ゲームと社会現象の今昔 ~ドラクエ3、妖怪ウォッチ、ポケモンGOなど~

Social-Phenomenon ゲーム雑談
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  • どういうゲームが社会現象につながるか
    単純に面白いゲーム。
    大勢の興味を引きやすいゲーム。

30年ちょっと前、ドラクエ3の話がニュースに出ていました。
少年時代の僕からするとニュースは難しい話をするもの。なぜゲームの話をしているんだろうと疑問に思いました。

あのころの僕には首をかしげられましたが、ゲームが社会現象を引き起こすこともあります。
今回はゲームの社会現象についてまとめます。

スペースインベーダー(1978年/昭和53年)

ファミコンすら発売されていなかったころ、ゲームセンターに登場したこのシューティングゲームが大人気になりました。

町にはインベーダーの筐体をたっぷり置いたインベーダーハウスができ、インベーダーの筐体をテーブル代わりとして使ってゲームができるようにする喫茶店もありました。

インベーダーを遊ぶためにみんなで百円玉を使ったら世間に出回る分が減ってしまって増産した、なんて話も……本当?

ここまでの状態になったのはインベーダーが面白かったからこそ。当時はゲームを作る技術が発達してなく、「敵が攻撃してくる!」ということだけでも「面白い!」となれたようです。

ドラゴンクエスト3(1988年/昭和63年)

発売当日は店の前で大行列。平日発売だったのでズル休みして並ぶ人もいました。買った人を狙う人まで現れて……売れるドラクエ3と売れない他のゲームをセット(抱き合わせ)で売る店もありました。

発売日からここまでの騒ぎになったのは、ドラクエ1とドラクエ2で「このシリーズは面白い!」と世間に知られていたからこそ。期待度故のことだったわけです。

実際に遊んでみても面白く、ドラクエ3は売れ続けました。便乗して非公式に結末辺りまで書く攻略本も出ました。赤くて「嗚呼、疲れた!」で終わるあの本です。

学校を休んで買うのはどうなのということになったようで、エニックス(今で言うスクエニ)はドラクエ4以降の発売日を土日あるいは祝日にしています。
ドラクエ10の発売日2012年8月2日は平日ですが、学生さんからすれば夏休み中です。

ストリートファイターII(1991年/平成3年)

「インベーダーブームから時間がたったところでまたゲームセンターを盛り上げた」みたいな存在じゃないでしょうか。昔のゲーセンってシューティングゲームが多かったと思うんですが、スト2登場以降は対戦格闘ゲームがかなりの場所を取るようになった気がします。

このゲームがはやったことで対戦格闘ゲームがいろいろ出ました。漫画・アニメのらんま1/2や怪獣映画のゴジラもスーファミの対戦格闘ゲームになりました。

スト2自体も成長していきました。アーケード版だけじゃなくスーファミ版なども発売され、続編も出て、映画にもなりました。アニメ映画の主題歌だった「恋しさと せつなさと 心強さと」もはやりました。

たまごっち(1996年/平成8年)

手のひらサイズのゲーム機内にたまごっちという生き物がいて、プレイヤーは育てることができます。育てていればたまごっちは他の姿になります。

このゲームは人気が出て、売り切れになる店が続出。定番の流れなのか、漫画やアニメにもなりました。
発売されたときの僕は大学生だったんですが、周りにやっている人がいたかどうかは覚えていません。うちでははやっていなかったのか、僕が見ていなかっただけなのか。

妖怪ウォッチ(2013年/平成25年)

「ポケモンっぽいゲーム」の一言では収まらないものがあったと思います。

ゲームだけじゃなく漫画やアニメでも登場。アニメの「ケラケラホーのうた」「ようかい体操第一」も大人気になりました。

作中に出てくる妖怪メダルを出せば人気過ぎて売り切れ続出。あちこちで高値になっていたのをよく覚えています。

個人的に衝撃だったのは、マクドナルドのカレンダーがポケモンから妖怪ウォッチになったことです。ここのところマクドナルドに行っていないんですが、今はどうなっているんだろう……

見出しに書いたのはゲーム版の発売日。漫画版は2012年末からコロコロで連載されていました。

ポケモンGO(2016年/平成28年)

配信が始まると世界中でダウンロード。そしてみんなで遊び始めました。
遊ぶためには歩かないといけません。これで外出や散歩の習慣ができた方もいるとか。ながらスマホはやめてほしいところ。そういうことをする方はポケモンGO以外でもやりそうですが。

はやるゲームがあると後追いのゲームが出てくる、というのはいつもの流れ。似たようなゲームがいろいろ登場しました(位置情報ゲーム自体はもっと前からありました)。

ゲーム機発売

ファミコン、PS2、ニンテンドーDSなどゲーム機の発売自体が社会現象的ということもあります。

ファミコンは家庭用ゲーム機をはやらせた立役者。
PS2はDVDを見ることもできて、ゲーム好き以外にも需要あり。
ニンテンドーDSは「ゲーム機を持ち歩く」という新しい習慣を作ったと思います。

ゲーム関連曲

上で書いたスト2映画や妖怪ウォッチの曲以外にも、はやってゲームのプレイヤー以外に知られていった曲があります。

僕が真っ先に思い出すのはピクミンのCMソング「愛のうた」。同じ名前の曲がいろいろありますが、ピクミンの曲はストロベリー・フラワーという方々が歌っている愛のうたです。

ネット用語

インターネット上で使われる言い回しの中にはゲームが元のものもあります。
このブログで扱ったことがある言葉だと「もう疲れちゃって 全然動けなくてェ…」。もしかすると、こういう言葉をきっかけにしてゲームを始める方もいるのかもしれません。

僕の中には「ゲームはマニアックな存在」みたいな感覚があるのかもしれません。しかしゲームも社会を作る要素の1つなので、ときには影響が世間へ広まっていくんでしょう。
何よりゲームは昔よりメジャーな存在になっていて、影響を与える機会は増えていると思います。

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