- 先に結論
ご存じオルランドゥは強い。
最初からいる仲間は育成しやすい。
とがったところを持つ仲間もいる。
FFタクティクスには何人もの仲間キャラが登場します。
今回はイヴァリースクロニクルズ発売前の予習復習としてキャラたちのTier表を作ります。
ルール
- PSP版(獅子戦争)じゃなくPS1版を基準にして考える。イヴァリースクロニクルがPS1版寄りみたいなので。
- 最強かどうかだけじゃなく使いやすいかどうかも考える。
- 個人的な感覚で決める。
- しかし世間の空気もいくらか読む。

獅子戦争の印象に引っ張られるところも出てしまいそう。
先にTier表

大抵のプレイヤーはSS~Aで進める、という方針で並べています。
仲間キャラのおすすめランキング
SSランク シドルファス・オルランドゥ(シド)
FFTは有名なゲームなので「やったことがない人にも知られていること」がいくつか存在します。
1番目は台詞の「家畜に神はいないッ!!」。
2番目は「シドがやけに強い」「FFシリーズ最強のシド」ということです。もはやバランスブレイカー。
シドの固有ジョブは剣聖。アビリティは「全剣技」で、アグリアスやガフガリオンの聖剣技や暗黒剣、そしてメリアドールの剛剣を使えます。つまりアビリティの面で言えば3人の上位互換。
しかも最初に装備しているのはエクスカリバー。FF5のエクスカリバーは「エクスカリバーって実はそんなに強くない(よく吸収される、もっと強い武器がある、などの理由)」と言われることもありますが、FFTのエクスカリバーは普通に強力な武器です。特にいいのは自分にヘイストがかかること。
元は「最初は強いけど、高齢なのでレベルが上がるごとに弱くなる」という案もあったそうです。しかしそれだとプレイヤーがお助けユニットとして使えない……そういうわけで弱体案はなしになったんだそうな。
Sランク レーゼ・デューラー
最初はホーリードラゴンの姿。そのときは使いにくいユニットという印象。
元に戻るとお姉ちゃんの姿。大人しそうな人ですねと思ったらパラメータの成長度が高く、肉弾戦で暴れて敵を倒していくよくわからん人へと進化します。
ブレス攻撃もできますが、直接攻撃で戦った方が強いです。支援アビリティはドラゴンオンリーなのが残念なところ。
Sランク ベイオウーフ・カドモス
元のジョブはテンプルナイト。FFTには「○○ナイト(○○騎士)」という職業がいろいろあります。
テンプルナイトを直訳すると神殿騎士ですが、ベイオウーフのアビリティは「魔法剣」。どっちかというと魔法騎士では……
聖剣技だの暗黒剣だの使うオルランドゥも魔法剣は使えません。
魔法剣チキンは受けた相手のBraveを下げる効果。敵に使って無力化するもよし、味方に使ってアイテム探しキャラを作るもよし。
A+ランク アグリアス・オークス
序盤から仲間になる女騎士。元のジョブはホーリーナイト。
移動速度は低めですが、聖剣技なら離れたところにも攻撃できます。
パラメータはそれほど高くない、という話も聞きます。しかしアグリアス最大のメリットは序盤からいて好きなように鍛えられること。育成で強化できるゲームとしてはそれだけだかなり強いはず。
女性キャラなので香水を装備できるのもいいところ。リレイズのシャンタージュ、ヘイストのセッティエムソンなど。
最大のデメリットは上位互換のオルランドゥが後から登場すること。アグリアス好きは逆にオルランドゥからエクスカリバーをもぎ取ってアグリアスに持たせますが。
Aランク ムスタディオ・ブナンザ
ムスタディオもかなり早いうちから仲間になるキャラ。元のジョブは機工士。
「狙撃」で足を打てばドンム(移動禁止)、腕を打てばドンアクト(行動禁止)。先に進むと効かない場面も増えますが……
普通に銃を撃つだけでも遠距離攻撃ということで便利です。
FFTの仲間キャラは前衛が多いような。一方ムスタディオは後衛。アイテム士、白魔道士と育てていくのも面白いです。
