- いいところ
2つの世界を行き来しての冒険が楽しい。
転職でいろいろな職業になれる。
プロローグ部分がやたらかっこいい。
タイトル | ドラゴンクエストVI 幻の大地 |
略称 | ドラクエ6 ドラクエVI DQ6 DQVI |
機種 | スーパーファミコン |
メーカー | エニックス |
発売日 | 1995年(平成7年)12月9日 |
序盤の物語
主人公は仲間たちと共に魔王ムドーの城へ乗り込む。しかしムドーに敗れ、どこかへ飛ばされてしまった。
目を覚ますと主人公は自宅のベッドにいた。ここは山奥の村ライフコッド。主人公が妹と暮らしている場所。先ほどの決戦は夢だったのだろうか。
主人公は村長に頼まれてマルシェの町まで行くことになった。しかしその途中で大きな穴に落ちてしまった。
その先にあったのは、自分が暮らしていた世界とは別の世界だった。
2つの世界を冒険するドラクエ
ここまでのドラクエシリーズには「物語が進むと別の世界に行く」という展開がよくありました。しかし行くのは終盤。イベントはボス戦程度、ということもありました。
本作も「元の世界」と「第2の世界」があります。この2つは扱いの大きさがほぼ同じ。最初から最後まで行ったり来たりします。
移動する方法は上のあらすじみたいに穴から落ちるとか、井戸を通るとか、フィールドにある何だかよくわからん階段を上り下りするとか。
主な登場人物
主人公
ライフコッドの村で暮らしている青年。
謎のお告げを受け、旅立つことになります。
ターニア
主人公の妹。昔からファンがいます。そしてターニアに気があるランドはファンから鬱陶しく思われています。
こういうのは実際に妹を持っているかどうかにもよるのかも。
ハッサン
ガタイのいい兄ちゃん。
かっこよさが低いキャラと言われていますが、かっこよさダウンの装備を最初から使っているせいです。素のかっこよさが最も低いのは別のキャラ。
バーバラ
魔法使い系キャラ。あまりにも打たれ弱いと考え、馬車へ入れっぱなしにされることもあるとか。
育てればマダンテを覚えたりします。
チャモロ
素のかっこよさが最も低いのはこっち。俗っぽいこととかけ離れた生活をしていたせいじゃないでしょうか。
彼が持ってくるゲントの杖は便利アイテム(使うとベホイミの効果)。
ミレーユ&テリー
ミレーユは主人公やハッサンと同じポジションのはずなんですが、何かが見えていて一歩先にいるような雰囲気があります。
テリーはかっこいいライバルキャラなんですが、仲間になると弱くなるの法則が……世間では「ドランゴ引換券」などと呼ばれています。
戦うときに「テリー 1匹」と表示されますが、きっとあっちからは「ハッサン 1匹」「ミレーユ 1匹」とか見えています。
ドラクエ4コママンガ劇場のコロシアム話でもそうでしたし。
ドランゴ
仲間になるバトルレックス♀。
ドラクエライバルズでは山口眞弓さんが声の担当。この方、すごくかっこいい声を出す声優さんなんですよ。
アモス
本当のことを話すか話さないか……
プロローグ
たき火を囲んでいる主人公、ハッサン、ミレーユ。
ミレーユが笛を吹くと金色のドラゴンが現れ、主人公たちはムドーの城へ……
これがものすごくかっこいい演出。BGMもかっこよさを引き立てていて、出だしからテンションを上げてきます。
このときのドラゴンの正体は当時からいろいろ言われています。僕はその噂どおりだったら面白いと思っているクチです。
転職
ダーマ神殿のイベントを終えるとできるようになる要素。個人的には本作の目玉の1つです。
戦士や魔法使いのような基本職、バトルマスターや賢者のような上級職、ドラクエシリーズでは特別なポジションの勇者、ちょっと雰囲気が違うドラゴンやはぐれメタルなどいろいろあります。
主人公は勇者になりやすくされています。仲間たちはもっと大変ですが、僕は何人か勇者にさせていました。
パラディンが武闘家+僧侶で転職ということには違和感を持っていました。FF4やアニメのリューナイトで剣士のパラディンを見ていたからです。とりあえずモンクみたいなものなんだと脳内補完しておきました。
熟練度を上げるとランクが上がって新しい特技や呪文を覚えます。そのため本作ではレベル上げだけじゃなく熟練度上げもすることになります。
「魔法使いになって1回戦えばメラミを覚える」という話をよく聞きます。
仲間モンスター
前作ドラクエ5に引き続き、モンスターを仲間にできます。
ただしドラクエ5に比べて少なめ。DSでリメイクされたときはなくなっていました。
消えたのは残念だった気もしますが、仲間モンスター集めはドラクエ5でやればいいんじゃないかという気もします。
乗り物いろいろ
本作で印象に残っていることには乗り物がたくさん出てきたこともあります。
- 普通に乗る船
海底モードもあり。 - 馬車
これはドラクエ4からあったので…… - 魔法のじゅうたん
これはドラクエ5にもあったので……
入手にはベストドレッサーコンテストが必要。 - ひょうたん島
昔懐かしい番組……? - 空飛ぶベッド
初めて見たとき呆気に取られました。どういう発想で生まれたのか。 - ペガサス
好きなモンスターなので、僕にはおいしい要素。
ラスボスとエンディング
ラスボス
初めて見たとき、何かに似ていると思ったような……何なのか思い出せませんが。
世間では裏ボスとの対決がネタにされているようです。
エンディング
悲しい結末という気が……当時は回避手段がないか考えていました。
他の作品とのつながりがわかるところは好きです。
今遊ぶなら
2011年、DS版が発売されました。仲間モンスターがかなり変わったことは賛否両論。
その後、DS版をベースにスマートフォン版も出ました。今はこっちの方が手に取りやすいです。
終わりに 新しいリメイクは?
ドラクエ1・2・3は何度もリメイクされています。しかしドラクエ4から先はそれほどでもありません。
近々ドラクエ3とドラクエ1・2の新たなリメイク版が発売されます。ドラクエ6が属する天空シリーズも……と思ってしまいます。
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