- この記事に書いてあること
9世代(ポケモンSV)までで未登場の複合タイプ。
どういうポケモンが登場するか予想。 - 先に結論
残るは9組。
今のところメガシンカ限定やフォルムチェンジ限定というタイプもある。
ポケモンシリーズにはいろいろな作品があり、たくさんのポケモンが登場してきました。この記事を書いている時点では1000種類を突破しています。
しかしそれでもいまだに未登場のタイプがあります。今回はそんな未登場タイプを挙げ、どんなポケモンがありえるか考えてみます。
未登場の複合タイプ
現在、タイプは18種類。持てるのは1つか2つなので、全ての組み合わせは171種類。
※この記事では「みず・こおり」「こおり・みず」みたいな逆にしたパターンは同じものとしています。
その中で未登場のタイプは9種類。意外と少ないと言うべきか、30年近く続いているのにまだ残っているのかと言うべきか。
- ノーマル・こおり
- ノーマル・むし
- ノーマル・いわ
- ノーマル・はがね
- ほのお・フェアリー
- こおり・どく
- じめん・フェアリー
- むし・ドラゴン
- いわ・ゴースト
ノーマルが半分ほど。ノーマルタイプはコラッタやニャースみたいな普通の動物っぽいものがいればメタモンやラッキーみたいなよくわからないものもいて、「ノーマルって何だろう……」と思える分類だから仕方ないのかもしれません。
以前は「ひこうのみ」もここに入っていました。長いこと複合のひこうタイプしかいなかったのは今になると意外です。
どんなポケモンがいそう?
ついでに耐性も書いておきます。
ノーマル・こおり
- ほのお×2
- こおり×0.5
- かくとう×4
- いわ×2
- ゴースト×0
- はがね×2
炎のライオンのカエンジシはほのお・ノーマル。電気のトカゲのエリキテルはでんき・ノーマル。じゃあどうして電気のネズミのピカチュウはでんきのみなのか……
それはともかく、雪や氷+動物みたいな姿でこおり・ノーマルのポケモンならいつ登場してもおかしくないと思います。シロクマとかペンギンとか……そういうのはもういる、というのはともかく。
おっと、ペンギンは寒いところの生き物というイメージがありますが全部がそうじゃないです。赤道直下に住むペンギンもいます。
動物園だとペンギンにはガラスの向こうで暮らしているのと違うのがいるじゃないですか。ガラスの向こうにいるのが寒いところのペンギン(常に冷やされている)で、ガラスの向こうにいないのが寒くないところのペンギン(日本の常温でも大丈夫)です。
ノーマル・むし
- ほのお×2
- くさ×0.5
- じめん×0.5
- ひこう×2
- いわ×2
- ゴースト×0
ノーマルが普通の生き物っぽくてむしが虫っぽいポケモンとすると、ノーマル・むしって何なんでしょう。もう普通の虫なのでは……
蝶やハチの羽が生えている動物ならかっこいいんじゃないでしょうか。猫やネズミくらいの大きさの動物にそういう羽があるとかわいさも出ます。
ノーマル・いわ
- ノーマル×0.5
- ほのお×0.5
- みず×2
- くさ×2
- かくとう×4
- どく×0.5
- じめん×2
- ひこう×0.5
- ゴースト×0
- はがね×2
正直、このタイプはイワンコが埋めるべきものだったと思います。しかしイワンコはピカチュウと同じく動物っぽいのにノーマルが付いていません。
イワンコよりも岩っぽくするとなると、動物の石像みたいなポケモンはどうでしょう。象の像はもういるので、ウインディよりも更に狛犬っぽいポケモンとか。
ノーマル・はがね
- ノーマル×0.5
- ほのお×2
- くさ×0.5
- こおり×0.5
- エスパー×0.5
- かくとう×4
- どく×0
- じめん×2
- ひこう×0.5
- むし×0.5
- いわ×0.5
- ゴースト×0
- ドラゴン×0.5
- はがね×0.5
- フェアリー×0.5
こっちはゾウドウが埋めるべきだったと思います。しかしイワンコと同じくノーマルなしのはがねのみです。
それならもっと突き抜けた感じのは……動物のロボットみたいなポケモンがいたら面白いんじゃないでしょうか。「これaiboだろ」と突っ込まれそうな犬ロボポケモンとか。突っ込まれ方は「こいつポケモンっぽくない」かもしれませんが。
ほのお・フェアリー
- ほのお×0.5
- みず×2
- くさ×0.5
- こおり×0.5
- かくとう×0.5
- どく×2
- じめん×2
- むし×0.25
- いわ×2
- ドラゴン×0
- あく×0.5
- フェアリー×0.5
これは普通に出てくるんじゃないでしょうか。炎関係のファンタジーなものならサラマンダー、フェニックス、朱雀、火車といろいろあります。
ただ、「こういうポケモンもういる」と言いたくなるネタでもあります。フェニックスや朱雀のポケモンはファイヤーやホウオウと似そう。
