- この記事に書いてあること
ノストラダムスの大予言ブームの思い出を振り返る。
ノストラダムス関係の作品について。
予言?
1999年7の月、空から恐怖の大王が来るだろう。
アンゴルモアの大王を蘇らせ、マルスの前後に首尾よく支配するために。
ノストラダムスとは
16世紀のヨーロッパにいた歴史上の人物。
本職はお医者さん。僕は子供のころに本で「ノストラダムスがペストを解決した」という話を見たことがあります。
しかし日本では別の顔の方が有名で……
ノストラダムスの大予言とは
本の名前としては、五島勉さんが1973年に出版した「ノストラダムスの大予言」のこと。
この中でノストラダムスが予言をしていたとして紹介されていました。それが冒頭の言葉。
この本が有名になったので、ノストラダムスは不思議な人物だったというのが僕たちファミコン世代にとっての常識でした。
上に書いた「ノストラダムスがペストを解決」というのも「誰も知らない解決方法をなぜか理解している」みたいな雰囲気で表現されていたような気がします。
そんな人物が予言した1999年の7月に何が起きるのか……僕たちは期待したり不安がったりしていました。
1999年7月に何が起きる?
予想
- 核でドンパチ始める。
- 隕石が落ちてくる。
- 地球の軸(南北)が変化してえらいことになる。
- やばい病気がはやる。
- 火山が大噴火。
- 宇宙人登場。
大抵の予想は「おっかないことが起きる」だったと思います。
反応
当時はオカルトブームがありました。心霊特集として心霊スポットや心霊写真が紹介されるのはよくあること。怪奇的な話もよくありました。
有名な「世にも奇妙な物語」もこのころに始まった番組。
僕たちの世代なら「あなたの知らない世界」辺りも有名。
バブル景気が高まっていた時期でもありますが、心のどこかに「この繁栄がいつまでも続くわけじゃないのかも」なんて不安があったのかもしれません。それとも繁栄があったからこそオカルトをエンタメとして楽しむ余裕があったのか。
僕は怖い話の1つとして楽しんでいました。妖怪大好き少年や怪獣大好き少年だったので、おっかないものが出てくるのはわくわくする話題です。
「1999年には全て駄目になるんだろ?」と考えてやけっぱちになっていた人もいた……という話も聞くんですが、少なくとも僕の周りにはいませんでした。
実際
なにも!!!
なかった!!!!!
何かあったらこんな文章を書いていないかもしれないですしな……
そもそもノストラダムスによって残されたものが1999年のことを示しているかどうかわかりません。
破滅や滅亡を示しているかどうかもわかりません。
予言だったかどうかもわかりません。
ノストラダムスの大予言はだんだん話題に出なくなりました。ブームってそんなもん。
創作物とノストラダムス
当たったかどうかはともかくブームになったということで、ノストラダムスのネタはいろいろな作品で使われていました。
ここがゲームブログだということを少しだけ思い出し、ゲーム関係のことも書いておきますか。
ノストラダムス(アーケード)
1993年に登場したシューティングゲーム。しかしゲームを進めているだけだとどの辺りがノストラダムスなのかわからない……
エンディングを見ると「地球崩壊的なことで関係していた?」という気がしてきます。
ノストラダムスの大予言(ゲーム&ウオッチ的なもの)
地割れが起きたり隕石が降ってきたり……それをスーパーマン的なキャラが食い止めます。
胸に書いてある「B」はバンダイのゲームだから?
ルパン三世 くたばれ! ノストラダムス
1995年に公開されたルパン映画。
ノストラダムス教団が登場し、予言書の内容がいろいろな事件と一致していると世間に話して信者を集めます。しかしその正体は……
ノストラダムスは予言者として扱われています。当時のノストラダムスってわりとそんなふうに思われていました。

通信機器のでかさで当時の雰囲気を思い出せます。
ちびまる子ちゃん
主人公のまる子が「どうせ滅びるんならてきとうにやっていいんじゃない?」と考えて「何も起きなかったらどうするの」と突っ込まれる回があります。
この回はアニメだけじゃなく原作にもあります。
突撃! パッパラ隊
いつもハチャメチャなヒロインがまともになってしまったことで世界がおかしくなり、恐怖の大王が前倒しして登場。
それで終わりと思ったら、随分たった後で本格登場しました。ギャグ漫画なので世界破滅はしませんが。
ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない
作中が1999年です(連載当時から見ると数年後)。物語の途中で「サマーシーズン到来!」となっているので7月辺りだったはず。
ジョジョの第2部ではラスボスのカーズが宇宙へ追い出されていました。だからここでカーズが恐怖の大王として帰ってくるんじゃないかと僕は予想していましたが、そんなことはありませんでした。
ラスボスは手が好きな人。
他にもいろいろある
1999年はいいネタということで、ロボットアニメだの特撮だの無数の作品で使われていました。
宇宙から何とか帝国が来たり、何とか一族が来たり、何とか星人が来たり、東京に隕石が落ちたり……

北斗の拳も「西暦199X年、世界は核の炎に包まれた」から始まります。
あのころ、2000年以降のイメージは北斗の拳みたいなヒャッハー世界かドラえもん・アトムみたいな未来世界だったな……
まとめ 予言はまた来る?
1799年、1899年、1999年みたいなのは区切り目の手前ということで「何か起きるんじゃないの……」という気分になるのでは。だとすると2199年が近づいてくるとまたノストラダムスの大予言ブームが来るのでは。
五島勉さんがノストラダムスの大予言を出版した1973年の100年後=2173年……今から40~50年くらいたったころ、同じようなブームが始まるのかもしれません。


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