もしもリコロイ編のアニポケ映画があったら

Anipoke-LikoRoy-Movie ゲーム雑談
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  • この記事に書いてあること
    何もかもフィクション。書いている人の空想によるものです。

以前は毎年アニポケの映画が公開されていました。しかし2020年の「劇場版ポケットモンスター ココ」を最後に途切れています。

何だか寂しい……またやってほしい……
というわけで今回はリコロイ編のポケモン映画があったらと妄想してみます。

かつてミュウツーの逆襲が公開されたのは1998年7月。これはサトシ編の2年目にあたります。
というわけで、この妄想映画もリコロイ編2年目の7月公開ということにします。

アニポケ自体はもっと前からやっているので、1年目の7月でもいいんじゃないでしょうか。しかしこのときのリコロイはブレイブアサギ号に乗って行動していて、何をするにもフリード博士たちが一緒です。
フリード博士たちもいいキャラなんですが、リコロイだけが活躍していると「大人は何やっているんだ」という余計な突っ込みをしたくなります。

そもそもこのころのリコロイはトレーナーとして駆け出し。ドットに至ってはクワッスのゲットすらしていません。

2年目の7月ならリコロイドットでテラスタル研修をしている最中。「3人以外のブレイブアサギ号メンバーがいない」「3人がそれなりに実力を積んでいる」ということで物語を作りやすいです。

映画があるとなればアニポケスタッフの方々は展開を早くするかも……しかし僕は今くらいの展開速度がいいと思います。

ポケモン映画には「チケットのおまけとして付いてくるポケモン」「映画館に行くともらえるポケモン」が定番。よってこの妄想映画でも何らかのポケモンをもらえることにします。

何がいいだろう……コライドンとミライドンの中間にあたるポケモン……モトトカゲを派手にした感じのゲンダイドンで……
この記事を書くためにいろいろ調べていたらナウイドンという名前が出てきました。ナウいという言い方がナウくないですが、そこが面白いのであえてナウイドンの名前で記事を進めます。

死語の世界 「ナウい」とは?
  • 「ナウ」は「now(今)」ということ。
  • 「今風」という意味。
  • ファミコン世代、あるいはそれよりちょっと上が使っていた。

コライドン(過去)とミライドン(未来)が登場する話なので、その中間にある「今」をタイトルに入れたい……ポケモン映画なのでポケモンの名前も入れたい……
「今」は一瞬だけのもの、ということで「ナウイドン 刹那の輝き」としておきますか。「刹那の閃光」にしたいんですが、「光」は他の映画とかぶるので。

  • リコ・ロイ・ドット
    いつもの主人公たち。手持ちはニャローテ&テブリム(&テラパゴス)、ホゲータ&タイカイデン、クワッス&カヌチャン。
  • ナントカ博士
    ナントカシティで何だかよくわからんけどすごい発明をしている人。
  • カントカ助手
    ナントカ博士の助手。ドジっ子だけど悪役。
  • コライドン・ミライドン
    ナントカシティの予言で語られているポケモンたち。
  • モトトカゲ
    ナントカ博士のポケモン。

始まり

テラスタル研修でパルデア地方を旅しているリコたちは、立ち寄ったナントカシティでナントカ博士と知り合う。博士の研究所は丘の上にある。博士はたくさんの荷物を抱えて運び、連れているモトトカゲに乗らない。リコたちは荷物を運んで研究所まで行く。

研究所にはものものしい装置が据えられている。博士が研究しているものは何だかよくわからん技術でよその世界からエネルギーを引き寄せるゲート。
完成すればいろいろ便利になる。しかし博士がケガをしたせいで研究が遅れている。

カントカ助手によると、ケガの原因は乗っていたモトトカゲから落ちたこと。ケガをさせてしまったモトトカゲもショックを受け、人を乗せられない状態になっている。
助手は去り際に「失敗なんて誰でも怖いに決まっている」と思わせぶりに告げる。リコは陰を感じてゾクッとする。博士によると、助手は失敗ばかりのドジっ子らしい。

ロイやホゲータがモトトカゲに乗ろうとするが拒否される。モトトカゲは余計にショック。リコは優しぐ慰める。
空気が重くなったので、博士は興味深いものを見せると言ってリコたちを連れ出す。
それを助手がニヤリとしながら見送る。

助手さん、荷物持ちとして一緒にお出かけしてくれなかったの?

そういやそうだ……二心を抱く人物だからってことで……

伝説

ほこらがあり、何百年も昔の人が予言を残していた。「闇が迫るとき、2つの大きな輝きが現れ1つの小さな輝きと共に世界を救う」とか。
ほこらには台座のようなものが2つ。それぞれの下には赤い獣と青い獣の彫刻。博士によるとこの2匹は「コライドン」「ミライドン」と呼ばれていて、人間を乗せて運ぶこともあるポケモンらしい。
モトトカゲはコライドンとミライドンをあこがれの目で見上げる。本当は前のように人を乗せたいんだとリコは察する。

突如、遠くから轟音。研究所から黒い塊が浮かび上がり、こっちに近づいてくる。

黒い塊はタールのでっかい玉みたいなもの。その横にはいつもの何だかよくわからん浮く機械の玉ころがあり、研究所と助手を映す。助手は「ゲートは私が代わりに完成させました」「力は全て私のものです!」と博士に告げる。

