- この記事に書いてあること
人気ポケモンにもモチーフがわからないのは結構いる。
わかりにくいポケモンは初期の方が多くない?
先日、ポケモンのモチーフについての記事を書きました。
じゃあ、逆にモチーフがよくわからないポケモンは……?
不明だけど説明できそうなポケモン
はっきりとはしませんが、説明の方向はあるかも……
フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ
記念すべきナンバー0001のポケモンからすでにここです。
ゼニガメはどこからどう見ても亀。ヒトカゲはトカゲで、ドラゴンっぽく進化するのもわかりやすいです。
じゃあ、フシギダネは……?
メーカーの方々は「カエル」「亀」といろいろ言っています。
レッツゴーピカチュウ・イーブイで連れ歩きをするとぴょんぴょん飛び跳ねていてカエルっぽいです。
ププリン→プリン→プクリン
名前はどう考えても食べ物のプリン。全然そっちのプリンっぽい見た目じゃないですが。
分類を見るとふうせんポケモン。連れ歩きでもふわふわしているので、風船がモチーフに含まれているんじゃないでしょうか。
最もよくわからないのは、プリンや風船のポケモンがどうして眠らせる能力に長けているのか。
ガルーラ
どう見てもモチーフは怪獣!
と言いたいところですが、外国語の名前を見るとカンガルーらしき言葉が並んでいます。
つまりガルーラのモチーフはカンガルー。じゃあ、どうしてあんな怪獣じみた姿なんですか……
コイキング→ギャラドス
どうして鯉のポケモンが竜っぽいポケモンになるのか……「鯉が滝を登ると龍になれる」という伝説が元ネタだと思います。
それならギャラドスにはドラゴンタイプを付けてあげたらよかったのに……ギャラドスはみず・ひこうタイプです。メガシンカしてもみず・あくタイプ。
外国語名を調べたら何かわかるかも、と思ったら「Gyarados」とかばかり。そんな伝説のポケモンみたいな……
ゴニョニョ→ドゴーム→バクオング
ゴニョニョのときはウサギっぽく見えます。
ドゴームは……ウサギ……? 僕には学級王ヤマザキ辺りのキャラに見えます。
バクオングは……怪獣?
モチーフはウサギだけじゃなく、スピーカーなどの音響機器もあると思います。
タイレーツ
むしタイプに見えますが、丸い形の6体(ヘイチョー1体とヘイ5体)が並んで歩いているだけです。
こいつ(ら)は何なんだろう……マリオワールドのハナチャンがばらけたようなのを考えている?
と思ったら、外国語名を見るとファランクスっぽい言葉。古代ローマで使われていた陣形のことです。
本格的にモチーフがわからないポケモン
「このポケモンのモデルは何?」というクイズがあったらなかなか答えが出ないようなポケモン。
ピィ→ピッピ→ピクシー
ピンク色の体、短い手足、猫のような耳、何のためにあるのかわからない小さな翼……ピッピって何なんですか。
メーカーの方々にはピッピをマスコットにする考えもあったようです。ピッピにんぎょうというアイテムもありますし。
マスコットの座に収まったのはご存知ピカチュウ。アニメで主人公の相棒になったのが大きかったです。
ピッピの方はコロコロの漫画で主役級になりましたが、コロコロなのでギャグキャラです。「ギエピー!」と叫んだりミュウスリーになったりします。
ヤドン→ヤドラン・ヤドキング
ヤドンたちって何なんでしょう。
カワウソ的なものなんでしょうか。耳らしきものがあるのも哺乳類っぽいです。
しかし「しっぽは切れてもまた生えてくる」というのはトカゲっぽいです。
分類を見るとヤドンから順にまぬけポケモン、やどかりポケモン、おうじゃポケモン。もうわけがわかりません。
なお、前足に巻貝(シェルダー)が付いているガラルヤドランも分類はやどかりポケモンです。
やどかりって何なんでしょう。
ピンプク→ラッキー→ハピナス
僕はポケモン赤緑のころからラッキーのことをウーパールーパーモチーフだと思っています。ピンク色で首筋にぴょろぴょろしたものが付いていますし。
しかし分類を見るとままごとポケモン、たまごポケモン、しあわせポケモン。最後の1つは「かわいい動物を見ていると幸せな気分になる」みたいな意味で見ればウーパールーパーもありかも。しかし残り2つは関係なさそうです。
ウーパールーパーは卵で増えますが、両生類なのでラッキーが持っている殻付き卵じゃありません。カエルの卵と似たようなものです。
そもそもウーパールーパーはラッキーみたいな卵型の生き物じゃありません。
もしかしてラッキーたちは卵がモチーフのポケモンなんでしょうか。
ムチュール系・エレキッド系・ブビィ系
第一世代で言うとルージュラ系・エレブー系・ブーバー系。
ルージュラは踊り子か何かを漫画っぽく描写したようにも見えます。しかしそれがどうしてエスパーでこおりタイプなんでしょう。
エレブーは外国語の名前を見ると電気関係の言葉が出てきます。電気そのものがモチーフなのかも。
ブーバーは口元を見るとひょっとこ(かまどに火吹き棒を使う人の顔)っぽいです。
外国語名を見るとマグマっぽい言葉が出てくるので、炎そのものがモチーフなのでは。
トゲピー→トゲチック→トゲキッス
トゲピーのときははりたまポケモン。はりたまって何……?
