ファイナルファンタジーVIIリメイク 体験版の感想 ~Switch2でも遊べます~

FF7R1-Taikenban 2020年代
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  • どんな人におすすめ?
    とにかくFF7やクラウドたちが好きな人。
    FF7の新しい姿を楽しみたい人。
    単純にアクション要素が好きな人。
    アクション要素が苦手でも、難易度を下げられるのでストーリーが気になるならあり。
タイトルFINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE
略称FF7リメイク FFVIIリメイク
機種PS5
メーカースクウェア・エニックス
発売日2021年(令和2年)6月10日
後に続いた機種PC(Steam) NintendoSwitch2 XboxSeriesX/S

2025年12月16日、Switch2やXboxSeriesX/S向けFF7リメイクインターグレードの体験版が配信されました。
FF7とか懐かしい……僕もSwitch2で体験版を遊んでみました。

Switch2版とXboxSeriesX/S版の発売日は2026年1月22日です。

体験版のやり方(ダウンロード方法)

FF7の体験版と言えばトバルNo.1の……武蔵伝に入っていたのはFF8とエアガイツだったですかね。
あのころは他のソフトのオマケでしたが、今はネットでのやり取りが普通。体験版は無料でダウンロードできます。

Switch2版(Switch1版はない)なら「FF7 Switch」で検索すればマリオアイコンの販売ページが出てきます。開けてみると、上の方に「体験版ダウンロード」と書いてあるのがわかるはずです。

Xbox版なら「FF7 Xbox 体験版」で検索してください。「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE DEMO を入手」というページが出てきます。

本編開始!

本作は今どきのゲームなので難易度を変えられます。
今回はノーマルでプレイ。

体験版では最初の「CHAPTER 1. 壱番魔晄炉爆破作戦」を遊べます。要するに作戦で爆弾を仕掛けて脱出するところまでです。

1997年に出たPS1版のFF7だって(当時としては)きれいな画像でした。それが21世紀の技術で作られて更にきれいな画像となっています。
クラウドもバレットもかなりのリアルさ。もちろん作中世界自体も同様。

それでいてBGMは懐かしさを感じさせるもの。すごく不思議な感覚です。

かつての体験版だと「クラウドとバレットだけじゃなく本来ならいないはずのティファもいて3人パーティー」という形でした。
今回もティファがいるんだろうか……と思ったらクラウドとバレットですらなくクラウド1人です。

最初は壱番魔晄炉に行く場面。クラウド1人で戦うシーンを使ってのチュートリアル。バレットは少ししてから先頭に加わります。
本作はRPGですがアクション要素もあり。実際にボタンを押して剣を振らせたり銃を撃たせたりできます。

転がって攻撃を回避することもできます。僕がタイミングよくできるかどうかはともかく……むしろみんなどうしてそんなうまいようにかわせるんですか。

ポーションやフェニックスの尾などのアイテム、ケアルやファイアなどの魔法もあります。
ただし戦闘中にいつでも使えるわけじゃなく、しばらく戦って力をためてからじゃないといけません。いつでも回復できるわけじゃないということは、それだけ戦略的にバトルを進めなければならないということ。

仲間たちの様子

一緒にいるのはアバランチのメンバーたち。バレット、ビックス、ウェッジ、そしてジェシー。

ビックスとウェッジはこんな感じかなという印象。
ジェシーはやけに気安い雰囲気で、台詞は以前よりもずっと多くなっています。

バレットはやけに突っかかってきます。こういう人だったっけ……?
しかしPS1版のころからクラウドにイラっと来ている場面があったので、声優さんが付いたり台詞が増えたりしたらこんなもんかもしれません。
どっちみち、ファーストが何とかと話す辺りでもう慣れていました。

あのサングラスは何……?

ボス戦!

爆弾をセットする段階でボスキャラのガードスコーピオン登場。サソリロボです。

これが結構強い……こっちの攻撃はなかなか通じず、あっちからの攻撃はクラウドたちのHPをどんどん削っていきます。多分、僕が攻撃をかわしたり防御したりできていないせいです。

ガードスコーピオンはいろいろやってきます。壁にはり付いてミサイルを撃ったりバリアを張ったり。必殺のビームを使われたときは物陰に隠れないといけません。

回復のためにケアルを使い、ポーションも使い……戦闘が終わるころにはポーションの残りがゼロでした。

脱出!

