ヒューマンフォールフラット ~その名はふにゃべえ?~

Human Fall Flat 2010年代
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  • いいところ
    ふにゃふにゃした動きが面白い。
    みんなで遊ぶとより面白い。
タイトルHuman Fall Flat
愛称ふにゃべえ
機種PC
メーカーNo Brakes Games テヨンジャパン
発売日2016年(平成28年)7月22日
後に続いた機種PS4 Switch iOS Android

ゲームが始まると、主人公は落っこちて床に激突。体がでたらめに曲がっているので心配になりますが、大丈夫です。こういう主人公なので。

主人公はぐにゃぐにゃしていて、歩くときも酔っぱらいのようなふらふらした動き。ジャンプもやけにふわふわしています。
僕が遊んできたゲームのほとんどは動いているか動いていないかの境界線がはっきりしていました。一方、本作の主人公は常にふらふらしています。
物をつかむ動きもあるんですが、狙ったところじゃない方に腕を動かしてしまうこともあります。

こういう操作性の主人公を動かし、パズルを解きながらステージをクリアしていく……本作はそういうゲームです。

本作は「主人公のボブが夢の中にいる」という設定です。夢の中ならこのあいまいさもわかります。

タイトルの「フォールフラット」には「うつ伏せにばったり倒れる」「効き目がない」などの意味があるそうです。合っていますね。

僕が遊んだのはSwitch版。これの操作方法は……

  • ZRボタン 右手でつかむ
  • ZLボタン 左手でつかむ
  • Rスティック 視点移動
  • Lスティック 歩く
  • Aボタン ジャンプ
  • Xボタン 死んだフリ

上の方に「狙ったところと違う方に腕を動かしてしまうことがある」と書いていますが、それはRスティックの視点移動がうまくできていないせいです。

それはさておき、「Xボタン 死んだフリ」って……随分前にこれで遊んだ知人から死んだフリが何とかと聞いていたので、これのことかと納得しました。

本作はアクションパズル。アクションゲームのように動きながらパズルを解きます。
そのときの行動を一部紹介。

  • 物を拾う
    文字どおりの行動。変なところへ手を伸ばしてしまうかも。
  • つかんで引っ張る
    大きなものをつかむとこっちに。やたらへっぴり腰の引っ張り方になる場合も……
  • 乗っかってスライドさせる
    スライドする物に乗って壁をつかみながら動くと……
  • 段を登る
    両手で段のふちをつかみ、視点をうまく動かす。うまくできると気持ちいい。
    ジャンプと組み合わせてより高い所へ。
  • 応用
    壁をつかんで左右や上下に動いたり……

YouTubeを見ると壁を上下左右に動く方法の動画があります。アップロードしたのはメーカーの方。本作のタイトルと「壁のぼり」「壁わたり」を合わせて検索すると出てきます。

先日、友人とこんな会話をしました。

僕「この前、ヒューマンフォールフラットをやって……」
友人「何それ?」
僕「家族が遊んでいたんじゃなかったっけ? 『ふにゃべえ』を」
友人「ああ、それのことか」

本作は友人に「ふにゃべえ」という名前で覚えられていました。
この名前は「よゐこのインディーでお宝探し生活」で濱口優さんが付けたもの。僕からしても横文字よりふにゃべえの方が覚えやすいです。

ネットの検索でも「ふにゃべえ」と入力するだけでウィキペディアだのSwitchの販売ページだの公式サイトだの出てきます。この呼び方が浸透しているみたいです。

YouTubeで「よゐこのインディーでお宝探し生活」の動画を見てみると、主人公のことを「骨無し一族」「モチ米ちゃん」とも呼んでいます。どっちもわかりやすい名前。

僕は1人で本作を遊んでいましたが、本当に面白いのは複数人で遊ぶ場合だそうです。

自分以外がふにゃふにゃぐにゃぐにゃ動いてよくわからないことをしている、というのは絵的に面白いんだと思います。しかも同時に遊べる人数は最大8人(ハードによってはもっと少ないですが)。そんな人数でちょろちょろしていたら余計に面白いはずです。

主人公は動画で「モチ米ちゃん」なんて呼ばれるくらいなので真っ白。複数人で遊ぶときにみんなそれだと見分けがつきません。
そのため、主人公の外見を変えることができます。

見出し
  • キャラ(全身一括あるいは大もと部分)
    バディ(犬)、スケルトン、ミイラ、うらないし……
  • あたま・からだ上・からだ下(個別)
    ポリス、ペンギン、ナイト、プリンセス、パイレーツ……
  • カラー
    部位ごとに変更可能。

これで奇抜なキャラクターを作るのも面白いところです。

現在、本作はPC(Steam)、PS、Switch、Xbox、スマートフォンなどいろいろなハードで遊ぶことができます。「さすが人気ゲーム!」というところ。

更に、VRふにゃべえがSteamから出る予定だとか……販売ページによれば最大プレイ人数は4人。一体どういう操作感になるのか……

本作は普通に1人でアクションパズルとして遊ぶこともできます。しかしみんなで笑いながら遊ぶこともできます。そういう意味ではパーティーゲームとも言えるのかもしれません。

発売からもう何年もたっていますが、今も無料アップデートで新しくなっています。この記事を書いている時点で調べてみると、新ステージ「ミニチュア」「ドックヤード」「ミュージアム」が出てきました。
これだけ次々に追加されるのは、メーカーの方々が本作を大事にしているからだと思います。

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