- いいところ
プレイヤー自らキャラメイクできる。
からくりを使うのが面白い。
単純に刀がかっこいい。
2025年7月10日、WILD HEARTS Sの体験版が配信開始されました。
ネットを見渡してみると、ダウンロードした方が結構いるようで……僕も少しだけ遊んでみました。
そもそもワイルドハーツって何?
- 関わっているメーカーはコーエーテクモゲームス(オメガフォース)、エレクトロニックアーツ(EA)。
- ハンティングアクション(狩りゲー)。
- 元はPS5、XboxSeriesX/S、PCのゲーム。2023年発売。
- NintendoSwitch2でワイルドハーツSが発売される。
- 2025年7月25日発売。必要な容量は34.5GB。
- パッケージ版はキーカード。よって空き容量が必要になる。
- この記事を書いている時点だと体験版で遊べる。
体験版に必要な容量は23.8GB。 - 舞台は和風っぽい土地。
- 主人公はプレイヤー自ら作れる。
- 主人公は獣狩(ししがり)。
刀などの武器だけじゃなくからくりも使って獣と戦う。 - 1人で遊ぶこともできる。ネットにつなげば4人で遊ぶこともできる。
僕の感覚だと「主人公はプレイヤー自ら作れる」が重要な部分です。
体験版開始
チュートリアル
主人公の名前や外見を決める前に軽く移動。これが操作のチュートリアルになっています。
今どきのゲームなので押すボタンが多く、どれを操作すればいいかわからなくなりやすい……しかし右上にボタンのことが表示されています。わからなくなったときは右上を見ることにします。
主人公は刀を装備しています。「刃を上にするか下にするか」は突っ込まれやすいポイント。この主人公は上にしています(刀の種類によって違うらしいです)。
この文章を書いているとき、友人が隣で「かっこよさ重視では?」と言ってきました。まったくそのとおり。
主人公が刀を振るところや居合の動きをするところはかなりのかっこよさ。刃が上か下かよりこのかっこよさが重要。
僕はゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをやって以来「壁を登って移動できたら楽しい」と知ってしまいました。本作の主人公にも壁を登る場面がある様子。できるのがいろいろな場所か決まった場所だけなのかはまだわかりませんが。
主人公は鹿のような動物を追っています。抜き足差し足で近づき、最後に選べるのは……
- 狩る。
- なでる。
とりあえずなでておきました。狩ったらどうなっていたのか。
キャラメイク
主人公がたき火しているところに行くと、仮面を付けた謎の老人登場。
この人と話すところで主人公の名前や外見を決めることになります。
外見はかなりいろいろな部分を変えられるようになっています。
僕は「目のパターンいくつか、鼻の形いくつか、とあって大きさや位置を調整できるようになっていればよくない?」とか思うんですが、もっと細かく調整できます。人によってはこだわりの姿を長時間かけて作るんでしょう。
もちろんある程度のパターンは用意されているので、そこから選んで完成させることもできます。
人によってはかなり好きなオッドアイも可能。
名前はアルファベットやひらがな・カタカナを使えます。おおっと、漢字を使えるかどうか試すの忘れた。

外見は後で変えられるようになるそうです。
老人との会話では「主人公がどこから来たか」「何のために獣を狩るか」など尋ねられました。とりあえず脳内設定を考えつつ返答。
オープニング
獣と戦うことになりましたが、主人公は全く歯が立たず……これはイベント的なものだったからかもしれませんし、僕が上手な方じゃないからだったのかもしれません。
どっちみち、獣を倒す必要はありませんでした。
バトルが中断し、巨大な獣登場。そしてタイトル表示。
壮大な場面だ……
獣たちとの戦い
ハナヤドシ戦
倒れている人を助けたと思ったら、しっぽに果物っぽいものを付けた獣が登場。
仕方がない……勝負だ!
またやられた!
今度はイベント戦じゃありません。何度か拠点に戻された後、狩猟失敗になりました。
もしかしてこのゲーム……難しい?