最後は爆弾をセットして脱出。タイマーを30分にしたらバレットからビビりと言われました。
脱出には10分くらいしかかからなかったので、20分で十分だったかと。

脱出中もジェシーの台詞がかなり多め。ティファやエアリスの前に出会う0番目のヒロインみたいなものなんでしょうか。

脱出成功したところで体験版は終了。セーブデータを製品版に引き継ぐことができます。

「FF7はRPGだったはず。アクション要素が入ったら難しいし……」というときは難易度を下げてしまうのがいいです。
難易度の下げ方には、イージーモード以外にもいろいろなパターンがあります。

難易度いろいろ
  • ゲームの難易度
    • EASY(CLASSIC)
    • EASY
    • NORMAL(CLASSIC)
    • NORMAL
  • NEW GAME設定
    • NEW GAME(デフォルト)
    • 強くてNEW GAME

クラシック

「クラシック」を選ぶと操作キャラがオートで攻撃したり回避したりしてくれてコマンド選択に専念できます。

今回のプレイでは狙いを付けるのが難しいと感じました。クラシックならそこも大丈夫そうです。

強くてNEW GAME

これはいっぺんクリアしてから選ぶもの……と思っていたら最初から選ぶこともできます。

普通に始めるとクラウドはレベルひと桁からスタートです。しかし強くてNEW GAMEを選んでから始めるとレベル45からスタートになりました。

強くてNEW GAMEはさすがに最初しか選べません。
しかしイージーやクラシックはいつでも変更できます。

新しいゲーム感覚

ここ数年いろいろなリメイク作品で遊んできました。
スクエニ作品に絞って比較してみると、リメイク前からの変化具合はこんな感じでしょうか。

違い多め

  • FF7リメイク
  • ロマサガ2リベンジオブザセブン
  • HD-2D版ドラクエ1&2
  • HD-2D版ドラクエ3
  • ライブアライブ
  • FFTイヴァリースクロニクルズ

違い少なめ

FF7は台詞が増えて見た目も変わってジャンルが別のものに……新しい気持ちで遊び始めることができます。
PS1のときのFF7を元にした別のゲームと考えた方がいいんじゃないでしょうか。

懐かしいBGM

BGMもPS1のころから変化しています。しかし同じ部分を残しています。
僕は今もFF7の曲(特に戦闘曲)を聞くことがあります。だから何年も聞いていなかったなんてことはありません。
それでもゲーム画面を見ながら聞くとなると別。FF7の世界に戻ってきたんだという気分になってきます。

こういうことも少しくらい書いておいた方が信用性アップ。

リメイク前と違いすぎる

変化したことはいい方向にも悪い方向にもなります。

FF7はアクション要素を強化されました。これはビーフカレー専門店がカツカレー専門店になったようなもの。
揚げ物が苦手なのに「うちはカツなしカレーをもうやっていないから」と言われたらどうなるでしょうか。
イージーモードという名のあっさりカツを乗せてもらうことができるからいい? どこまで許容できるかは人それぞれ。

3部作になっている

これは今回遊んだ部分だけで言うことじゃありません。しかしあちこちでよく語られていたことです。

かつてFF7の1作だけで最初から最後まで遊んだ身として考えると、途中までしか遊べないことには物足りなさを感じてしまいます。

それはそれとして、ゲームを始めると「こんなに作り込んでいるんなら3つに分けないと発売できないんじゃ?」なんて気もしてきます。
FF7リメイクの容量はSwitch2でも87.8GBもあります。きっと後になればなるほど増えます。
これを3作分まとめるとどのくらいの容量になるのか……ストレージ不足になりそう。

体験版自体のことを軽くまとめておきます。

  • 容量はSwitch2版だと7.9GB。
  • 製品版へのセーブデータ引き継ぎができる。
  • どこまで遊べるか→オープニングから壱番魔晄炉爆破作戦で脱出するところまで。
    1時間前後くらい。
  • 特典として精霊のピアス&冒険アイテムセットをもらえる。
    受け取り方:製品版のメインメニューにあるPRESENT BOXから受け取る。
  • トバルNo.1を買わなくても無料ダウンロードして遊べる。

「FF7がすごく好き!」「新しい形のFF7でも遊びたい!」というタイプにはおすすめしたいです。
単純にアクション要素があるRPGとしても遊びごたえがありそうです。
アクション要素が苦手でも、いざとなれば難易度を下げることができます。FF7Rはストーリーに変化があるようなので、違いが気になるなら楽しめるんじゃないでしょうか。

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