- この記事に書いてあること
ジークデン砦の攻略。
ジークデン砦やアルガスに関するいくつかの考察。
FFタクティクスイヴァリースクロニクルズを進めています。
育成にこだわりたいですが、リメイクでどう変化したかが気になる……というわけで1章のラストステージです。
ジークデン砦の配置

ラムザ一行は2か所に分かれてスタートします。
「これはもう絶対再加入不可能」と思えるほどやらかしてしまったアルガスはナイトキラーを装備。ファイアーエムブレムのナイトキラーは槍ですが、本作の場合は自動弓(ボウガンなど)です。
ナイトキラーでの攻撃はそこまで脅威じゃないです。アルガスの強みはオートポーションを習得していること。攻撃を当てると自動的にポーションを使うので、与えたダメージが30以下だとむしろ回復されてしまいます。
アルガスよりも脅威なのは黒魔道士2人。今の時点だと結構ダメージを受けます。この2人から同時に攻められるのは避けたいです。
「ジークデン砦勝てない……」となる場合はこの黒魔道士たちが原因になりやすそうです。
ここは雪ステージなのでブリザドが強くなります。アイスロッドを装備していれば更にパワーアップ。
あちこちにアイテムが落ちていて、レアを引くとナイト装備がよく出るそうな……しかしこの辺りから「モンク強いな!」となりやすいです。その後は「忍者強いな!」です。
「2度と入れないステージだから完璧に見つけたい」という考えじゃなければ探す必要性は低めかと。
戦闘の様子
ラムザ側メンバー
- ラムザ 弓使い
- 汎用ユニット 陰陽士
白魔法も使える。 - 汎用ユニット 時魔道士
黒魔法も使える。 - 汎用ユニット シーフ
- ディリータ 見習い戦士
装備なし。ディリータパンチで戦う。
なめてかかっています。
もとい、JP稼ぎでレベルが上がっているのでほどほどの戦力にしています。
真面目に戦うならディリータにはちゃんと装備させ、ラムザはモンク辺りにして大ダメージを与えられるようにするのをおすすめします。弱めの攻撃力ではオートポーションの回復量を抜けません。
実際の様子

ディリータはアルガスへと向かっていきます。
うちのディリータは装備なしなのであっさりやられましたが、会話シーンのために1回だけHP1で復活しました。もちろんまたすぐやられました。
パーティー1はディリータを放置してパーティー2がいるところへと向かいます。ディリータを真面目に援護するなら回復役を残しておくのがいいです。
合流したパーティー1・2は反時計回り(時計が自動的に進むときと逆の方向)に動き、黒魔道士を1人ずつ倒していきます。
アルガスはマンダリア平原でラムザが任務を優先させたと突っ込んできました。あの選択肢にしないとアルガス敗北でゲームオーバーになるし……それじゃJP稼ぎできないし……
最後にアルガスを倒して完了。オートポーションはありますがアイテム(←アビリティ名)はないので、HPを削られても攻撃されなければポーションを使えません。
おっと、このステージは「アルガスを倒せば終了」。黒魔道士2人をアルガスに突撃させてブリザドをバンバンぶつけて短期決戦にするのも面白いと思います。
アルガスの様子
このステージではアルガスがかなりしゃべります。
前までのアルガスはヘイトを集めるばかりのキャラでした。しかしイヴァリースクロニクルズでは「アルガスなりの考えや悲しさがあった」とわかります。
言っていることはわりとわかる……この時点でのラムザには世間知らずな坊ちゃんらしい突っ込みどころがあるし……
でもジークデン砦でやったことはフォロー不可能だし……
個人的に気に入ったのはこの部分。
「さすが末っ子! さすが腹違いの子! 面倒は全て兄貴たちに任せ、自由満喫かよ!」
鬼滅の刃の名言「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」の逆みたいな空気を感じました。
「自分の家の名誉がぶっ壊れちゃって……」みたいなアルガスからすると自分の家(兄たち)に反対して自由行動するラムザは腹立つ存在なのかも。
じゃあ僕はアルガスに何もかも賛成するのかと言うと、そういうわけじゃないです。
こういうときは2つある問題をまとめて考えてしまうとよくないと思います。
- アルガスの意見にもうなずける部分がある→ラムザしっかりしろ
- そこで撃つのか……→アルガス許せん!
それはそれ、これはこれ、ということ。金田一少年の事件簿で犯人の悲しい過去が明かされても「じゃあ許してやるか!」とならないのと同じです。
そもそもベオルブ家の兄ちゃんたちは怪しい行動を取ろうとしているようにも見えます。そこに加担してしまうのは物語の主人公としてどうか。

アルガスと言えば「家畜に神はいないッ!!」。しかし今回のリメイク版で新しい名言(?)が追加されたんじゃないでしょうか。
なお、うちのメンバーでアルガスにとどめを刺したのは汎用ユニットのシーフでした。
このキャラは僕の脳内設定によると「争いの中で家族を失った」「自分自身もすさんだ生活を送ってきた」ということになっている……
先の争いを起こしたのは権力を強くしようとした者。アルガスは家の力を取り戻そうとしていた人物。そんなアルガスが争いの被害者にやられるのは因果な結末だったかも。
まあ、脳内設定の話なので僕だけしかそんなことを考えていませんが。
ジークデン砦あれこれ(考察)
ジークデン砦の悲劇、と言うかアルガスが放った1本の矢はいろいろな人の運命を変えたんじゃなかろうか。
ザルバックはどうしてラムザじゃなくてアルガスを連れていた?
「いざとなったら非情な決断をしないといけない」「ラムザじゃそのときに行動できない。そもそもそんなことさせたくない」と考えていたんじゃないでしょうか。
「やれ!」と言ったときも感情を抑えているように聞こえました。
アルガスと会っていなかったらどうなっていた?
ラムザとアルガスと会っていなかった場合、エルムドア候はどこかの段階で骸旅団にやられていたんじゃないですかね? 生き残って助けを求めるはずのアルガスがマンダリア平原でやられますし。
その後ラムザとディリータはタイスダーグ兄ちゃんからうまいように使われながら過ごしていたのでは……
ディリータはラムザの下で働いてくれるはず。しかし旅立つ前のラムザは世間知らずなところがあるので、ずっとあのままだと「部下の方が頼りがいありそう」なんて周りに言われそう。
終わりに
FFTを初めてプレイしたときは、ラムザ・ディリータ・アルガスが3人そろうマンダリア平原の場面を見て「この3人の友情や衝突で物語が進んでいくんだろうな」なんて思ったりもしました。
3人集まると衝突ばっかりになるなんて……ここでアルガスが欠けて衝突すらできなくなるし……
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