サラマンダーは来そうだと思うんですが、ヒトカゲの英訳が「チャラマンダー」です。
こおり・どく
- ほのお×2
- くさ×0.5
- こおり×0.5
- エスパー×2
- どく×0.5
- じめん×2
- むし×0.5
- いわ×2
- はがね×2
- フェアリー×0.5
この記事で扱うタイプの中では唯一動物っぽさが全然ない複合タイプです。
雪国っぽい動物+毒でもいいんですが、ネットでは「ウィルスっぽいポケモンはどう?」と言われているような気がします。細菌が暖かいのを好いているのに対し、ウィルスに寒いの大好きなのがいるせいかと。
じめん・フェアリー
- みず×2
- でんき×0
- くさ×2
- こおり×2
- かくとう×0.5
- むし×0.5
- いわ×0.5
- ドラゴン×0
- あく×0.5
- はがね×2
僕はフェアリーっぽいじめんタイプポケモンと言われるとフライゴンを思い浮かべます。
実際には違うんですが、今どきはリージョンフォームというものがあります。新しい地方の新フライゴンがじめん・フェアリーだったらいいんじゃないでしょうか。
僕はこのじめん・フェアリーを「いくつかある未登場タイプの1つ」くらいにしか思っていなかったんですが、詳しい方からするとすごく便利な組み合わせらしいです。この2タイプの技がそろっていれば、ほぼ全てのポケモンに等倍以上(×1以上ということ)のダメージを与えられるとか。
不遇だの何だのと言われていたフライゴンがそれを使い始めたら面白そうです。
むし・ドラゴン
- みず×0.5
- でんき×0.5
- くさ×0.25
- こおり×2
- かくとう×0.5
- じめん×0.5
- ひこう×2
- いわ×2
- ドラゴン×2
- フェアリー×2
虫と竜なので動物的なものがかぶっています。
トンボは英名が「ドラゴンフライ」の虫なので虫&竜みたいな感じです。しかしトンボポケモンはもうヤンヤンマがいます。
ノーマル・むしのところで書いた「蝶やハチの羽が生えている動物」はこっちでも使えるネタじゃないでしょうか。ドラクエ4のドラゴンバタフライみたいに蝶の羽が生えたドラゴンとか。
いわ・ゴースト
- ノーマル×0
- ほのお×0.5
- みず×2
- くさ×2
- かくとう×0
- どく×0.25
- じめん×2
- ひこう×0.5
- むし×0.5
- ゴースト×2
- あく×2
- はがね×2
この項目を書き始めたときに「いわ・ゴーストっていなかったっけ?」と思いました。僕はミカルゲにこのタイプみたいな印象を持っているみたいです。それともゴルーグでしょうか。
そういうわけで、いわ・ゴーストは石碑みたいなポケモンでどうでしょうか。どこかのほこらに行くと石碑が動き始めて……とか。
おまけ ドラゴン・フェアリー
- ほのお×0.5
- みず×0.5
- でんき×0.5
- くさ×0.5
- こおり×2
- かくとう×0.5
- どく×2
- むし×0.5
- ドラゴン×0
- あく×0.5
- はがね×2
- フェアリー×2
正確にはメガチルタリスがこのタイプなんですが、メガシンカが復活しないかぎりいないので書いておきます。
これこそいくらでも出てきそうな組み合わせだと思います。ドラゴンとフェアリーなんて、ファンタジーっぽいもの同士で相性がよさそうです。ポケモンだともこもこしてファンシーな雰囲気のドラゴンかも。
なお、ドラクエにはフェアリードラゴンというそのものズバリの名前を持つモンスターがいます。同名のモンスターが2種類(ドラクエ4版とドラクエ6版)いて、どちらも「小型の竜に蝶の羽」みたいな外見です。
わりと最近埋まったタイプ
個人的には「ノーマル・ゴースト(ヒスイゾロアーク)」が印象に残っています。
ポケモンSVでは新しい組み合わせがいろいろ開拓されました。
「ノーマル・どく(タギングル)」「ほのお・くさ(スコヴィランなど)」「でんき・かくとう(パーモットなど)」「じめん・かくとう(イダイナキバ)」「かくとう・フェアリー(テツノブジン)」「どく・はがね(ブロロローム)」「むし・あく(エクスレッグ)」と、結構あります。
「ほのお・こおりはいたっけ?」と思いましたがガラルヒヒダルマのダルマモードがこれでした。
終わりに 次に出てくる疑問
ポケモンSVであれこれ出てきたところを見ると、次の作品でも積極的に埋めてくるんじゃないでしょうか。そうなると今度は「最後に残るのは何?」という考えもわいてきます。
仮に今回挙げた組み合わせが全部登場したとしても、「新タイプ追加!」ということもありえます。だから結局この話題はなかなか終わらないのかもしれません。
よろしければこちらもどうぞ。御三家にまだいないタイプの記事です。
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