イージーモードを選ぶ理由 ~人生じゃなくてゲームなんだし~

Easy-Mode ゲーム雑談
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  • この記事に書いてあること
    ときにはイージーモードがオススメ。
    オススメする理由。

ゲームによってはイージーモードというものがあります。これを選べばゲームが簡単になり、サクサク進められるようになります。
これを選ぶことに抵抗がある方も結構います。そう考える理由は、イージーモードに恥ずかしさがあるとか選ぶと負けたような気がするとか。

一方、僕は必要とあれば普通にイージーモードを選びます。
恥ずかしいというのは他人の目を気にする行為で、負けた気がするというのは自分の目を気にする行為。人に迷惑をかけるわけじゃないのならこだわらなくてもいいと思います。

昔のアクションゲームやシューティングゲームでは「イージーモードを選ぶと途中までしかできない」なんてのがあったような……

今はイージーモードを選んでもデメリットなしのことばかりのような気がします。

今回は、僕が考える「イージーモードを選ぶ理由」についてまとめます。

難しさを突破することに楽しさを感じる方はハードモードやそれ以上のモードを選んだらいいと思います。
YouTubeとかに「最高難易度突破!」なんて動画があると僕は「すごいことをする人がいる!」と驚き、そこまでやり込めることに尊敬の念を抱きます。

しかし、自分でそこまでやろうとは思いません。
なぜなら、僕にとっては難しさよりもずっと楽しみたい要素があるからです。

分かれ道

物語

作中でどんなトラブルが起きたか、主人公たちがどんな行動を取ったか、作中世界がどんな動きを見せたか……僕はそういった物語の流れに集中したいです。

難易度が高くてボスキャラを倒せなかったりすると、「いいから早く先の展開を見せてよ……」という気分になってきます。

主人公たちの成長

ストーリー的に主人公たちの精神的成長があったとかじゃないです。レベルが上がったとかスキルを覚えたとかです。

ゲームによってはレベルアップすることで魔法や特技を覚えたりスキルポイント蓄積でスキルを習得できたりします。
魔法や特技がたまっていくことにはコレクション的な楽しさがあります。スキルを習得していくことにも「どういうスキルを選ぶか」と考える楽しさがあります。

雑魚キャラが強いとレベル上げしづらくなってしまいます。だからレベル上げのときだけ難易度を下げるのもありだと思います。そしてノーマルモード(あるいはそれ以上)で成長具合を吟味すればいいです。

ある日、僕は同業者とこんな言葉を交わしました。

「大人ってのは面倒だな……」

「大人ってのは」と付けたのは僕たちが大人だからに過ぎません。大人にせよ子供にせよ、それぞれに大変なことを持っています。

はたから見てどれだけ気楽そうでも悩みを隠しているだけかもしれません。だから「お前は気楽そうでいいな」なんて下手に言うのはやめておいた方がいいです。

ゲームは娯楽です。「難しい……全然進めない……」なんてことでストレスになったら、楽しみたいのか苦しみたいのかわからなくなります。
大変なのは現実だけで十分。娯楽で大変な目に遭うのはどうなんでしょうか。

もちろん苦労した果てに「やっと勝てた……!」となる楽しさはわかります。そうなるプラスの面とそこへたどり着くまでのマイナスの面を比べてどっちの方が大きいかは人によりけりです。

昔は娯楽が少なかったと思います。しかし時代が進むごとにどんどん付け足され、今は娯楽が飽和した状態です。

つまり、1つの娯楽に囚われるのではなくサクッと終わらせて2つ目3つ目と次々に進めていきたいんじゃないでしょうか。難易度を下げればそれがやりやすくなります。

僕より若い方々の言葉に「タイパ」というものがあります。タイムのフォーマンスということで、短い時間でガッツリ楽しめれば「タイパがいい」ということになります。
娯楽がたくさんあるんだから当然の発想だと思います。娯楽を作る側もタイパのいいものを出せば次々に消費してもらうことができていいんじゃないですかね。

つかれたマン

理由3は「娯楽でいそがしい」ということでうれしい悲鳴みたいなものですが、こっちは「娯楽以外でいそがしい」という話。全然うれしくありません。

人間、年齢を重ねるといそがしくなります。
小学生のときは学校に通うだけだったとしても、
中学生になると部活を始めるかもしれません。
高校は遠くまで行くことになって通学の時間がかかるかもしれません。
大学だと就職活動が、社会人だと仕事が……
という具合。

社会人が「うちに帰ったらひたすら眠るだけ」なんてのもまれに聞く話。それじゃ難しいゲームなんてやろうとすら思えません。しかし難易度を下げれば遊べるかもしれません。

「イージーモード」という選択肢があり、選ぶとこっちから与えるダメージが増えて敵から与えられるダメージが減る……という場合もあればもっと別のやり方の場合もあります。コンフィグで調整できるとか。

コンフィグで調整する場合の例
  • 敵とエンカウントしないようにする。
  • バトル後にもらえる経験値、お金、スキルポイントなどを増やせる。
  • 所持金がいきなり最大になる。
  • レベルがいきなり最大になる。
  • こっちから与えるダメージが常に最大になる。

個人的には「経験値、お金、スキルポイントが増える」辺りが好きです。これなら成長させることを早めに楽しめるので。

難易度設定が全てのゲームに備わっているわけじゃないです。その場合はセルフで難易度を下げるのがいいです。

レベルを多めに上げる

レベルをしっかり上げて先に進めば戦闘が楽になります。

ファミコンのドラクエ2が難しいとよく聞くんですが、僕は詰まった記憶が全然ないです。それはレベル上げをしっかりやって石橋を叩いて渡るようなプレイをしていたお陰だったんじゃないかと思っています。

攻略サイトに頼る

昔は攻略情報と言えば攻略本か友達に聞くかでした。
今は「○○○○○(←ゲーム名) 攻略」で検索すればかなりの確率で攻略情報が出てきます。便利な時代になったものです。

難点はネタバレを食らってしまうかもしれないこと。例えばゼノブレイド2でブレイドの情報を調べたら(ネタバレなので以下略)。

やっぱり娯楽は娯楽だと思います。息抜きとして最大限に楽しむ方法を模索するのは重要であり、難易度を調節するのはお手軽な手段だと思います。

最後に有名漫画キャラの名台詞を挙げ、この記事を終えたいと思います。

「オレは戦うのが好きなんじゃねえんだ……勝つのが好きなんだよォォッ!」
「どんな手をつかおうが……最終的に……勝てばよかろうなのだァァァァッ!」

悪役の台詞では駄目でしょうに……

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