- いいところ
ストーリーモード主人公の専用曲がかっこいい。
クラシックモードで今までどおりの世界樹シリーズもできる。
タイトル | 新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士 |
略称 | 新世界樹2 |
機種 | ニンテンドー3DS |
メーカー | アトラス |
発売日 | 2014年(平成26年)11月27日 |
序盤の物語
主人公と幼馴染のフラヴィオは、カレドニア公女アリアンナを護衛するためにハイ・ラガード公国を訪れた。アリアンナはギンヌンガ遺跡で儀式を行わねばならない。
冒険者のベルトランとクロエを仲間に加え、一行は遺跡を進む。しかしその中で主人公の体は変貌していく。
ストーリーモード付き世界樹2作目
世界樹の迷宮2のリメイク作。そして新世界樹の2作目。
新世界樹1と同じく、本作は2つのモードをそろえています。
- 今までと同じストーリーモード
- 既製のキャラとオリジナルの物語があるストーリーモード
新世界樹1が発売されたとき、僕は「世界樹に既製キャラはいらないだろ」とか言ってしばらく買わないでいました。しかし買って遊んでみると面白かったので、本作は最初から買う予定にしていました。
主題歌
新世界樹1は短いオープニング動画のようなものがありました。
一方、本作には主題歌があります。
僕は「このゲームは好きなんだけど、歌はちょっとな……」みたいなこともありますが、本作の曲は好きです。スマートフォンのプレイリストにも入れています。
昔のアニメだと「物語と全然違う雰囲気の主題歌」なんてものがありました。一方、新世界樹2の主題歌は内容としっかり合っています。これは完全に主人公の歌。
ギルドハウスじゃなくて料理店
新世界樹1ではギルドハウスというものがありましたが、本作には料理店があります。そこで食事をすると冒険のときに有利な効果を得られます。
ダンジョン内で集めた食材を料理店に持っていくとメニューが増えます。店の収入があるところを見ると、冒険者たちが持ってきた食材による料理を一般客にも出しているんだと思います。
それはよろしいのですが、このお店の料理は「食材になったモンスターの姿がそのまま」みたいなのも結構あって……ダンジョン飯みたいにはいかないようです。
これで経営が成り立つということは、作中世界には「モンスターを食べる」という文化が元々あるのかもしれません。マニアックなお客さんが経営を支えてくれているという可能性もありますが。
追加クラス
リメイク前は物語が進まないとペットを使えませんでした。本作はクラシックモードなら最初から使えます。
世界樹1で途中からだったブシドーとカースメーカーもクラシックモードなら最初から使えます。
ファフニール
ストーリーモード主人公専用クラス。転職先に選ぶことはできません(そして主人公は転職することができません)。
基本的には前衛。攻撃力は強いですが、防御力は弱め。序盤はパラディンに守ってもらわないとよく危なくなります。
戦闘中に変身させると専用BGMがかかって超パワーアップ。変身中専用技でガシガシと敵のHPをこそぎ取っていきます。
変身した姿は物語が進むとどんどん派手になります。
プリンス・プリンセス
元は世界樹3のクラス。本作のストーリーモードではヒロインのクラス。
世界樹3では盾役もできましたが、こっちでは耐久力はそこまで高くありません。
その代わり、属性攻撃から身を守るスキルがあります(それはパラディンに任せておけばいいんじゃないかという気もしますが)。
仲間の攻撃力や防御力を上げられるのは同じ。
鞭を装備できるので、セブンスドラゴンのプリンセスっぽくなった印象を持っていました。
ハイランダー
新世界樹1のクラス。本作ではDLCとして付け足すことができました(今は3DSのeショップがサービス終了しているので買えません)。
以前と同じく槍で戦い、自分のHPを削って攻撃する技もあります。
新世界樹1では転職先として選べるだけでしたが、本作では最初からハイランダーのキャラを作れます。
そのため、キャラ絵が2枚追加されました。新世界樹1の主人公っぽい兄ちゃんと、椎茸っぽい髪飾りの姉ちゃんです。
転職
外見とステータスを固定したまま他のクラスになれます。
例えばソードマンからブシドーに転職すると、耐久力が強めのブシドーになれます。
デメリットはレベルが5下がることだけ。
なお、ストーリーモードの主人公とペットは転職できません。
ストーリーモードの主人公一行
前衛にも後衛にもなれる職が多いので、いろいろな隊列を組めます。
主人公
無口キャラなので何を考えているのかわかりにくいですが、他のキャラの反応を見ると頼れる人物らしいです。
バトルではあっさりやられることもあります。ただしレベルが上がれば安定してきます。
クラスはファフニールですが、それは本作の物語が始まってからくっついたもの。元は何だったんでしょうか。耐久力が低くて剣や刀で戦うので、ブシドーみたいなもの?
アリアンナ
クラスはプリンセス。おっとりお嬢様系ヒロイン。または天然キャラ。
上にも書いたとおり本作のプリンセスは後衛寄りですが、がんばれば前衛もできます。
フラヴィオ
クラスはレンジャー。主人公の親友ポジション。そして一行の常識担当。
レンジャーは基本的に後衛。世界樹シリーズ全体では中衛とされることもありますが、このパーティーでは普通に後衛向きです。
ベルトラン
クラスはパラディン。昼行灯系おっさん。しかしいざというときは大人らしく保護者役をします。
パラディンは前衛職。しかし後衛からガードスキルでかばうというやり方もあります。
クロエ
クラスはドクトルマグス。ベルトランの仲間で無口キャラ。
ドクトルマグスなのでヒーラーでありながら前衛もできます。僕はキャラのイメージ優先でずっと後衛をさせていました。
クラシックモード
今までどおりにプレイヤーの手でキャラクターを作ってパーティー編成できます。
1周目でストーリーモードをやってから2周目にすれば、1周目の遺産を使い回せる……という点は新世界樹1と同じです。
終わりに……次は?
最初はストーリーモードに難色を示していた僕ですが、すっかり楽しさを知ってしまいました。
こうなると新・世界樹の迷宮3が楽しみ……となると今度は出る雰囲気が全くナシ。なかなかうまくいかないようで。
アトラスの皆さん、「新・世界樹の迷宮HDリマスター1・2・3」とか言って知らん顔して新世界樹3を混ぜてしまっても大丈夫ですよ!
おまけ うちのクラシックモードパーティー
- パラディン
主人公ポジション。普通に盾役。 - カースメーカー
ヒロインポジション。普通にデバフ役。 - メディック
保護者ポジション。普通にヒーラー。 - アルケミスト
外見はプリンセス。どこかの国から飛び出してきたお姫様で、いろいろなことに挑戦しようとする人。本作では前衛の術掌アルケミストに挑戦……しかしあまり活躍できず。 - ペット
見た目はオオカミ。実は人狼だった! ということに今はしていますが、当時はまだそんな脳内設定なかったかもしれません。
本来は盾役クラスなんですが、パラディンがいるのでアタッカー的に育てました。しかしこっちもあまり活躍できず。
アルケミストの術掌にこだわったせいでアタッカーとしての力が弱く、ラストバトルはグダグダになりました。
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