- いいところ
舞台がファンタジー世界。
リューを召喚するバンクがかっこいい。
クラスチェンジが燃える展開。
タイトル | 覇王大系リューナイト |
放送開始日 | 1994年(平成6年)4月5日 |
序盤の物語
剣突き立つ大地アースティア。真の騎士を目指す少年アデューは愛機ゼファーと共に旅をしていた。
アデューはパフリシア王女パッフィーの一行や幾多のライバルと出会い、やがてアースティア支配を企む邪竜族との戦いへ挑む。
リューナイトとは
リューナイトはRPGとロボットものを組み合わせた作品。
主人公たちは「騎士のロボット→リューナイト」「忍者のロボット→リューニンジャ」のようにファンタジー職モチーフのロボットを持っています。
舞台はファンタジー世界のアースティア。先日紹介したNG騎士ラムネ&40と違って現実世界は関わらず、主人公たちもファンタジー世界の住人です。
僕がリューナイトを初めて知ったのはテレビアニメ版。しかし漫画版やOVA版もあり、それぞれの設定を持っていました。
主な登場人物
延々と挙げそうなのでほどほどにしておきます。
アデュー・ウォルサム
主人公。騎士を目指す少年。
何らかの状況を前にして「騎士道大原則! ひとーつ!」と何か言い始めるのはお決まりの流れ。
愛機はリューナイトゼファー。
僕は「剣と盾で武装」というスタイルのキャラが好き。原因はラムネ&40のキングスカッシャーとこのゼファーです。
サルトビ
ライバルの忍者キャラ。アデューと違って冷静な態度を取ることが多く、しょっちゅう衝突します。
漫画版では忍術でアデューをやり込める場面も……汚いなさすが忍者きたない。
FF11の盾役がナイトや忍者だと知ったとき、リューナイトっぽいジョブばっかりだなと思いました。
パッフィー・パフリシア
ヒロインでお姫様キャラで魔法使いキャラ。漫画版ではパフと呼ばれることがありますが、アニメ版ではなかったような。
CVは声優の矢島晶子さん。クレヨンしんちゃんの主人公と同じ方と知って驚く人が多数。声優さんすごいね……
イズミ
同じ名前のキャラは世間を見渡すとお姉ちゃんキャラもいますが、本作のイズミは僧侶のおっちゃんで保護者キャラです。
回復役ですが、腕力役でもあります。
立体化されるとイズミのリュープリーストだけハブられることも。どうしてそんなことを……バウルスかっこいいじゃんかよ……
リューの話
リューとは
リューは意思あるロボット。気分次第で乗り手に反抗することもあります。
それぞれモチーフのジョブを持っている、というのが個人的にツボな部分。
属性もあるんですが、「炎」「水」みたいなわかりやすそうなのだけじゃなく「太陽」「月」「星」なんてのも。どういう属性なのか。
クラスチェンジ
かなり盛り上がる要素。
後半は外界から来る邪竜族との戦いになり、主人公たちのリューはクラスチェンジ(パワーアップ)する展開になります。
クラスチェンジ先は、
前 | 後 |
リューナイト | リューパラディン |
リューニンジャ | リューニンジャマスター |
リューメイジ | リューウィザード |
リュープリースト | リューハイプリースト |
リューチーフ | リューグレイチーフ |
リューガンナー | リューワイアット |
リューサムライ | リューカイデン |
ダークナイト | ルーンナイト |
リューガンナーがクラスチェンジした先の名前をどうしても聞き取れず、録画したクラスチェンジシーンを何度も見直しました。
後に雑誌で「ワイアット」という名前だと知り、「どういう職業?」となりました。
更に時間がたち、実在するガンマン(保安官)の名前だと知りました。そういう名前もあり?

