ロマサガ2リメイク 七英雄の正気度ランキング!

Romasaga2R-7eiyuu-Syouki 2020年代
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  • この記事に書いてあること
    七英雄の中で最も正気を失っているのは誰か。
    ネタ記事です。真面目に考えないでください。
    そしてネタバレがいろいろあります。

ロマンシングサガ2の七英雄は元々本当に英雄でした。しかし吸収の法によって歪んでしまい……
リメイク版のリベンジオブザセブンで過去の姿が明らかにされ、違いが余計わかるようになりました。

今回は、誰がどれだけ変わってしまったのかについてランキング形式で書いていきます。

  • 過去と現在の七英雄を入れ替えて考え、どれだけ違和感がないか。
    見た目よりも中身を重視。
  • 本来の目的にどれだけ従っているか。あるいはどれだけ達成しているか。

僕の感覚での判断です。他の方のご意見もあると思います。

上に書いてあるほど正気、ということです。

正気度1位 ダンターグ

ダンターグは圧倒的に正気度が高いと思います。

彼の目標は強くなること。吸収の法を使っていても使っていなくても同じ。そして過去にいても現代にいても同じです。
よその世界から帰ってきたときも、他の七英雄が復讐云々と話している一方で強くなろうとするだけでした。

ダンターグが現代のでかい姿で過去の自分と入れ替わったとしても、仲間たちは「お前、急にでかくなったな!」と最初は驚くけど「なんだ、いつものダンターグだ」とだんだん安心しそうです。

完全にマイペース吸収パワーアップマシーンと化してしまったわけでもないです。最後の1人になると、ラストダンジョンでしっかり守り役を始めます。

完全な正気でもないと思います。シラフだったら「ナゼールよりも氷海に行った方が強いモンスターを吸収できるんじゃない?」と判断し、南下するはずです。

正気度2位 ロックブーケ

ロックブーケは復讐したがっている七英雄の中で最も目標を達成しています。皇帝の力を借りることさえできれば、双子の塔の謎を解いて大神官たちがどこに行ったのか割り出すようですので。

しかしロックブーケは「あんた何調べてんの」という感じだった皇帝にいきなり切れて突っかかってしまいます。
あそこで「親切な私が説明してあげましょう!」と解説を始めたら、皇帝は「そうなのか……帝国と関係なさそう」「よその世界に行ってくれれば助かる」と放置したかもしれません。

「ハエのようにウルサイ奴ね。消えなさい!」なんて言うからもめてやられるんです。
海の主が皇帝と和解できるのは「橋を壊してごめん」と謝るから。「アホウ鳥のようにウルサイ奴ね。沈みなさい!」と言っていたら違いました。

どうして切れ始めたのか……過去の時点から「短命種なんて私たちとは違うし。大人しく言うことを聞いておけば?」みたいな感覚だったとしたら元のままです。しかし判断する材料がないので肯定も否定もできません。
元は誰にでも温厚に接していたんだとしたら、やっぱりロックブーケも正気じゃなくなっているということです。

ロックブーケには「守護者が邪魔ならお兄ちゃんに頼んでズンバラリンしてもらったら?」という意見もあります。
頼み込んでついてきた手前、オネガイしにくいのかもしれませんが。

正気度3位 スービエ

スービエはリメイク前の状態だと「ほとんどしゃべらないから、何を考えているのかわからん……」となっていました。リベンジオブザセブンでサーファーとか享楽的な考え方の持ち主とか個性がわかりやすくなりました。

七英雄の記憶15を見ると、スービエはワグナスやノエルと違ってほとんどしゃべっていません。復讐する気がないようでもあります。
しかし復讐に反対しているわけじゃなかったようで、現代での活動開始後はしっかり古代人を探します。「こっちで楽しくやろうぜ!」なんて言わずに付き合ってくれるわけです。

部下を作ったのも冷静な判断だったと思います(ギャロンが有能な部下かどうかはともかく)。どれだけ七英雄が強くても、1人じゃできることに限界があります。土地勘がある者を味方にした方が要領よく動けそうです。
残念だったのは「海底を探しても駄目だった」ということ。

正直、スービエは上のロックブーケと同じ2位でもいい気がします。3位にしたのは真相にたどり着けなかったから。そして氷海で戦うときにどうして氷の中にいたのかわからないから。

正気度4位 ノエル

ノエル兄ちゃんは戦わずに和解できる唯一の七英雄。彼が理性的だということは誰の目からも明らかだと思います。
しかし昔と同じかと言うと……

ノエルはモンスターを使ってテレルテバの塔を調べます。それは正常な判断をしていると言えるんでしょうか。
例えば過去の時代にターム使いみたいな人がいて、ノエルたちが住んでいる町を調べ始めたらどうでしょう。古代人たちはドン引きするはず。理解を得られるには説明が必要で、何も言わなければ「タームがいつ襲いかかってくるかわからん」と警戒されっぱなし。
ノエルはそれと同じことをテレルテバでやってしまっているんです。

皇帝に突っ込まれてやっと「モンスターを使ったのはいかんかったですね」と言い始めるのもずれていると言うか、無機質的と言うか。
彼は元からそういう無機質な人間だったんでしょうか。オアイーブからの好意にも気づいていなかったようですし……
でもそういう人物だったとしたら、オアイーブも仲よくしようとしないはず。ロックブーケもお兄ちゃんに懐いていかないはず。

