Return of the Obra Dinn(オブラディン号の帰還)【ネタバレなしヒント・攻略あり】

Obra-Dinn 2010年代
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  • いいところ
    シンプルで操作法を理解しやすい。
    頭を使うゲームとして面白い。
機種PC
メーカールーカス・ホープ 3909
発売日2018年(平成30年)10月18日
後に続いた機種PS4 XboxOne NintendoSwitchなど

1807年、4年にも渡って消息を絶っていたオブラ・ディン号がイングランドのファルマス港に戻ってきた。しかし乗っていたウィッテレル船長以下60人の姿はすでになく、いくらかの白骨が残されているだけだった。
オブラ・ディン号を管理していた東インド会社は調査役を派遣した。彼には2つの品が送られていた。1つは「オブラ・ディン号の帰還」という空白だらけの本。もう1つは髑髏の装飾を施された懐中時計だった。

本作は元々パソコン用として出たゲームでしたが、後からいろんなゲーム機で遊べるようになりました。僕がやったのはSwitch版です。
上に書いてある調査役が主人公(=プレイヤー)。1人称視点のゲームなので、どういう人物なのかは全くわかりません。

ゲームを始めたところで出てくる本の中に名簿があり、60人分の名前がダーッと並んでいます。名前だけじゃなく、役職や出身地も書かれています。
他にあるものは、たくさんの人が書かれた数枚の絵。名前は乗っていた人たちの名前で、絵に書かれているのは乗っていた人たちの姿というわけです。
主人公は生きる者が絶えた船に乗り込み、60人がどうなったのか推理することになります。なお、乗っていた人たちは4年の間に白骨化しているので誰が誰なのかすらわかりません。
そんなのわかるか! と言いたくなりますが、ちゃんとヒントが出ます。

主人公は、ある人物によって2つの品を送られています。その1つが上の名簿で、もう1つが奇妙な懐中時計。白骨のそばで使うと、その人物に何が起きたのか見ることができます。
わかるのは「そのときの光景」「発した音・声」。これが本作における最大のヒントです。

懐中時計で見た風景、そして名簿と何枚かの絵。これらを元にして、絵に書かれた人が「誰で」「結果としてどうなったか」を60人分推理します。他殺の場合は「誰がやったか」も割り出さないといけません。
「だからわからないって……」と言いたくなりますが、考えているとだんだんわかってきます。
例えば過去の風景で立派な服装の人がやられていたとします。そんな格好をする人はきっと下っ端じゃなく……
最後の最後まで船長室にいる人の役職は……
異国風の服を着ている人の出身地は……
と、1人1人考えていけば何とかなります。
全員まとめて回答するわけじゃありません。少しずつ回答を入力していき、正解が3人(終盤は2人)たまると「正解確定!」の表示が出ます。それを繰り返しているうちに60人まで行くわけです。

判断が難しい場合もあります。例えば首をギリギリ絞められつつ海にドボンと落ちたら、原因は絞められたことかドボンか……とか。

何を書いてもネタバレにしかならない……仕方がないので、断片的なことだけ書きます。

  • 某キャラはすごい強さ!
  • 壁際にいた人は運が悪すぎた……
  • あんなもの(いろいろ)が襲ってくるなんて想定外すぎる……
  • ハンモックの部屋では布を1人ずつはがさせてくれたら推理が楽だっただろうに。

うん。訳がわからない。

作中風景の全ては白黒の2色だけで表現されています。ファミコンよりも昔の時代にはこういうパソコンゲームがあったらしいので、「レトロ」ということなんでしょう。
この表現は「古いよさ」のためだけのものじゃありません。シリアスさや緊張感を強めることにもなっています。

主人公はボートでオブラ・ディン号に近づき、乗り込んで調査します。ボートにはいつでも戻ることができて、「そろそろ帰ろう」といつでも言うことができます。帰ればゲーム終了の流れになります。
60人分の推理を終えていれば真のエンディングに進めますが、終えていなければバッドエンド的なものへ進むことになります。
何なら何もせずに帰ることも……もちろんバッドエンド。懐中時計と本を送った人にはすごく嫌がられます。

これだけで終わるのもなんなので、ネタバレしないようにしたヒントや攻略法を書いておきます。

  • 推理を始める前に過去の場面を全部出す。
    まずは推理の材料をそろえるところからです。
  • 過去の場面の順番を考える。
    2番目にやるといいのがこれ。情報を整理できます。
  • 服装や居場所を考える。
    パリッとした服を着ている人は……絵の近くにいる人は……
  • 名前もよく見る。
    名字が同じ人たちは……兄弟姉妹なら普通に考えて……「アビゲイル」というキャラクターは漫画のバスタードとかだと男ですが、本来どういう人の名前かと言うと……
  • いつも一緒にいる人は?
    「×等航海士」「××付き司厨士」という役職があります。「司厨士」は身の回りの世話をする人だとか。それなら、世話をする相手とよく一緒にいるはず。
    船員は同じ立場の人と集まっていることが多いです。地元が同じ人で集まっていることも多いです。乗員も同様。
  • 船の外もよく見る。
    事件は現場で起きていますが、現場が船内だけとは限りません。手すりの外や窓の外をよく見ると……
  • 難易度が低い人から?
    キャラクターごとに「推理の難易度」が表示されているので、難易度低めの人から推理した方がいいです。
    しかし「この人はそんなに難しくないだろ」「簡単じゃなかった……」ということもあるので、当てにしすぎない方がいいです。
  • メモを取る。
    60人分もの情報を頭の中だけで整理するなんてコナン君と金田一少年じゃないと無理です。コピー用紙でも何でもいいので、思いついたことを書き留めておいた方がいいです。
  • ブックマーク機能を活用する。
    「特定の人がいる場面」をブックマークでピックアップできます。これもメモと同じで有効的です。
  • 必ず3人分の正解を入力しなくてもいい。
    2人以上推理に確信を持っていたらチャンス。2人はしっかり正解を入力し、3人目は確信が持てないキャラクターにいろいろ入力。総当たりでやっていればそのうち正解を引き当てて「3人正解!」と表示されます。

本作は推理が楽しいゲーム。操作法が簡単なので取っつきやすく、隙間時間で遊ぶのにも向いています。頭を働かせるのが好きな方にはオススメです。

制作者さんは他にも「Papers, Please」「Mars After Midnight」というゲームを作っているとか。そっちも頭を使うゲームで面白いんじゃないでしょうか。

「8番出口」や「8番のりば」も頭を使うって意味じゃオブラディン号の帰還みたいなゲームと言えるかも。他には「ゴロゴア」とか。

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