- 好きなところ
衝撃的な物語とかっこいい設定。
いろいろなゲーム機で遊べる。
略称 | FF4 |
機種 | スーパーファミコン |
メーカー | スクウェア |
発売日 | 1991年(平成3年)7月19日 |
後に続いた機種 | ゲームボーイアドバンス ニンテンドーDS Switch PS4など |
かっこいいゲーム
中高生のころの僕がやったことのあるRPGは大体ドラクエ。FFはファミ通で見かけたときに「ドラクエとは毛色の違うもの」と思う程度でした。
しかし友人がこのFF4を見せてきて「これはこれで面白そう!」と考え、自分でも買うことにしました。
それまでにやったことがあるRPGとFF4で最も違ったのは、仲間キャラが出たり入ったりすること。ドラクエも4の五章で次々に仲間が増えますが、減ることはありません。一方FF4は……ネタバレなので細かい説明は避けますが、衝撃的に感じました。
空を飛ぶ方法も、かっこよく表現される飛空艇。ドラクエ3のラーミアも「動物に乗って飛ぶ」と考えると動物好きとしてたまらんものがありますが、飛空艇にはメカ的なスタイリッシュさがあります。
奇数はシステム重視、偶数はストーリー重視?
一昔前(具体的にはFF6かFF7辺り)まで、FFは「奇数はシステム重視」「偶数はストーリー重視」と言われていました。
僕もそうだと思っていましたが、今は「偶数作と奇数作の違いはジョブチェンジがあるかないかだけだった」と思っています。そもそも製作側に偶数作と奇数作に差を付ける意図はなく、ジョブチェンジあり・なし・あり……とたまたま互い違いになっただけじゃないでしょうか。
「奇数作=ジョブチェンジあり」じゃない説
具体的な時期は思い出せませんが、ファミ通に
「ファミコン用のFF4とスーパーファミコン用のFF5両方を作る予定がある」
「スーパーファミコン用のFF5が先に出るかも」
と書いてありました(製作者インタビューか何か?)。
しかしファミコン用のFF4が製作中止になり、スーパーファミコン用のFF5は番号を繰り上げてFF4として出ることになりました。つまり、元は
FF1 光の戦士たちでジョブチェンジあり
FF2 フリオニールたちでジョブチェンジなし
FF3 たまねぎ剣士たちでジョブチェンジあり
FF4 ???
FF5 セシルたちでジョブチェンジなし
とする計画だったわけです。
元のFF4がどんなゲームでジョブチェンジがあるかないかはわかりませんが、FF5の名前で出たFF4(ややこしいですが、セシルたちの話のこと)がジョブチェンジありだったとは考えにくいです。一人ジョブチェンジするのがいますが。
「偶数作=ストーリー重視」じゃない説
偶数作だけがストーリー重視、というわけでもないと思います。
たしかにFF4は主人公が自分の行動に悩んだり三角関係を抱えていたり出生の秘密を持っていたりと、かなり濃いストーリーでした。しかし次のFF5も主人公の旅する理由とか世界の秘密とかストーリーはかなりの深さ。
さかのぼってみればFF1も最初のボスに秘密があったり先の展開と関係を持っていたりとかなり凝ったストーリー。もちろん他のナンバリング作も同じです。
つまり、偶数奇数に関係なくFFはストーリー重視なんじゃないでしょうか。
そういうわけで、僕は「製作者側が意図して内容をコントロールしていたわけじゃなく結果として今の形になっただけ」だと今は思っています。
個人的には、「元のFF4はどんなゲームだったんだろう」「FF4(セシルたちの話)がFF5として出ていたら、FF6から先はどうなっていたんだろう」なんてことが気になります。
その後のFF4
今はいろいろなゲーム機でFF4を遊ぶことができます。
1997年、PS1版発売。スーファミ版にオープニング・エンディングムービーをプラス。
2005年、ゲームボーイアドバンス版発売。隠しダンジョン・ボスを追加。最終メンバーを入れ替えることもできます。
2007年、DS版発売。アビリティの付け足し(セシルにヤンのアビリティを付ける、など)ができます。隠しボスもいます。
2011年、PSP版(コンプリートコレクション)発売。追加シナリオ(続編とその前日譚)とセットです。
今の時点で最も新しいのが、SwitchやPS4などいろいろなものでできるピクセルリマスター版。上記のような追加要素はありませんが、「エンカウントオンオフ切り替え」「経験値ゼロ~4倍」などがあってお手軽に遊べます。
今どきはこういうのが時短というかタイパ(タイムのパフォーマンス)がいいということになるのかもしれません。
おまけ やり込みの話
世の中には、途中で抜けてしまうパロムポロムのレベルをガンガン上げる方もいるとか。
高レベルになった二人はメテオだのフレアだのホーリーだの使えるそうで……テラは引退してよさそう。
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