ノエルは吸収の法によって人間らしさを失いつつあるんじゃないでしょうか。そんな彼が怒るのはロックブーケがやられたときだけ、ということで。

正気度5位 クジンシー

クジンシーが吸収の法で正気を失ったかどうかは判断が難しいと思います。

彼は元々実力面で劣る戦士でした。それでも命懸けで戦おうとするのは非常に英雄的。ダイの大冒険のチウみたいなものです。
そんな彼がバレンヌ帝国にケンカを売ったり「門番にしてやろう!」なんて言ったりするのはどうしてなんでしょうか。

原因は吸収の法ですっかり正気を失ってしまったこと? しかし、「弱かった者が力を手に入れたせいでえばり始めてしまった」というのは吸収の法なんかない現実世界でもありそうな話です。
過去の時点でも、「クジンシーは七英雄としてちやほやされるようになってふんぞり返り始めた」なんてわりと想像しやすいです。

もしクジンシーが慢心のせいで威張っているだけなら、何らかのはずみで改心することもありえます。ヴィクトールやレオンに対する罪を受け入れ、力が足りなくても頑張る戦士に戻るクジンシー……にょろにょろしたり生首を従えたりするけど……

やっぱりそういうふうになるところは想像しにくいです。よって5位。

正気度6位 ボクオーン

僕はリメイク前のロマサガ2をやっているので、地上戦艦にいたアレがボクオーンだと知っています。しかしリベンジオブザセブンが初ロマサガ2だった方は違います。
そういう方が「私はボクオーンじゃないんだ」と聞いたらどうなるでしょう。「こいつ、過去の片目隠れイケメン軍師と違うやつじゃんか」と思い、素で騙されてしまうかもしれません。

そのくらい、現代のボクオーンは過去のボクオーンと違っています。見た目だけの話じゃありません。やばい薬を作る、人形好き……どっちも過去の場面にはなかった要素です。

地上戦艦で暴れる……これは別にいいです(ノーマッドたちにはよくないですが)。過去のボクオーンも、そうすることでタームに対抗できると考えたら建造するはず。現代で復讐に使おうと作るのもありそうな話。

やばい薬……これは何なんですかね。復讐のための資金源? 「現地人に迷惑がかかる=行動を制限される」とか考えないんでしょうか。「短命種がどんな目に遭ってもよし!」と考えたらお構いなしにやるでしょうか。
何にせよ、自分より圧倒的多数の現地人たちから不興を買ってしまうのは冷静で的確な判断力を持っていたボクオーンらしくないです。

人形好き……これはフォロー不可能。どこから生えてきた性質なんでしょうか。実は元から好きだったとか?
僕は「軍師として人を動かす」という部分が歪んで「人のようなものを動かす→人形使い」と変わってしまったんじゃないかと思っています。

何より不審な点は、彼が復讐をやろうとしているのかどうか。作中世界の現代に(悪い意味で)なじみすぎています。
七英雄の記憶15の時点で復讐に乗り気じゃなかった可能性もありますが、やばい薬の悪党になってしまうのは正気じゃなさすぎです。

正気度7位 ワグナス

七英雄の記憶15でワグナスは「この中の誰かが目的を忘れてしまう可能性がある」と言いました。
僕はそれを聞いた瞬間に変な笑いが出ました。そう言った本人が1番忘れてしまうんじゃないか、と。

ワグナスはハクロ城を本拠地にし、部下を大勢持っています。これはスービエのところで言ったようにいいことだと思います。
いくらワグナスが七英雄のリーダーで最強(自称)でも、やっぱり1人でできることは限定されます。

場所もいいです。
ワグナスがいるのは忘れられた町のすぐそば。チカパ山がどれだけ険しかろうとワグナスの翼ならあっさり越えることができます。忘れられた町まで行けば、大神官たちの手がかりを1つや2つ手に入れられるはず。

戦う相手もいいです。
イーリスに「ワグナスを何とかしてよワグナスを」と五七五で言われるくらいなので、イーリスを相手にしています。よってイーリスから忘れられた町の場所を聞き出すこともできるはず。

問題は、そこまで材料がそろっているのに何の成果も上げていなさそうなこと。ワグナスはもう復讐のことなんか忘れてしまっていて、ヤウダで暴れることしか考えていないのでは。
ダンターグは「ワグナスやノエルは復讐を考えているようだが……」と言っていましたが、本当でしょうか。作中世界の端と端にいるからワグナスの現状がわからないだけでは。

行動と言うか雰囲気もおかしいです。
ボクオーンが命乞いしたのは騙すための芝居でした。一方、ワグナスは素で「我が浮遊城へようこそ! ここまでは楽しんでいただけたかな?」と言っていそう。
過去のワグナスならそんな台詞を使わないのでは……自分が変わったことにすら気づいてもいないように見えます。

外見も無茶苦茶です。
鳥だか蝶だかわからない翼(段階によっては骨むき出し)、後光に羽衣、血の涙、極めつけは胸に付いたもの……彼の乱れた精神を象徴しているとしか思えません。真面目な人ほど切れてしまったときにひどい、ということなのかも。

過去と現代で入れ替えた場合もすごいことになるのでは。
ロックブーケは「ワグナス様とお兄様についていきます!」じゃなくて「お兄様についていきます……」と言いながら兄ちゃんの隣にいるすっぽんぽんバタフライを横目で見そう。ワグナスもロックブーケを止めるために「君の長い人生も何かあったらタイムアップなのだ」とか言いそうです。

今回は無茶苦茶に書きすぎた気がする……
説得力がないかもしれませんが、全て七英雄というキャラクターを好いているからです。

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