- 先に結論
かつての詰むところはどれもこれも改善されている。
以前、このブログではロマンシングサガ2の詰んでしまうところについて書きました。
リメイク版のリベンジオブザセブンではどうなったんでしょうか。今回は詰むところがどう変わったかについて以前の記事と比べつつまとめます。
危険度 低
防具選び
リメイク前は「防具は守備力の数字より耐性を中心に考えた方がいい」ということだったらしいです。
「らしい」というのは以前の僕があまり気にしない状態でクリアしていたからです。
これは本作も以前と同じじゃないでしょうか。「注意した方がスムーズに進める」くらいのもので、守らなかったからと言って必ず詰むとは限りません。
そもそも本作にはカジュアルモードがあります。いざとなればそれで突破してしまうのもアリです。
世間では「全身鎧が弱い」と言われています。そりゃあ、バラバラの状態だったら「腕装備で器用度を上げる」「足装備で素早さを上げる」みたいにいろいろな効果を得られますし。
危険度 中
術を鍛えずに進む
リメイク前は、術を鍛えずに進むことで回復手段や攻撃手段が少なくなっていました。
技なら戦闘中に「ピコーン!」と閃いて面白いので、術を使いたくならないのも仕方ありません。
本作でも術を鍛えなければ同じことになります。
しかし術を戦闘後に閃くシステムが始まりました。お陰で術を閃く楽しさができ、「技の方が面白いし」とはなりにくいんじゃないでしょうか。
テンプテーションを見切らずに進める
七英雄のロックブーケがテンプテーションという技で魅了してくるので、見切りを得ておく必要があります。
リメイク前ならロックブーケと戦ったときに見切っておかないといけませんでした。ラストバトル中にテンプテーションを使われると魅了されてしまうので。
見切っておかないときに困るのは本作でも同じ。ただし本作にはテンプテーションを使う雑魚モンスターが登場します。
リメイク前なら「ボスキャラ(ロックブーケ)を倒す」「テンプテーションの見切りも取る」と1度に2つの仕事をしなければなりませんでした。ロックブーケが召雷で暴れる第2形態だと大変です。
本作なら「雑魚キャラで見切りを取っておく」「ロックブーケを倒す」と2段階に分けられます。これでかなり楽になりました。
逃げまくりながら進める
ロマサガ2は戦えば戦うほど敵が強くなるゲーム。
リメイク前だと逃げても「戦った」と判定され、主人公一行は強くなっていないのに敵側だけ強くなりました。
本作は逃げても敵が強くならないシステム。よって危険を感じた場合は逃げるが勝ちです。
ただ、「戦闘回数」と同時に「逃走回数」も記録されていきます。増えたら悔しいと思う方は、以前同様逃げずに戦い続けていると思います。僕はやばかったら遠慮なく逃げます。
育成が中途半端な状態で最終皇帝登場
リメイク前だと、年代ジャンプが起きたときに作中世界でいろいろなことが起きていました。
- 閃いた技や見切りが技道場の一覧に登場する。
- 注文していた合成術が完成する。
最終皇帝の時代になると年代ジャンプが起きなくなるので、技を閃いても見切っても技道場の一覧に出ません。
合成術も、最終皇帝の時代になってから注文しても完成しません。
それがリメイク前のシステムでした。
本作も、閃いた技や見切りが技道場の一覧に出るのは年代ジャンプした後です。
ただ、最終皇帝の時代になると帝国大学を強化することで「閃いた技や見切りが一覧に即出てくる」ということにできます。お陰ですぐに技や見切りを仲間に回せます。
術も同じで、帝国大学を強化すれば閃いた後すぐ術法研究所の一覧に登場します。
合成術は本作だと一定回数戦うことで完成します。つまり「年代ジャンプしないと完成しない」という状態じゃなくなっています。
残念なのは、技道場で覚えるときに「ドォォォリャー!」と言わなくなったこと。
セルフサービスで言ってください。近所迷惑にならない範囲で。
ソウルスティールの見切りを持たない
リメイク前だと、パジャマジェラールが何気なくソウルスティールの見切りを捨ててしまうとクジンシー戦で困ることになっていました。
これはリメイクされようとどうしようと見切りを捨てたらまずいんじゃない?
という気がしていましたが、本作だと最初のうちはソウルスティールの見切りを封印できないようになっています。
‥‥逃さん‥‥‥‥お前だけは‥‥
リメイク前のロマサガ2においては最強最悪のハマりでした。
これは本作でかなり変わりました。
まず、セーブは必ずセーブポイントでやる仕組みになりました。
ラスボス前のボスキャラを倒した後にもセーブポイントがあるので、「残るはラスボスのみ」という状態でセーブすることができます。
しかしそこから引き返すこともできます。僕は初めてラスボス前のボスキャラを倒した後で「え、帰っていいの?」と恐る恐る帰りました。
最後のセーブポイントから少しだけ進むと、「ここからは引き返せないぞ」と最終皇帝が言い始め、実際にそこから進むと「…逃さん………お前だけは…」と言われて退路を断たれます。後はラスボスを倒すしかなくなります。
具体的に言うと、登ってきた階段を壊されます。
ラスボスを倒せなかった場合は最後にセーブしたところへ戻されるだけ。さっき言ったように帰れるので、詰むことはありません。
なお、「逃さん………」というのはワグナスの声です。
終わりに
「詰み」はいろいろなゲームに存在したと思います。クリアに必要なアイテムを取らずに進めてしまった場合とか。
最近のゲームではそういうことになりにくい気がします。メーカーの方々も気を付けて作ってくださっているんじゃないでしょうか。
ロマサガ2も同じです。詰んでいたのは昔の雰囲気があったから。リベンジオブザセブンは令和のゲームです。
そういうわけで、ロマサガ2が「よく詰むゲーム」だったのは過去の話。今はもう安心して遊べます。
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