は持っていなかったので、黄色いコントローラーだと思っていましたが。
謎のお兄ちゃん
本作のカセットやパッケージにはイケメンのお兄ちゃんが書かれています。
このお兄ちゃん、世間では謎の男と思われているんだそうな……僕は普通に「主人公(パイロット)じゃないの?」と思っていました。
上のストーリーを考えると、その正体により納得できます。「全宇宙から選ばれた人」なんですよ、きっと。
今遊ぶならNintendoSwitchOnline
本作はファミコンだけじゃなくスーファミ、ゲームボーイアドバンス、3DS……といろいろなハードに移植されました。
今最もやりやすいのはスイッチオンラインのファミコンで遊ぶことです。
せっかくだから僕も久しぶりに遊んでみるか! せめて1面くらいはクリアを……
むむ、元から苦手だったけど久しぶりだから余計に……なんの! スイッチオンラインのファミコンには巻き戻し機能がある!
どうにかこうにかボスキャラの元へたどり着きましたが……「BRAIN ESCAPED」って何? タイムアップってこと? 逃げるな卑怯者! 逃げるなァ!
終わりに
僕はシューティングゲームが苦手な少年でした。それでも本作を知っていて何度も遊んだことがあるので、かなりの有名さだったんだと思います。
そこまで知名度があったのはもちろん名作だったからだと思いますが、全国キャラバンに映画公開にとメーカーの方々が頑張っていたお陰でもあったと思います。やっぱり経営努力は重要。
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