獅子戦争では上位互換と呼ばれるキャラが登場し、存在感が薄く……
ムスタディオがいないと始まらないイベントもあります。アグリアスをヒロインキャラとするならムスタディオは相棒キャラ。
Aランク ラムザ・ベオルブ
ラムザは仲間じゃなくて主人公ですが、この辺りに入れておきます。
必殺剣みたいなものは持っていなくても「エール」「はげます」「さけぶ」は便利です。アルテマがもっと強ければ……
最初からいて育てやすいのもいいところ(これは当たり前のことですが)。
ラムザの強みは剣や魔法の腕前じゃないと思うんですよ。仲間を支えること、あるいは逆境の中にいながらも仲間を引き付けること、ということで。
ワンピースでミホークがルフィに関して「(ルフィは)その場にいる者を次々と自分の味方に付ける」「この海においてあの男は最も恐るべき力を持っている」と考えていたじゃないですか。あれと同じです。
A-ランク 汎用キャラ
自分で作った汎用キャラ、ラッドたち名ありのモブキャラはこの辺りで。
最初から仲間入りさせられるし、儲け話を受けられるし、後衛を任せることもできます。
B+ランク メリアドール・ティンジェル
終盤に仲間になるキャラ。元のジョブはディバインナイト。
「剛剣」で敵の装備を壊しながらダメージを与えます。希少な装備が壊れると「もったいない!」という気分になりますが。
仲間になる経緯はかなりドラマティック。しかし仲間になるのはかなり遅い時期で、「剛剣」を使えるオルランドゥが先に仲間入りしています。つまりメリアドールは下位互換キャラと思えてしまうことに……
獅子戦争では「剛剣」が使いやすく強化されました。しかしそれはメリアドールだけじゃなくオルランドゥの強化でもあります。
どっちかと言うと味方になる前の方が存在感あるかも……
Bにしたのは仲間になるのが終盤だからでもあります。もっと早く加入するならもっと上です。
Bランク クラウド・ストライフ
FFをやったことがない子でもスマブラのお陰で知っていることもあるキャラ。
元はFF7の主人公で、FFTでの初期職はソルジャー。
FFTでもFF7のときの必殺技を使える! というのはいいんですが、こっちだと使いにくいです。
仲間になったときのレベルも1。だからといって鍛えていると、敵キャラの強さも上がっていきます。
仲間にするために手間がかかるのも難点(獅子戦争では緩和)。クラウドは元のゲームで活躍してくれれば十分ということで……
Bランク 労働八号
ロボットキャラ。エネルギー源として伝説のアイテムを使っているので、もし敵側に捕まったらえらいことになります(そういうイベントはないですが)。
魔法が全く効かないのはいいところでもあり困るところでもあります。敵からかけられる攻撃魔法を無効化できるのはいいですが、味方の回復魔法まで無効化されると……
労働八号で特筆すべきは仲間になるときのイベント。いつもシリアスな表情ばかり見せているラムザのゆるい一面を垣間見ることができます。
Cランク ラファ・ガルテナーハ
中盤で仲間になる兄妹の妹さんの方。元のジョブは天道士。ただしそのジョブの技能は使いにくい方です。
上の方で「仲間キャラに後衛が少なくない?」と僕は書いています。しかしそれは誤解じゃないでしょうか。
後衛キャラが少ないと感じるのは、兄妹が仲間になる辺りで「仲間の枠が足りない……」「じゃあ、ラファとマラークを除名しよう」となりやすいからでは。
Cランク マラーク・ガルテナーハ
中盤で仲間になる兄妹の兄貴の方。元のジョブは天冥士。こっちもまた使いにくい職です。
この記事を書くにあたり、ラファとマラークではどっちの方が強いだろうと考えました。
どっちもどっちな気もしますが、後衛キャラと考えれば若干足の速いラファの方が上じゃなかろうか……
まとめ
今回はPS1版を基準にして考えました。しかし獅子戦争を基準にしたらもっと違う結果になったはず。
新しく登場するイヴァリースクロニクルズでも新しい感想が出てくると思います。
コメント