回復方法すらわからんし……ブレスオブザワイルドなら離れたところから弓矢を撃てばいいのに……
しかし、何度も戦っているうちにわかってきました。
- 回復する方法は十字キーの上を押す。
回復アイテムは食べ物じゃなく、あちこちに生えている癒し水(青い実)。 - 十字キーの下を押し、食事でいろいろ強化する。
- からくりを使って戦うと有利。←重要ポイント
木や岩から素材をどんどん集めないといけない。
Lボタン+Yボタンでからくりの箱(匣)を出せます。これを積み重ね、上からダイブしつつ攻撃すると獣に大ダメージ。
高いほどダメージが上がるそうな。じゃあ、ゼノブレイドクロスみたいなすごい高さからぴょーんと行ったらどうなるんだろう……
そこはわかりませんが、箱からのダイブ攻撃が効くとわかったら面白くなりました。ここは「ルールや法則を理解すると面白くなる」みたいなところだったと思います。
最後の一撃は渋い……
コハクヌシ戦
主人公はさっき助けた人から頼まれ、行方がわからなくなった人を探すことになりました、探す方法もからくりです。このレーダーっぽいものはどういうテクノロジーなんですか……
しばらく探すとコハクヌシ発見。
今度はごろごろ転がってきたり普通に攻撃したりするだけじゃなく、火まで吐いてきます(←火じゃなくて樹液らしい)。
またダイブ攻撃で対抗だ! と思ったら、ごろごろされると匣があっさり壊されます。火を食らってもアウト。
壊されたらまた匣を出さないといけませんが、素材がなくなると無理。
横に飛ぶからくりも作れるようになりましたが、僕はどうもうまく使いこなせないようで。
それと、天井の低いところで匣を出してしまってもアウト。ダイブするために必要なジャンプができないせいです。つまり素材を無駄に使ってしまったようなもの。
もうダメだ……おしまいだぁ……
と思いましたが、こっちには強力な仲間ができていました。
その名はつくも。玉ころ君です。彼は獣を足止めしてくれたりして、いるのといないのとではかなり違います。
僕も「素材をどんどん見つけないといけない」とわかってきました。戦場からちょっと離れて木や岩を探せばいいです。緊張感に欠ける攻略法かもしれませんが、まあよし。
そういうわけで、今度は一度も拠点に戻されることなく勝つことができました。
ここまでの感想
体験版はまだ続くようですが、ここでひと区切り付けて僕なりの評価を考えてみることにしました。
難易度的な話
最初、僕はワイルドハーツを結構難しい系のゲームだと思いました。
それは間違っていないのかもしれません(何せ僕が触れたのは序盤だけです)。しかしやり方がわかってくると粘り勝ちできるようになりました。
僕はアクションゲームが上手な方じゃないです。しかもいい年(ファミコン世代)なので反射神経がにぶっているはず。
それでも慣れれば対応方法を見つけられるのかもしれません。

ネットを見渡すと「ジゴクザルが強い」という話が出てきました。
今回の2体よりすごい強敵がいろいろいるはず。
グラフィックの話
これも重要だと思うので軽く書いておきます。
僕がプレイしたのはSwitch2の携帯モード。最初に遊んだときは目が疲れやすいかなと思いました。しかしすぐ慣れてきました。
携帯モードでもかなりきれいな見た目。TVモードだと更にきれいだったはず。
価格の話
これは重要な部分だと思います。
注目のお値段は、パッケージ版でもダウンロード版でも5980円。これは今どきだと安めの範囲に入るかと。
他の要素のこと
武器は僕が今回使った刀だけじゃなく、ハナヤドシ戦で使いたくなった弓もあるようです。他にもいろいろ……傘って何?
ワイルドハーツにはもっといろいろなからくりがあり、物語を進めることで解禁させていくことができます。
ロープで高所を移動するからくりは便利で楽しそうです。
他のプレイヤーと4人で一緒に戦うこともできます。今どきのゲームなのでネット越しが可能です。
記事の中でチラッと出てきた友人は「自分はPSPのモンハンをやっていて……」と言っていました。PSPのモンハンは友人同士で遊ぶのが楽しいゲーム。同じような遊び方ができるんじゃないでしょうか。
みんなでわちゃわちゃと好き勝手に匣を積み上げたりバネ的なからくりでぴょーんと飛んだりするのは面白いかもしれません。
終わりに
狩りゲーではやっぱりモンハンが有名。そのため、ワイルドハーツもモンハンと比べられることが多くなるんじゃないでしょうか。
モンハンにはガルクやアイルーがいます。ワイルドハーツにはつくもがいます。
これは動物的な仲間の方がいいと言う方が結構多いかも。
しかしワイルドハーツにはからくりがあります。これで敵と戦ったりするのはワイルドハーツなりの面白さのはずです。
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