映像の中でリモコンを操作すると、黒い塊がちぎれて見たことのないポケモンに変わる。ゲームをやっている人ならパラドックスポケモンだとわかる。ただし黒い粘土のような作りもの。偽ポケモンはリコたちを襲い、村を壊していく。
リコたちは手持ちのポケモンで立ち向かう。しかし数の差で押される。

ほこらの台座や彫刻が輝き、コライドンとミライドンが現れる。予言のとおりに助けてくれるらしい。ロイとドットが乗って偽ポケモンたちとバトル。
リコは博士と一緒に研究所へ戻る。黒い塊はどんなにちぎれても小さくならず、まるで内から湧いてきているかのよう。ゲートを止めないと敵が増えるばかり。

対決

リコと博士は偽ポケモンを倒しながら研究所へたどり着く。待ち構えていた助手はそんなこともあろうかと用意していた偽ポケモンをぶつけてくる。ウネルミナモとテツノイサハ(ゲーム内でサザレが居場所を教えてくれない2匹)の偽物。

ニャローテとテブリム、モトトカゲでは勝てない。博士は助手に「どうしてこんなことを」と叫ぶ。助手は「私は過去にいくつもの失敗を繰り返してきた」「きっとこれからも同じ事が続く」「こんな世界は消えてしまえばいい」と絶望した顔で返す。
モトトカゲは助手の言葉に目を見開く。その隙にウネルミナモたちが出した黒いエネルギーに飲み込まれて倒れる。

助手はゲートを更にコントロールしようとするが、暴走されてしまう。ウネルミナモとテツノイサハの偽物はくっついたりちぎれたりを繰り返しながら爆発。天井が崩れて助手は押しつぶされる。

博士は青ざめながらもゲートを止めようとする。しかし装置の核部分がない。それを壊さないと止められそうにない。
壊れかけたモニターに戦うロイとドットと黒い塊が映っている。映像が消える寸前、黒い塊の中に核部分が見える。

リコはスマホロトムでロイたちに核部分のことを伝えようとするが、ドンパチのせいで電波障害が発生してつながらない。引き返そうにもさっきの爆発で出入り口がふさがっている。
このままだとリコと博士も助手と同じ運命に……モトトカゲは博士との思い出やリコに慰められたことを振り返りながら奮起し、自分を包んでいた黒いエネルギーを食い尽くす。

覚醒

ロイとドットはさすがに追い込まれようとしていた。そこにリコたちが戻ってくる。リコと博士は失敗の過去を振り切ったモトトカゲに乗っていた。
モトトカゲは様子がおかしく、体がわずかに光っている。進化するときの輝きに似ている。コライドンとミライドンが呼びかけると輝きは強まる。

博士がモトトカゲを降り、リコ・ロイ・ドットとモトトカゲ・コライドン・ミライドンで一気に最後の攻撃を仕掛ける。モトトカゲはすてみタックル、コライドンはアクセルブレイク、ミライドンはイナズマブレイクで黒い塊にぶつかっていく。

しかし黒い塊は膨らむばかり。3匹は押し返される。もう駄目かというところでモトトカゲの輝きが最高潮に達し、姿が一瞬だけナウイドンに変わる。
3体の攻撃によりゲートの核部分が壊され、黒い塊も偽ポケモンも消える。

結末

コライドンとミライドンはリコたちに別れを告げて消えていく。
モトトカゲはもう元に戻っているが、最初に会ったときとは顔つきが違う。
リコたちは再び旅立ち、博士とモトトカゲが見送る。完。

エンディングでは「博士を以前のように乗せているモトトカゲ」「ポケモン映画なので運よくがれきの下から助け出される助手」「お灸をすえられたりこき使われたりする助手」「ほこらに彫刻が1つ増やされる」などの場面が出てくる。

この長い文章、誰が読むんですか?

こんな感じでどうでしょうか。

  • どうせネット対戦には出られないので無茶苦茶な性能にしてもいい。
  • 普段はモトトカゲの姿。
  • タイプはドラゴン・ノーマル。
  • 特性でバトル中に1回だけナウイドンになる。テラスタルは使えない。
  • ナウイドンのときは攻撃能力やたら高め。すばやさは高め。耐久力は低め。
    わかる方の言い方をすると「H70 A200 B50 C200 D50 S130 合計700」。一瞬しかもたないので普通の幻のポケモンより多めで。
  • 専用技はこうげきととくこうの高い方を使う。タイプはドラゴンとノーマルの有効な方を使う。弱点を突きにくいがフェアリーやノーマルに止められることもない。プリン系とルリリには無効。

姿を変えたときにまもるを使われたら……

「前売り券を買ってナウイドン」「劇場に行ってウネルミナモかテツノイサハ(ソフトによって変化)」というのを考えたんですが、ナウイドンは物語自体を見ないと「どうして一瞬しか変わらないんだろう」となってしまいそうです。

好きなように書きましたが、本家本元の方々が新しい映画を作ってくださるのが1番です。
興行収入が減りつつあったのかもしれませんが、リコロイ編が面白いですし……再開してもらえたらうれしいです。

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