トゲチックはしあわせポケモン。ハピナスと同じです。
トゲキッスはしゅくふくポケモン。与えるのは祝福じゃなく、特性のてんのめぐみとひるませ技のエアスラッシュで動けなくなった状況なのでは?
トゲピーは卵がモチーフで、その後は生まれたものが成長していくところを表現しているんでしょうか。
ソーナノ→ソーナンス
今回の記事で扱うポケモンの中でもわからない度合いがかなり強い方。何がどういう理屈であの青くてつるっとした姿の生き物が「自分からは攻撃しない」「反撃が得意」ということになるんでしょうか。
ポケモン金銀の洞窟内でソーナンスに初めて会い、弱らせるべく攻撃したらすごい反撃ダメージ。訳がわからないのでその場は逃げ、翌日大学で先輩に「こういうのに会った」と絵を書いて説明しました。

左が普通のソーナンス。右が僕(当時)の書いたソーナンス。
先輩の反応は「印象ってこんなに変わるのか」。
ラルトス→キルリア→サーナイト・エルレイド
かわいかったりかっこよかったりしますが、冷静に考えたら彼らは何なんでしょう。リアルで出てきたら僕は宇宙人と思いそうです。
エルレイドは手塚治虫さんの漫画に出てくるキャラのように見えることもあります。
タマゴグループはふていけいとひとがた。
そのためベトベトンやゲンガーやマタドガスとの間にもタマゴが……どういう生き物なのか。
タブンネ
ピンク色で倒すと経験値いっぱい。これはハピナスやラッキーの系統。
と言うか、タブンネが登場したポケモンBWはポケモン赤緑と重なるところがありました。タブンネはラッキーを意識して作られたんだと思います。
で、タブンネは何者なのか。ラッキーは何が何だかよくわかりませんが、タブンネは哺乳類系統だと思います。
しかしそこまで。犬っぽくも見えますが……
アクジキング
ウルトラビーストはモチーフのわかりやすいものが多いような。蚊とか竹とか花火とか。
しかしアクジキングは何なんでしょうか。
タイプはあく・ドラゴン。しかしドラゴンっぽく見えません。
何でも食べる性質は悪食っぽい名前と合っています。
もしかするとブラックホールがモチーフなのかも……食べまくるのにフンは見つからないみたいですし。
ミブリム→テブリム→ブリムオン
ラルトスと同じで、ミブリムたちもリアルで見たら宇宙人と思いそうです。空から光る円盤が下りてきてブリムオンが出てきたら、僕は「火星か金星からいらっしゃったんで……?」とか尋ねそうです。
ミブリム・テブリムとブリムオンはシルエットだけ見ると結構違います。1体だけスラッとしていて……というのは誤解で、ブリムオンの胴部分は結構小さいです。体に見えるのは髪のような部分が長く伸びているだけです。
アルセウス
あちこち調べてみると、始まりを意味する「アルケー」と神様の「ゼウス」をくっつけた名前だという話が出てきます。
それはいいとして、見た目はどうやって考えたんですかね……単純に神々しい姿をイメージしたんでしょうか。
性格はポケモンレジェンズアルセウスから「火の鳥(手塚治虫さんの漫画に出てくる鳥)っぽい」と言われています。人間にアレなことをして「ホホホホ」とか笑っていそうだし……
他にもいろいろいる
モンジャラやモジャンボはツルやツタがある植物なんでしょうか。あのにょろにょろ部分が触手だったらくさタイプじゃなくてどくタイプになっていそう。
人気ポケモンのイーブイは犬なのか猫なのかもっと違うものなのか……
ラクライやライボルトは犬っぽく見えるときとライオンっぽく見えるときがあります。
世間では犬ポケモンと見られているんでしょうか。
「モチーフは怪獣」で済むポケモンもかなりいます。ポケモン自体、元ネタはウルトラセブンのカプセル怪獣ですし。
まとめ
モチーフがわかりにくいポケモンは最近のより初期のに多い気がします。初期は自由にやっていたということなのか、最近はわかりやすくしているということなのか。
いろいろなポケモンがいるのはそれだけたくさんのポケモンを考えた方がいたということ。
ポケモンを考えた方にアイデアの出し方を聞いてみたいです。

よくわからないくらいがバリエーション豊かで面白いかもしれません。
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