- いいところ
頭を使うのが楽しい。
隙間時間が埋まる。
僕はよく「ピクロス」というゲームをします。ルールだけ同じでタイトルが違うゲームをしている場合もあります。
今回はそのピクロスについてまとめます。
ピクロスって何?
ゲームを始めるとこういう画面になります。
3 | 1 1 | 1 1 | |
3 | |||
1 | |||
3 |
今回は左側の数字=横軸を先に見てみます。
「3」は「その横軸を3マス塗る」という意味。「1」は「その横軸を1マス塗る」という意味。
「3」はその横軸が3マスしかないので全部塗ればいいです。しかし「1」は3マスのどれを塗ればいいかまだわかりません。
とりあえず塗ってみます。
3 | 1 1 | 1 1 | |
3 | ■ | ■ | ■ |
1 | |||
3 | ■ | ■ | ■ |
次に上の数字=縦軸を見てみます。
「3」は「その縦軸は3マス塗る」という意味。
「11」は「1マス塗る」が2つあるということ。分かれているのは「間に1マス以上の塗らないところがある」という意味。塗らないマスには「×」を書き込んでおくと解きやすくなります。
新しくわかったところを塗ってみます。
3 | 1 1 | 1 1 | |
3 | ■ | ■ | ■ |
1 | ■ | × | × |
3 | ■ | ■ | ■ |
これで完成!
塗り終えると「○○をドットで表現したものだった」とか回答が発表されます。「確かにそうだ」と納得できるときも「無理やりすぎない?」と思ってしまうこともあります。
今回は何ですかね……アルファベットのC? 「磁石」かもしれません。
例は縦横3マスずつだったのですぐ終わりました。20マスずつとかでかいものだと遊びごたえがあります。
「ピクロス」とそれ以外
内容が同じでも「ピクロス」と付いているのもあれば付いていないものもあります。
「ピクロス」と付いているのは「マリオのピクロス」とか「ポケモンピクロス」とか任天堂が関係するもの。これは任天堂が「ピクロス」の名前を商標登録しているからです。
他のメーカーから出ているものは「お絵かきロジック」「ロジックペイント」「ノノグラム」などいろいろな名前になっています。
ピクロス系ゲーム紹介
マリオのスーパーピクロス
機種 | スーパーファミコン |
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 1995年(平成7年)9月14日 |
元はゲームボーイの「マリオのピクロス」。
進めていくと、難易度の高い「ワリオのスーパーピクロス」で遊べるようになります。
今はNintendo Switch Onlineで遊べるスーファミソフトのラインナップに入っています。
マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説トワイライトプリンセス
機種 | ニンテンドー3DS |
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 2016年(平成28年)3月17日 |
マイニンテンドーにプラチナポイントで交換するソフト(今は交換終了)。つまり無料。
トワイライトプリンセスのキャラクター、ミドナがガイド役をします。
普通のピクロスもありますが、やたらでっかいピクロスを分割したものもあります。
初音ミク ロジックペイントS
機種 | Nintendo Switch |
メーカー | クリプトン・フューチャー・メディア |
発売日 | 2021年(平成3年)3月18日 |
後に続いた機種 | PC(Steam) |
元は「初音ミク ロジックペイント-ミクロジ-」。
キャラ物なので取っつきやすさがあります。
ボーカロイドたちの曲を聞いたりイラストを見たりすることもできます。
Nonogram Minimal
機種 | Nintendo Switch |
メーカー | Hook Games |
発売日 | 2022年(平成年)4月28日 |
上の初音ミクとは逆にピクロスだけを遊ぶソフト。無印良品的。
日本語に対応していませんが、あまり問題ありません。
任天堂のeショップでよくセールになっています。
シンプルなゲームなので、Switch、Steam、アプリでいろいろなものがあります。
個人的なコツ
「全部塗る」「全部塗らない」を真っ先に片づける
マスの最大数が「10」のところで「10」と書いてあったら「全部塗る」ということ。「0」なら「全部塗らない」。
まとめてダーッと塗ったり×を付けていったりするのは気持ちいいです。
「合計数=マスの最大数」なら塗る場所が全部わかるのと同じ
「54」と書いてあったら、「5マス塗る」「1マス以上塗らない」「4マス塗る」ということ。
マスの最大数が「10」のところだったら「5マス塗る」「1マス塗らない」「4マス塗る」しかないです。
「塗るマス+空白」が「マスの最大数の半分より多い」なら塗るチャンス
2 |
こういう状況だと、
2 | ■ | ■ |
2 | ■ | ■ |
2 | ■ | ■ |
2 | ■ | ■ |
塗るマスを右から左まで動かすことができて、どこが正解かわかりません。
21 |
しかしこうだったら「2マス塗る」「1マス以上塗らない」「1マス塗る」ということなので、
21 | ■ | ■ | ■ |
21 | ■ | ■ | ■ |
21 | ■ | ■ | ■ |
全てのパターンで左から2番目を塗ることになります。
こういう状況は「塗るマス」「塗らないマス(最低限度の1マスと仮定)」の合計がマスの最大数の半分より大きいと発生します(数字が小さいとこうならないこともあります)。
端を塗ったらチャンス
上の「2だけ」の例えはどこを塗ればいいのかわかりませんが、
2 | ■ |
縦軸のお陰で「左端は塗ると確定」という状況なら話が変わってきます。
マスは左側になくて右側だけ。つまり右側にしか塗り進めることができません。
2 | ■ | ■ |
よってこれが正解だと確定です。
数が大きすぎて入れない! もチャンス
2 | × |
こういうふうに「左から2番目は塗らないマスと確定」「塗るのは2マス」という状況だと、「×」の左側は2マスないので塗らないのが確定。
2 | × | × | ■ | ■ |
2 | × | × | ■ | ■ |
この2パターンしかありえないので、右から2番目は塗るマス確定です。
やっていれば他にもコツがわかってくるはずです。
終わりに
ピクロスは隙間時間で遊ぶのに向いています。スマホやSwitchなら中断しやすいので特にちょうどいいです。
世間にいろいろなピクロス系ゲームがあるのも、そういう部分が好かれているからじゃないでしょうか。
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