ファイナルファンタジーVIII 【今ならリマスター版で楽々攻略】

FFVIII 1990年代
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    ドローやジャンクションなどがあり、他と違うFF。
    カードゲームが面白い。
略称FF8 FFVIII
機種PS1
メーカースクウェア
発売日1999年(平成11年)2月11日
後に続いた機種PS4 Switch XboxOne PCなど

スコールは傭兵育成学校「バラムガーデン」の生徒で、仲間たちと共に試験を受けて特殊部隊SeeDの一員となった。
彼は冷淡な性格だったが、SeeD就任パーティーで出会ったリノアは明るい性格。リノアとは後に依頼人として再会し、スコールは次第に変わっていく。

PS1のFFナンバリング作としてはFF7に続く2本目。しかしいろいろと変化していました。

キャラクターは常にリアルっぽい体形で表示。
世界観はファンタジーでもサイバーパンクでもなさそう。
主人公たちの立場も冒険者じゃなく学生さん。
物語は恋愛を前面に出した展開。
オープニングテーマもFFシリーズで初登場。

前作までと違うところは他にもたくさんありました。

ドロー

前作までのFFだと店で買ったりレベルアップしたりで魔法を使えるようになりました。一方、本作はドローで敵から奪うことが魔法の主な入手方法です(他の方法もあります)。

「わざわざドローしないといけないのが面倒」という意見もありました。
僕はそれよりも「入手が難しい魔法も使うと減る」ということの方が気になっていました。これはラストエリクサー症候群(もったいなくて使えないと考えてしまうこと)みたいなもの。

ガーディアンフォース

前作までで言う幻獣や召喚獣。僕は「名前を変えなくていいのに……」と思っていました。
メンツはそれまでの召喚獣と同じくイフリートやシヴァなど。ラムウはケツァクウァトルと交代になりました。

召喚したガーディアンフォースが攻撃の演出をやっているとき、タイミングよくボタンを押して応援することができます。
友人は「応援のお陰で召喚が暇じゃなくなった」と言っていました。確かにFF7のナイツオブラウンドとか演出が長く、何度も見ると飽きてしまっていました。

ジャンクション

魔法やガーディアンフォースを装備でき、普通の装備品みたいにステータスを上げられます。

ガーディアンフォースをジャンクションすることには副作用のようなものがあります。攻略上の問題ではなく設定上の話で、物語の中でも関わってきます。

お給料

前作までのFFは敵を倒すとお金が出ました。本作はSeeDのお給料としてお金をもらえます。歩いているときにお給料をもらった表示がいきなり出るので、自動振り込みみたいなものなのかもしれません。

こういうシステムなので、序盤の金策は「SeeDのランクを上げてひたすらうろうろすること」になります。それだけでお給料をもらえるとか、随分楽な仕事だ……

ガンブレード

主人公の武器。猟銃の砲身部分が刃になったような形です。
ただ見た目がかっこいいだけじゃなく、攻撃がヒットした瞬間にトリガーを引くことでダメージを上げられます。火薬の爆発で刀身が振動してダメージアップ、という設定です。

トリガーだの振動だのの話は設定上だけのことではなく、実際のバトルにも反映されています。主人公が攻撃するときにタイミングよくボタンを押すことができれば敵へのダメージが上がります。
友人はこのことにも「ガンブレードのお陰でバトルが暇じゃなくなった」と言っていました。

敵キャラの強さ

主人公たちが強くなると敵キャラも強くなります。
「これはFFじゃなくてロマサガ?」なんて思ったことをよく覚えています。

カードゲーム

僕は「FF8のカードゲーム」なんて呼び方をしていましたが、「トリプルドライアド」という名前だったそうです。
普通に話しかけるときは○ボタン。しかし□ボタンで話しかけるとカードゲームの勝負を挑んだことになります。大抵の相手は勝負に応じてくれるので、作中世界においてかなり流行っているみたいです。

カードゲームとしての出来はよく、本編よりこっちの方が好きな方もいたとか。

スコール

主人公。前作のクラウドに輪をかけたようなクールキャラで、無口キャラに片足突っ込んでいる気もします。
しかし上のカードゲームは普通に町の人へ勝負を挑みます。プレイヤーだけがわかる符丁(何らかの形にした手やカードを見せるとか)があるのかもしれませんが。

そういえば、スコールのアクセサリーが商品化されて実際に売られていました。

リノア

ヒロイン。スコールとは対照的に明るい性格です。
僕は特に好きとか嫌いとかありませんが、気に入らないと感じた方もいたそうです。FFシリーズのメインヒロインでここまで明るいキャラがいなかったので、違和感を持たれてしまったんじゃないでしょうか。

合う方はかなり好きになーるそうです。

セルフィ

ヒロインの1人。こっちも明るい子ですが、プレイヤーに嫌われている雰囲気はなかったと思います。メインのヒロインじゃなければいいということですかね。

最強魔法ジエンドの使い手でもあります。これが決まれば裏ボスだろうと一撃で昇天。どういう原理なのか。

ラグナ

謎の兵士。一体何者なんだ……
車はきれいに停めましょう。

ある遺跡に入るとカウントダウンが始まり、制限時間内にオーディンがいるところまで行って倒すとガーディアンフォースにできます。
このとき特定の行動を取ると、ゲームを進められなくなります。

今なら「インターネットで注意喚起」「バージョンアップで対処」という流れですが、当時は今ほどネットが一般的じゃありません。新聞にこのことが載ったりしました。
実際にゲームが止まったプレイヤーは、メモリーカード(セーブデータを保存する周辺機器)をスクウェアに送って直してもらったとか。

今はリマスター版が発売されていて、PS4、Switch、XboxOne、パソコンなどで遊べます。もちろんオーディン問題は対処済み。

いろいろ遊びやすくなっていて、エンカウントをゼロにできたり魔法の所持数や所持金をいきなり最大にできたりします。バトルをかなり楽にすることもできます。
いくら思い出があっても20年以上前のゲームを今から遊ぶのは大変かもしれないので、そういう超絶優遇があってもいいはず。

ストーリーを重視して楽しみたいならバトルはサクサク進める方がいいです。

本作はFFシリーズで最大の売り上げ。前作FF7が超名作だったから「次のも面白いに違いない!」と期待して買った方が多かったお陰でもあると思います。

実際のところは「評価が分かれる」「賛否両論」という感じ。FF5、FF6、FF7、と変化しながら続いていたものから急に違うものになったせいだと思います。

僕はFF7なら周回して遊んでいました。FF8はどうだったか……1周して終わりだったかもしれません。しかしガーディアンフォースをいろいろ集めていたので楽しんでいたことは間違いありません。

本作はとがったFF。次に発売されるのは原点回帰をうたったFF9で、また違う雰囲気。FFシリーズはこうやっていろいろ試しながら続いてきたんじゃないでしょうか。

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