設定には「ゴルゴ」「ラオー」なんて職名もあるので……
クラスチェンジには精霊石の武器が必要。これを探してクラスチェンジしようとするところも面白い部分。
漫画版だと「精霊石」に「コクーン」というルビが振られているので、ポケモンのコクーンが登場したときにリューナイトみたいな名前のものが来たと思いました。
邪竜族とゴーンブレード
ゴーンブレードはアースティアと別の場所にある世界で、邪竜族というものが住んでいます。
ゴーンブレードは荒廃していて、邪竜族は1000年に1度アースティアを侵略しに来ます。アデューたちはそれを追い返すための戦いをすることになり、最後の最後に見ることができる
「アースティアから出ていけーーーー!」
という台詞と共に技を使う場面がとても熱いです。
それはそれでかっこよくていいと思います。追い返さないとアースティアの人たちがひどい目に遭いそうですし。
しかし、今追っ払っても1000年後にまた争いが起きる……そこが僕には引っかかりました。「1000年後のリュー使いたちの見せ場ができる!」と考えればそれはそれでいいのかもしれませんが。
リューナイトと僕
上にも書いたとおり、僕が初めて触れたリューナイトはテレビアニメ版。
第1話から見たわけじゃありません。グラチェス初登場回よりは前だったはず。多分3話か4話が初試聴です。
ライトノベルを読み始めたことで(ドラクエを知ったころより)ハマっていたファンタジー世界、ラムネ&40のようなデフォルメ体形のロボ。僕の趣味にかなり一致する作品だと感じられました。
アニメの視聴を続けるだけでなく漫画版の単行本も購入。お陰で設定を知ることもでき、僕はリューたちをどんどん気に入っていきました。
特に好きだったキャラは主人公のアデュー。好きだったリューもゼファー。
「盾に剣を挿してしまう」という仕組みも気に入っていました。リアル的に考えると、剣を収納した状態で攻撃を受けたら剣が曲がって抜けなくなるかもしれない? いいんですよそんなことは!
カッツェの兄のヒッテルも結構好きだった覚えがあります。あんな乱れ撃ちをするキャラとかかっこよすぎです。カッツェと言えばエターナルメロディというゲームで「耳とがり」「赤髪」「関西弁」という似た属性持ちのキャラが同じ声優さんでした。
キャラたちより世界観や設定を好いていた部分もあったかもしれません。ファンタジー職モチーフのロボットというものが衝撃的だったんだと思います。
当然のようにオリジナルのリューを考えました。どんなのを考えたっけ……リューチーフじゃないリューシーフ(盗賊のリュー)がいたのは間違いないです。
リューサモナー(召喚士のリュー)もいたかも。
リューレンジャー(野伏のリュー)もいたはず。今になって思うと特撮みたいな名前だ……
リューナイトとゲーム
ここがゲームブログだということをそろそろ思い出し、リューナイトが関わる作品のいくつかに触れておきます。
覇王大系リューナイト ロードオブパラディン
スーパーファミコン用ソフト。
発売日は1994年12月22日。アニメが邪竜族との戦いに入ってしばらくたったころです。
「原作を知っていることが前提」みたいなところがありますが、アニメや漫画から来たゲームってわりとそんなもんかと。

評価を検索すると「面白かった」だったり「クソゲー」だったりします。
リューナイトをどのくらい好きかにもよるのでは。
スーパーロボット大戦NEO

スパロボに初参戦。好きなロボットアニメのラムネ&40とリューナイトが両方登場すると聞き、すごく喜びました。
舞台のアースティアも作品全体で結構大きく扱われていた気がします。
ゼファーもそんなに強い方じゃない? じゃあキングスカッシャーと一緒に強化で!
いやいや、クラスチェンジがあるんだから優遇されている方じゃないでしょうか。
ラムネ&40と同じく、スーパーロボット大戦Operation Extend(PSVita)やX-Ω(スマートフォン)にもリューナイトは登場します。
終わりに
ラムネ&40の後でゲームとこじつけて記事にしようと思っていました。
リューナイトはスーファミソフトが出ていたのでラムネより楽にこじつけられるとも思っていました。
僕のマイブームは「小学校後半から高校時代にかけて」「高校時代から大学卒業辺りまで」「それ以降」のように分かれていて、ラムネ&40とリューナイトは2番目に入っています。
2番目に入っていてラムネ&40とリューナイトと並ぶ作品があるので、そのうち性懲りもなく書くと思います。
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